玲流side
こったんのまさかの発言。でも…彼女の推測が外れたことは今までで一度もない
「そうなると相当なハードスケジュールだね…」
翔さんがしゆんさんとばぁうさんの腕を引っ張って自分の方に寄せる
そのままてるとさんと目を合わせて楽屋への道を進む
「…信じるよ。少し調べてみるから逐一連絡するね♪」
ふわっとピンク色の髪を揺らしてこちらに微笑む。彼女の笑顔に偽りは感じられなかった。…炎上関係なしに自分達の好きな道を選ぶグループって言われてただけあるやん
「ちょっとぉ翔ちゃんもうちょっと話させてよぉせっかく可愛い子きたんだから… 」
「ね!面白そうじゃない?」
「ステージあるから準備💢」
ばぁうさんとしゆんさんを翔さんが怒っててるとさんは横で笑っている。全員どこか楽しそうでガヤガヤと過ぎ去る彼女達をみて思ったのは…
「なんやろ、うちらと似てるけど真逆やな」
ぽろっと漏らす。全員そう思っていたのか首を縦に振る。
「…超新星とベテラントップ、今年の優勝を競わせるには最高の機会だろうね」
こったんがふと漏らした一言。毛先の巻いてある艶のある髪を揺らして歩き始める
「行こ♪どの曲にするか決めないと!」
さっきの真面目な表情から一変、星を纏った紫色の瞳で無邪気に微笑む。そこから見える好奇心
「も〜!こた騎士さんのこと大好きじゃん…」
少し口を尖らせてくにのがこったんの方へかけていく。いつもより上機嫌なのが目にわかる。
「まあゆうさん達も初めて…本気で戦える相手なわけだしね♪」
やっぱり好奇心で。そもそも戦うなんて今までなかったし新鮮そのもの。SCの方へと行ったゆうちゃんがこちらを見る
「何回でも言うわ。曲では負けへんで!」
少し悪い笑みを浮かべる。ゆうちゃんとぱっと肩を組んで
「…ちょっと作戦あるんよ」
ぽろっとゆうちゃんにだけ耳打ちしてちむの方を振り返る
「…行くでリーダー」
手を差し伸べる…なんてうちらじゃあらへんよなw? グータッチを求めるようにちむに手を差し出す
またこっちにも…紫色の綺麗な瞳の中に星が宿っていて。キラッと輝く希望に満ちた瞳に見えているのは…ちむのことやからリスナーさんの顔なんやろうな
…けど、好奇心に従うような自分が楽しい方へと向かっていくような気もした
フワッと笑ってこっちへかけてくる。綺麗なグータッチから伝わる覚悟と興味と楽しさ
「よし!行こ!」
ロールになっている赤色のフワッとした髪が視界に入る。楽しそうに行く四つの後ろ姿に思いっきり抱きつきにいった
読んでいただきありがとうございます!
どもども星音です!
えーっとこの度少々忙しくなる時期になりましたので…次!いいね200突破後…最低でも今日から3日後の投稿となります!
それでは!また次回!
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コメント
2件
すたぽらと騎士Xの勝負めっちゃ楽しみ! れるちの作戦ってなんだろ...? 遅くても全然大丈夫です!!何日でも待ちます!!!







