ん、朝か？

カーテンを開けると朝日が差し込んできた。

しかし騒がしい声は聞こえなかった。

あぁそうだった仲間割れが起きてるんだ。

いつも聞いていた朝の放送が聞こえないことに違和感を感じる。

取り敢えず俺は食堂へ向かった。

食堂に向かうといつも行われている食害、説教、内ゲバなどなく、皆がただ黙々とご飯を食べているだけだった。

しかも机を挟んで2つに別れているようだ。

sho「おい、チーノ遅いやん！w」

「ごめんシャオさんw」

rb「チーノはそっち側なん？」

中立だって事言ってなかったっけ？

「いや？俺は中立ですよ？」

rb「ふ〜ん、ならええわ！こっちでご飯食べよ！」

sho「は？チーノはこっちでご飯を食べるんやで？」

まじか、俺はただ皆と楽しくご飯を食べたかっただけやのに。

昨日の任務の事とか話したかったのに。

俺が喧嘩を起こしてしまった。

sn「ストップ！チーノ君は俺と食べる約束してるの！」

sho「え〜！」

rb「なんでや！」

sn「食べたかったら食べてもいいけど、掘るよ？」

sho「はい、分かりました！」

rb「いってらっしゃ～い！」

流石しんぺい神さんや！

てか、背筋が凍るかと思ったわ。

sn「じゃあ、医務室にご飯持ってきてね！」

「あ、はい！」