/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
タイトル、作家名、タグで検索
ストーリーを書く
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！
水筒の蓋を開けて
一輪の花に注ぐ
この星は砂漠化が進んでいて
こんなに綺麗な花は初めて見る
僕は汚い手で花を愛でると
花はいじらしく揺れた
さらに水筒の水を与える
心做しか元気になってくれた気がした
次の日も、その花の元に出かけた
僕は水を与えた
花は昨日より明らかに力強く
凛々しくそこに生えていた
僕は汚い手で花を愛でた
次の日も僕はこの花を見た
今までの水筒の水はもうないので
僕は新しく水筒を出した
花はより一層美しくなる
僕は汚い手で花を愛でた
その次の日も 僕は
水を与えた
そこには僕以外に水を持った女の子がいて
僕を見て最初は震えていたが
直ぐに理解して花について語ってくれた
初めて好きなことを話した
あの花は元々彼女の花で
どうしてもと会いに来たのだろう
その次の日も花と彼女に出会った
愛する者たちは元気そうだった
僕は花を毟った
彼女は僕を殴ると
涙を浮かべて帰っていった
その次の日は私が花を見に来た
元々花のあった場所で
彼はポケットに綺麗な花を入れたまま
銃で撃たれて殺されていた
敵国の化け物とまで恐れられていた兵士
彼は汚い手で私と花を守った
私は彼の手で花を愛でた
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ