テラーノベル
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「…呪いは…約256年ほどにとある人の妹が簪で殺されたことから始まった…」「それから…妹を殺されたことに逆上して村を壊滅してしまうほど暴れて…」
「…それから村の生き残りの人が呪術師に頼んで…小鳥家に呪いをかけた…」
「それから…家紋を変えては行けない…家紋を肌身離さず持ち歩かなければいけない…」
「…家紋には呪いがかかっていて…広がってカメラに写った…」
「…ややこいなぁ…うーん…」
「…七瀬有花。」
「…ムーンルージュ・べール…また…」
「…某は運命通りに進むように手助けする役目があるからのう」
「…この呪いは某から言うと簡単な呪いだが…これを祓ってしまうと運命に関わる。…其方がそれ相応の対価を受けるなら…某は力を使い祓うことが出来る」
「例えば…対価って言うのは。」
「…うーむ…難しいのう…たとえば…其方の寿命を10年貰うとかだな」
「…10年…?…」
(「…10年で呪いが解決するなら…安いかもしれない。どんな人でもこの呪いは解けない…なら…」)
「…なら…いいのか?七瀬有花。」
「…うん。」
「…10年でいいなら」
「…ふん…しょうがないからまけてやるよ。…5年な。」
「…うん。…お願い。それで…呪いが解けるならっ!!」
(ベールが指パッチンをすると七瀬が置いていたカメラから黒いモヤが出ていく)
「…凄い…」
「…じゃーな。…七瀬有花」
(ベールが白い霧に包まれ霧が晴れた頃には居なくなっていた)
「…ベールちゃん…ありがとう。」
「…ベールちゃんって何者なんだろ?」
「…この前…月鈴紅蓮…とか言ってたけど…ベールちゃんの名前かな」
「…5年か…」
「…5年で…救われるなら…良いのかな」
「…よし…記事書こっと」
(1週間後)
「…来週発売かぁ…」
「ん〜…これで…世間の疑いも晴れるかなあ」
キッキーッ!!ドンッ!!
(身体が吹っ飛ばされアスファルトの地面に打ち付けられる)
「…な…んで…」
「…がはっ…げほっ…あ…」
「…これ…多分…死ぬ」
「大丈夫ですか!?」
「誰か…救急車!!」
(「…ベールちゃん…来てくれたんだね」)
(七瀬は意識を失う)
「…運命には…抗えない。」
「…七瀬有花さん…17時21分…死亡が確認されました。」
「有花っ…有花ぁぁっ…」
(七瀬の母親が泣き崩れている。それを横目にベールが見ている)
コメント
1件
つくもがみさん、第7話読みました…。有花ちゃんが自分の寿命を差し出してまで呪いを解こうとしたのに、その直後に事故で亡くなるの、本当に切なかったです。ベールの「運命には抗えない」っていう台詞が重くのしかかってくる…。でも、有花ちゃんの覚悟は無駄じゃなかったと思いたいな。続きが気になります。