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※utshaです。🚬😈
※当方関東在住です。
※捏造に捏造を重ねてるため危険を感じたらすぐブラウザバックしてください
※特に何も考えずに読んでください。
・・・
「シャオちゃんただいま」
「おかえりー大先生」
帰ってきたことを知らせる声をかけると出迎えの言葉が返ってくる。
少し前から同棲を始めている恋人のシャオロンの声が、家に帰る度聞こえることが嬉しくてたまらない。
「なぁ俺今暇やねんゲーム付き合ってや」
「全然ええけど、俺でええの?いつも下手やー言うてるやん」
「今日はガッツリの気分じゃないから別にええの。それに他の奴らとやるとお前嫉妬するやろ」
「それはそうやな」
ソファに座ってるシャオロンに手招かれて律儀に1人分空いてる隣へ腰を下ろす。
「んじゃ始めるな」
「おー」
この近さは付き合う前までは無かった距離感だ。楽しげに笑うシャオロンを横目に幸せを噛み締める。
近状の話だとか撮影のこととか、お互いに心地良い早さで話しながらしばらくゲームを進めていった。
それにしてもこいつほんま顔整ってんなぁ。
「…ん、何?なんか顔に付いとる?」
「あぁごめんやっぱ綺麗な顔やなって思って」
「いや恥ず…ありがとう…?w」
と言ってにへっと笑うシャオロンの愛しさに耐えきれず彼の頭に手を乗せて優しく撫でる。
「ほんま可愛ええお前ずるいわ」
「恥ずいってやめろやw」
「ごめんごめんw」
「キリ良いし一旦止めるか」
「おっけ分かった」
ゲームの手を止めるとシャオロンが手を重ねてくる。特に言葉を発する訳でもなく指をなぞったり握ったりといじって遊んでるようだ。これが彼なりの甘え方であることは分かっている。
「…あのー、シャオちゃん?」
「ん、なに?」
遊ばれてる手に落としていた視線をふとシャオロンの顔まで持っていくとほのかに赤くなっていて、唇をじっと見つめる彼が目に入る。
どこか物欲しそうな、そんな顔。
「ほんま、素直じゃないんやから」
シャオロンの頬に手を添えて、そっと撫でながら唇が触れる程度の軽いキスを落とす。
キスの瞬間にきゅっと目を瞑る彼の反応が可愛くてついちゅ、ちゅ、と回数を重ねてしまう。何回かしたあと、耳まですっかり赤くなったシャオロンが腕を首に回すので次は深めのキスをする。終える頃には蕩けた顔を見せるシャオロンに、ここじゃお互いちょっとしんどいし、と枕詞をつけてから
「ベッドいこっか」
と声をかけ、こくんと頷く彼を抱きかかえて寝室へと向かった。
・・・