12月、僕は高校1年生で、もうそろそろ高校2年生になると言う日、父と母が、離婚した。
理由を告げずに出て行った父の背中は昔の父とは違うまったく、別人のように感じた。
小学生の時を思い出す。
僕は野球選手になりたい!という小さいながらも強く願っていた夢。その夢を叶えてあげたいと必死に練習に励んでくれたのは父だった。平日は仕事でも帰ってきたら家の中で素振りをしたり、試合映像を一緒に見て実況したり、休みの日は公園に出掛けて野球をする。それが小学生の僕の日課だった。でも、いつの日かそれは終わっていた。父の背中が変わってしまったのは中学に入ってからだった。僕は勉強が苦手だがスポーツだけは誰にも負けられなかった。中学は中間テスト、期末テストやらなんやらで勉強をしなくては置いてかれる環境の中で僕はずっと野球選手の夢を見ていた。成績はグンと落ちていき、このままではどこの高校にも入れないと言われるほどに最低な成績を取り続けていた。それでも父は「大丈夫、お前は野球が上手い。それだけでも十分すごいことだ」と言ってくれていた。でも、ある日僕はいじめられた。
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