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テラーノベル(Teller Novel)
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更新に間が空いてしまったのでとりあえずここにぼつ投げときます



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いや、ほんとにここどこだ……

とにかく歩こう。そうすればいつは辿り着く……



いや辿りつかんな。1時間程家を探して歩いているが、目の前にあるのは路地裏……

「いやなんでだよ……」

「……」

ウワなんかいる!?!?ゆゆゆ幽霊か……!?

「誰だ、お前」

うわぁなんか話しかけてきたぁ!?

「話しかけてきたってなんだよ。アンタ、オレ狙ってんの?」

狙う……?狙うって何だろう……あ、恋的な意味?

「いや、顔も見えない初対面の人を狙ったりしないから安心してください。」

「何か勘違いしてねぇ?」

「安心してください。」

あ、そうだ。この人に道教えて貰えるかな、ダメ元でも聞いてみよう。

「すみません。ここどこですか?出来れば武蔵神社の方まで案内して頂きたいです。」

「武蔵神社?どこそれ。初めて聞いた」

「え、渋谷の中ではかなり有名な場所だと思うんですが……」

「渋谷?ココ、六本木だけど。」

「ろろろ六本木!?え、渋谷歩いてたはずなのに……??」

まさかの六本木。

流石に方向音痴にも程があるだろう、渋谷から自分の家に帰ろうと歩けば迷子になり現在地は六本木……なんて。

これは前世から引き継がなくてよかったのにな

「ふ、はははっ」

すると急に目の前の人は爆笑しだした。今までの会話に何か笑うような所はあっただろうか?変な人だなぁ…と考えていれば目の前の人が何かを思いついたように喋りだした。

「…?」

「うし、じゃあ渋谷まで送ってやるよ」

急に目の前の人が神々しく見えてきた。変な人なんて思ってごめんなさい。貴方は神様です。

「歩き、だと渋谷まで40分程度か……キミ、ここに来るまでどのくらい時間かかった?」

「え、えっと……1時間くらい……?」

「そんなかかったのかよ…てか、どこ行こうとしてたン?そんなに迷子になりやすい場所とかあんの?」

「自分の家に帰ろうと思ってたら……迷子になってて。歩いてたら帰れるだろうって思ってたら気づけばここで」

「方向音痴にも程があんだろ…まぁいいや、とりあえず行こ。」

「はい、ありがとうございます……それは自分でも思ってます」

「ハハっ。」

そうして灯りの灯る場所へと移動すると目の前の人はフリーズした。

なんだ……?

というか、今初めて目の前の人を見たけれどかなりイケメンだな。だから「狙ってる」か。まぁ初対面の人を狙ったりなんてしない…あぁ、一目惚れとかあるのか。一目惚れとかなんか憧れるよね__って、私が憧れてるのは一目惚れされる側なんだけど。私はベタな展開が好みなのだ。

「か、」

いやどしたんだこの人。なんか顔赤くなってない?

「大丈夫っすか?」

ってえぇ!?よく見たらこの人血ついてね?大丈夫か色々?!

「あ、「竜胆じゃん。帰り?」

「兄ちゃん……」

ん?竜胆?なんか聞いたことあるよう……はは灰谷兄弟!!!!?六本木のカリスマぁ!?一声かければ100人が集まる!?

ててててか灰谷兄弟って梵天幹部だったよな……ウワ関わりたくねぇ……





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ここまで書いてから「いや、灰谷兄弟とはなんか別の場所で出会わせたいなぁ。」と思った為路地裏で出会う人を変更しました(3話)

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