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◇◇◇◇◇
「ユメ!」
わー、濃厚なキスや。
いつもと同じやのに、同じやない。
なんか微妙にぎこちない。
というか、幼女のカグヤ様とはキスもはじめてか。気持ちが40歳なんで、悪いことしてる感じがする。
「カグヤ様!緊張してます?」
「あほ!そんなこと聞くな!」
「このあと、するんですね。実は僕。したことないんです。だから、よくわからないんですけど。」
「うちもはじめてや!そんなん気にするな!なんとかなるわ。」
「そうなんですか!2700年もですか?」
「そうや!すごいやろ!」
ある意味すごいです。理由はわからないですけど。
「あとこれ、みんながいるんですけど、こんな特殊な環境でいいんですか?」
「せやな。それはちょっと思ってたんやけどな!」
「えー♡そこ気にするの?私もしたことないんで、ちゃんと見とかないと!」
「はい、私もです。見ておきます。」
「そうなんだよ!見ておくんだよ!」
「私もしたことないんで☆見ます。」
「そうですね。ここはどんなものか見せていただかないと。」
みなさんも経験なしなんですね。
誰もわからないと。
逆に気が楽か!
もう出て行ってとはいえないし。
今更恥ずかしくはないんだけど、こういうのって、雰囲気とか気にしないんかな?
「カグヤ様はどうですか?みんながいても大丈夫ですか?」
「まあ、しゃーないな。ほんじゃ、いっちょやるか?」
この人に雰囲気とか、考えなくていいんとちゃう?
「はい、優しくお願いします。」
「それ、こっちのセリフやろ!」
たしかに!
とか言いつつ、喉乾いて来た。緊張してるんかな?
一応、知ってる知識を総動員して、やってみます。すべてAVのおかげです。めっちゃ見ましたから。それしかないでしょ!
「あ!ユメ!お前、知らんとか言うてめっちゃ知ってるんとちゃうか?ものすごい気持ちええんやけど。はん!」
「あ!するのははじめてなんです。でも、するところは、めっちゃ見たことがあるんです。それを真似してるというか。」
「そうか。ええで!めっちゃええで。はん!」
なんか、みんなでガン見なのも恥ずかしいし、いいと言われるのも、逆にめっちゃ恥ずかしいんですけど!
「ユメ!ええわ!ものごっつええわ!」
幼女が悶えてる!これはあかん!
「ユメ!そろそろ来て!」
ついにこのときが!40年の童貞生活にピリオドを打つ日が来るとは。
「カグヤ様!行きますよ!」
う!ナンジャコリャー!
うおー!気持ちええ!!
「カグヤ様!大丈夫ですか?」
「うん、問題ない。」
「痛くないですか?」
「うん、問題ない。」
「動きますよ。」
「うん、問題ない。」
うおー、たまらん!気持ちいい!止まらん!
腰が止まらん!
わいは猿や!プロゴルファー猿や!
みんながガン見の中、カグヤ様の吐息だけが聞こえる。ものすごい光景や!
「カグヤ様!もうダメです!」
「うちももうあかん!」
「出ます!」
「「あ゛ーーーーーーーーーーーーー!!」」
気絶寸前。魂持ってかれた。
2人とも、放心状態で身動き取れず。
祝!脱童貞! ビバ!脱童貞!
テッテレー!心のレベルアップの音したわ!
「はー、ユメ!すごいわ。ものすごいわ。比べもんにならん。」
「カグヤ様!すごく良かったです。卒業しちゃいました。ありがとうございます!」
「カグヤ様!そんなにすごかったの?」
「そうやな。まさに昇天って感じや。」
「へー♡いいなあ!」
余韻に浸りつつ、まったりモード。
なんか、体に変化があるのがわかる。
見てたみんなが、我慢出来なかったのか、密着してきた。動きが怪しいと思ったら、モニカが、はむっ!って!
「ちょっと!モニカ!さっきお風呂で2回したやろ!」
「だって、刺激が強すぎて。もう1回だけ♡」
まあ、僕は全然いいんですけどね。
このあと、3巡目に突入しました。
◇◇◇◇◇