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私の名前は佐藤瑠奈。今年の春、地元の中学校に入学したばっかの中学1年生。
突然だが私は、隣の席の鈴木颯馬に恋をしている。颯馬は、成績優秀、スポーツ万能で優しいとても紳士な人。そんな颯馬にはファンがたくさんいた。私が颯馬に惚れてしまったきっかけは、2年前、、、小5のクラス替えで私と颯馬は初めて同じクラスになった。しかも席は隣同士。始業式が始まる20分前、私は幼なじみの神童亮介と話していた。「またお前と同じクラスかよー!」「これで5年連続。これ先生たち何か仕組んでるんじゃない」「確かに、ありえる」と言う会話をし、始業式の準備をするために私は自分の席へ戻った。私の机の横になにか落ちてる、何か気になった私は拾い上げた。落ちていたのは上靴袋だった。誰のか気になった私は名前を確認した。そこには《鈴木颯馬》と書かれていた。隣で支度をしていた颯馬に私は勇気を出して話しかけた。「これ鈴木くんの?床に落ちてたよ。」「拾ってくれてありがとう!えっと、名前は?」「私は佐藤瑠奈」「俺は鈴木颯馬。同じクラスになるのは初めてだよね。1年間よろしく!」「よろしく、、、」始業式の5分前、みんなが体育館に移動を始め、私は友達の松本理恵と一緒に体育館へ向かった。始業式は意外と早く終わり、教室へ戻った。新学年になったから新しい教科書を取りに行くために、私と理恵、亮介、颯馬の4人が先生に呼ばれ教科書を取りに行った。亮介は文句を言いながら理恵と一緒に先に教科書を持っていった。私と颯馬はあとから亮介達を追うように教科書を持ち教室に向かった。教科書を持ちながらの階段足元がよく見えなくて怖いなと思いながらも運んでいた。そしたら颯馬が「俺に半分貸して。」「足元見えてないんだろ。」と言い私の持っていた教科書を半分持ってくれた。教室に着き、自分の席に座った。颯馬にさっきのお礼しないと、と思い私は颯馬に話しかけた。「鈴木くんさっきは教科書持ってくれてありがとう。」「いいよあれぐらい、あとさ鈴木くんじゃなくて颯馬でいいよ」「うん、わかった。」それからなんやかんやで1ヶ月が過ぎていた。今日は初めての席替え。先生がクジを持ってきていた。みんながクジを引き終わったら机の移動が始まった。私は移動が終わり新しい席から外を眺めていた。そうしていると、隣の人に話しかけられた。振り向いたら颯馬がいた。「また隣りだね。またよろしく」「うん。よろしく颯馬」 次の日 今日は私の苦手な算数がある日。私はとにかく算数が苦手であった。そんな憂鬱な気持ちのまま算数の授業になってしまった。私は計算問題で分からなくなって1人で考えていると、隣から颯馬が声をかけてきた「大丈夫?分からないとこでもあった?」「ちょっとここの計算問題が分からなくて、、、」「ああ、ここはこうやるんだよ」とわかりやすい説明をしてくれた。
私は優しい颯馬にだんだん惹かれていた。
それから私は2年間も片思いをしていた。