この作品はいかがでしたか?
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episode.6「君だよ。」
et side
et「ちゃんと渡せた?ネックレス。」
ya「おう!ちゃんと理由つけて渡した!」
良かった…これで渡せてなかったら、私まじya君の事嫌いになってたわ。
et「お前も一応男なんだな…」
ya「どう言う意味?( ゚д゚)」
すごい顔、hr君みたい。
et「…で?私のところに来た理由、それだけじゃないでしょ?」
ya「あ~…うん、」
幼馴染パワーすご。ya君が私の所に来る時は、大体何か不安なことがあった証拠だ。
ya「いや、なんかさ……やっぱnaさん、jpの事好きなんだな~…って改めて実感してさ…」
et「…おーおー、悩める少年。何があったんだい?」
ya side
プレゼントを渡し終えて教室に戻ろうとした時、横目にjpとnaさんが喋っているのが見えた。
思わず足を止めて、自分でも「ストーカーみたいだな。」とか思いながら、こっそり二人の様子を伺った。
na「…~…」
jp「~……~?」
na「~!」
naさんは先程渡したネックレスをjpに渡して、何かを話していた。
よく聞き取れなかったけど、話の内容は次のjpの行動でなんとなくわかった。
jp「~~…」
jpはnaさんの後ろに回って、俺の渡したネックレスをnaさんに付けてあげてた。
無駄に二人とも顔が良いから、絵になってて、その様子に少し左胸が痛く感じる。
na「~!」
その後に見聞きしたものは、「似合ってるよ」って恥ずかしげもなく言うjpと、少し恥ずかしそうに笑うnaさん。
思わずその場を急足で離れた後も、 心のモヤモヤは晴れなかった。
et side
et「なるほどねぇ…」
ya「ッでもさ…」
少し間があった後、ya君はゆっくり口を開いた。
ya「…やっぱ、諦められないなって…」
ya「ネックレス渡した時に、喜んでくれたの見て」
ya「この人じゃなきゃダメだって…!」
少し涙ぐみながら話すya君の背中をなでる。
et「その気持ちわかるよ。」
ya「……etさん恋とかしたことあるんた」
et「ん~…………まぁねぇ」
こちとらya君が恋する何年も前から片思いですけどね。
ya「誰…、?」
et「…知りたい?」
ya「うん。」
et「鈍感な人。」
ya「…えぇ、それじゃわかんないって」
et「…わかんなくっていいよ。」
君だよya君。
私こそ、君以外にありえないんだ。
ねぇ、早く諦めてよ。
これ以上私を苦しめないで。
……なんて、傲慢なだけだね。
next…♡100
投稿ギリギリでごめんなさい!
コメント
2件
ゆあんくん早く諦めてえとさんに惚れるんだ!そっちの方が幸せになれるぞよw