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続き書きます
今回は結婚式当日の話です
「夜明けのコンビニ」隣に居させてください
小さなチャペル。
招待客は限られたごく身近な人たちだけ。
スモークガラス越しに、やわらかい昼の光が差し込んでいた。
ジヨンは白いシャツに黒のセットアップ。
スンリはネイビーのタキシード。
派手じゃない。でも、ものすごく綺麗だった。
音楽が流れはじめると、
ふたりは、ゆっくりとバージンロードの中心に立った。
式次第に沿って、牧師が静かに促す。
🧑💼「誓いの言葉をどうぞ」
最初にスンリが口を開く。
⸻
🐼「ジヨンヒョンへ。
俺は、最初ヒョンの背中をずっと追いかけていました。
いつか追いつきたくて、
でもずっと遠くて、
でもある日、気づいたんです。
“ヒョンは、待っててくれてたんだ”って。
この日を迎えられたのは、
あの日、俺のことを『家族だ』って言ってくれたヒョンのおかげです。
これから先、どんなことがあっても、
俺は、ヒョンの隣に立ちます。
笑う時も、沈黙の中も、
ステージの上も、降りたあとも。
どうか、俺の人生の“いちばん近い場所”にいてください。」
⸻
会場は静かで、誰も息を飲むように聞いていた。
そして、次にジヨン。
一度だけ深く息を吸って、目を閉じる。
🐲「スンリへ。
最初は、“この子、何なんだろう”って思ってた。
どこまでも明るくて、無防備で、でも人の気持ちには敏感で。
気づいたら、ステージでお前を探してた。
打ち上げの帰り、お前と歩いて帰る道が、
いつの間にか俺の“日常”になってた。
俺は、たぶん弱い人間です。
気まぐれで、孤独を選びがちで、勝手に壁を作る。
それでも——
お前だけは、いつもノックしてくれた。
ちゃんと俺を“外”に連れ出してくれた。
ありがとう。
これから先、
俺が笑えてない日には、お前が笑っててください。
お前の声が、俺の支えです。
愛してます。」
⸻
その瞬間、ヨンベがこっそり涙を拭いた。
テソンが隣で「泣くの早すぎ(笑)」と小声で突っ込み、
T.O.Pはずっと真っ直ぐ、ふたりを見つめていた。
そして——
指輪の交換。
ふたりは、目を見て、互いの薬指にそっと指輪を通す。
キスのとき、ジヨンが思わず笑ってしまって、
スンリが小声で「なに笑ってんの」と言う。
🐲「いや、なんか、全部夢みたいで」
🐼「夢じゃないよ。これ、ずっと見てきた未来」
そのまま、優しく唇を重ねる。
拍手の中で、花びらが舞い落ちる。
もう誰にも隠す必要のない、“ふたりの人生”が、始まった。
うわー自分で作ったけどめちゃくちゃ好きこの話‼️(自意識過剰)
リクエスト募集してます
フォローといいねお願いします
じゃあね