〜プロローグ〜
日本には、15ものマフィアがある。その中の1つはたった2人だけで今までは構成され、日本のマフィアの中でも上位を争う程の強さなのだ。その名も、Snow Drop。そして、唯一政府に認められた組織でもあり、そんな、組織を構成している、この二人組が有名なのは、これだけが理由ではない。
かつて、二人で敵の組織を1日で滅ぼしたからだ。そんな彼女達は、マフィア界ではこう呼ばれていた『死の天使』。
そんな2人にも、ある日子分が出来たらしい。
物凄く優秀な、それはそんな2人組と子分のお話。
「依頼だよ」
みらねぇが満面の笑みで言った。
「え〜どんな依頼ー?」
みあねぇが怠そうにクッキーを口に頬張りながら、聞いた。えびふらい味とかあるかな、、
「えっーとね、ちょお待ち〜!、、、最近政府に手出そうとしてるマフィアの殲滅、だってよ。私、そろそろ鈍りそうだから行こうかな。みあんどーする?」
「じゃあ私も行く」とみあねぇが即答した
「えんびも行きたい!!ねぇさん達と一緒に任務こなしたい!」
反射的に答えた。そしたら、えんびに続けて
「俺っちも行きたいっす!」
「俺も!」
と文とこけしが言った。そして、えんび達はキラキラした目でねぇさん達を見つめた。
「うん、もちろん!あんたらにはちゃんとした任務のこなし方とか知って貰わないとだし!」『やった〜!!!』
「まじパーリィピーポー☆そう思わね?こけし」
「そりゃ思うっすよ!ほらえんびも来るっす!」
えんび達は肩を組んで喜んだ。正直、ねぇさん達と任務したいから、、だけが理由じゃない。それだけは、現時点で私も分かってた。
えびふらいだけに?
「じゃあここ最近お前ら任務こなしたでしょ?得意な殺し方とかコードネーム考えて教えて」
wow…そんなえびふらいな
「じゃあ、俺から行こうかな!」
文が、可愛い、、とってもえびふらいみたい
「扼殺、斬殺が得意でぇす!コードネームは、古墳!!!!」
えびふらいのいい匂いするなぁ、、
「次は僕ちんがいくっす!」
今日は、エビフライに醤油にしよっと!
「撲殺と薬殺が得意っす!誘惑も得意っすよ!!コードネームは、べクソっす!」
こけしに関しては誘惑は絶対嘘だと思うな!
えびふらいがそう言ってるもん!
あ、次えんびだ!!
「えんびは!銃殺と射殺が得意!コードネームは、エグゾ!」
元気よく、私は答えた。やっぱりここは居心地がいいな!えびふらいたくさん食べれるし!
「おっけ!私達のはまぁ、なんとなくわかってくるだろうから作戦を立てます!」
「「はーい!」」
「みあん紙とって」
「あい」手際よくみあねぇさんが紙を取る
「ここのやつらは…」
これから、私たちの最初の試練が始まる
「「ほぇ、、、」」
目の前に
目の前にヘリコプターがある、、、、うーん、
えびふらいあるかな、、
「早くおいで」
みらねぇさんが手を差し出してくれる。
私は、その手をとった。残りの2人はもう乗ってるがなんだか気まづそう、どうしたんだろ?
うわぉ、この人だれ、
どうやら操縦は、ふたり共出来るらしい。今回はみあねぇさんらしい。しばらくして、
「みらねぇ、後ろの人だれ?」文がボソッと聞く
「あー、ほら自己紹介しなよ、絢斗」
「忘れてた」
“いや忘れるなよ”
私達は同じことをおもった、まじほんとにえびふらい
「俺は、今回もしもの為に派遣された、絢斗でーす。よろしく。個人で、殺し屋やってる〜
みあの彼氏とは幼なじみ〜」
「よろしくっす〜!」
「よろしくおねしゃーす」
「よろしくでーす!」
えびふらい好きなのかな??好きなら語りたいなぁ、、
「って!彼氏ぃぃ?!!」
文が叫んだ。びっくりしたー、、エビフライ落ちるとこだった、
「え、聞いてなかった?」
絢斗くんが、言ってると思ってた〜と呑気に言う、うん、、聞いてないよ、、
「みあねぇ彼氏だれなんすか?」
「死体処理してくれてる人居るでしょ?あいつ」
あー、あの人か、、えびふらいが世界一似合わなそうな人
「う”ぅ、、みあねぇに彼氏がいるなんて、グスッ」文が泣いてる、可愛いなぁ、、えびふらいが似合うだけある!!
「まじかぁ、そしたらみらねぇも彼氏とか居るんすか?」こけしが聞いた。たまには、いい事聞くじゃん!よくやった!後でえびふらいをやろう!
「私に?」
こっちを向きながらみらねぇが聞いた
「「うんうん」」
そして、前を向いて、ちょっと言いたくなさそうに、答えた。
「居ない」
「えー?!居そうなのに!!」
「えびふらい作れるし!可愛いのに!」
「意外と優しいのにっすか?!」
「意外ととはなんだよ」
最初かつあげされてたんだから、意外とは付けるよ、、てゆうか、えびふらい美味しー!
「てか、みらさ、なんでわざわざ弟子なんかつくってんの?弟子になりたいやつたくさんいるだろーに」
絢斗って人が急にみらねぇさんに聞いた、
え?!弟子になりたい人居るとか
聞いてないお!
「えー?!そうなんですか?!」
文が口に出して言った。
「いやー、私達にも、私達が選んだ、優秀
で可愛いー弟子が欲しかったものでねぇ」
「ふーん」
自分が聞いた癖に興味なさそうに返事をする、こいつを私達は”なんやこいつ”と思いながら
えびふらいを食べていた
そんな訳でわちゃわちゃして、絢斗くんとも仲良くなった所で目的地に着いた
「先にちょっと観光しよ」
みあねぇさんが言った。
やった!観光だ!!
「ひゃっふー!!!」
変な飛び方で降りる、こけしを私は、うわ、、
と思いながらみて、空に浮かぶえびふらい型の雲を眺めた。
街の近くにきたところで文が言った
「最初どこ行くんですか?!!」
はしゃぐ文を見て、こっちまですごく楽しくなってくる、可愛いすぎる、、
「最初はあそこ行こ〜」
みあねぇさんが、先頭を歩く
「みらねぇ行かないんですか?」
「うん、ごめんちょっと行けないや。5人で今日は、観光してて」
「え〜なんでっすか!いきましょーよ!」
「そうだよ!私えびふらい一緒にたべたい!」
そう言うと、みらねぇさんは困ったような顔をした。
「お前ら我儘言わないの」
そんなみらねぇさんの顔を見ながら、絢斗が、言った。
「あいつ困らせたら駄目だろ?ちゃんと言うこと聞かないと」
確かに、、えびふらい、、
しゅんとなる私達を見てみらねぇさんが
「また今度違うとこ行った時にみんなで出掛けよ!!今回はおわずけ!」
「うん!/はい!」
「いい子!じゃあね!」
私達は、手を振った
「…」
絢斗が黙ってみらねぇさんを見ていた、どしたんだろ?えびふらい食べたいのかな?
「ごめん、やっぱ俺もあいつに着いてくわ」
「うん、お願い」
「りょーかい」
え???なんで、わざわざ?みあねぇさんもなんか知ってるのかな?
「なんで、絢斗くんはいいの?」
私は聞いた
「あんた達3人で観光したら、絶対迷子なるし、その代わりあいつに、見てもらっても迷子なるし、みらは、みらで心配だからかな」
(ねぇねぇ文、みらねぇさんって方向音痴なのかな?)
(そうなんじゃね?)
(みらねぇならありそうっすね!)
(こけしに聞いてない!喋りたいなら、えびふらいを献上しろー!)
(理不尽!!)
「まぁ、ほら行くよ」
「「はーい!」」「あっ!えびふらいの匂いする!!」「うおっ!おいえんび!!」「待ってっす〜!」「もー、遠く行かないで〜」
「よっ!」
知り合いの声に似た声に話しかけられた。
「はぁ、なんで着いてくるかな」
私は呆れたようにいう。
「お前、これから、やる気だろ?」
「そうだけど?そこまで私弱くないし、あんたが居なくても大丈夫」
「それはどーかな?」
「何?なんかある訳?」
「俺達とっくにこの人が多い中で、取り囲まれてる」
私は周りを見渡した。ほんとだ、最悪、
でも、あの子達のところには、行ってないね
私達を、先に殺したほうが手っ取り早いしそりゃそうか、
「どーするよ」
にやりと笑いながら聞いてくる絢斗に
「どーもこーも、やるしかないでしょ
そこの4人よろー」
「はっ!お前6人やんのかよ!危ねぇって!」
ふっ私は笑って言った
「私は残念ながらそこら辺のか弱い女じゃないのよっ!」
体制を低くして、人混みに紛れて、短刀を取り出した。
「チッ、ここじゃ騒ぎになるじゃん、よし」
私は路地裏に走った。それと同時に絢斗の足音と複数人の足音が着いて来るのを感じた。
「ここら辺路地裏とかあったっけ」
と私が絢斗に聞くと
「そこ曲がれば多分ある」
「そこで、多分は使わないでよ」
「てへ」
私達は、曲がって、止まった。
後ろを振り向くと、黒いスーツの銃を構えた男が10人。この程度で、私達がやられる訳ないじゃん、
「じゃっさっき言った通り、よろしく」
「はいはーい」
私は、また走り出した。
バンバンバンバンバンバン
銃弾が私の顔の横を通過する、でもそんなことを気にしない。もう慣れてるし
スッ 私は短刀を敵の首に振りかざした
「う”」
まずは1人目
タッ私は壁を蹴って敵の肩に肩車してるように乗り、また。動脈を、短刀で切る
シュッ
「あっ、、、」
2人目
次の敵をやろうとしたら、心臓めがけて銃弾が降り注ごうとしていた。私は、さっき殺った敵を盾にして、高く飛んだ
そして、敵の背後に周り、動脈を切る
3人目
「う”わぁぁぁ」
銃ではなくナイフで突進してくる敵を見て、私は、もう1人の敵の方へ誘導させる。
グサッ
よし、4人目、そして、ナイフで突進してきてた、敵を、銃で打つ。5人目あと一人
背後から、気配がして、すかさず、避けた。
良かった、あと少しで、ナイフが頭に刺さるとこだったわ。
敵の刺そうとした手を、本来は曲がらない方向へ曲げ、地面へ押さえつけた
「あんたら、どこの刺客?言ったら、生かしといてあげる」
「い、うわけ」
「ふーん」
私は、そいつの腕を短刀で、ゆっくり切断しようとする
「いいのー?話さないと腕無くなっちゃうよ〜?」
もう、1cmはきれていた。
「わかった!わかった!話すから!!」
「雷牙(らいか)だよ!!」
「なんで、わざわざ雷牙が、私達を殺そうとするわけ?」
「俺もしらなっ」
私は、さっき切った方の腕を踏んだ。
「あ”ぁぁぁあ」
「はい、言ってくださいね〜」
「っ!ほんとにしらないんだっ!信じてくれ!!」
「そっか!わかった!」
私は、笑顔で言った。あーあ、とんだ二度手間になる
「じゃあ死んで♡」
バン
「終わったー、、そっちはどう?」
「こっちも終わったー」
それにしても、なんで雷牙が?私達は、特に今のところ雷牙に何もしていないのに
「まっとりまホテル行ってシャワー浴びようぜ」
「うん、その前にクレープ食べたい」
「その格好u…はぁ?!お前いつ着替えた!服どこに持ってたんだよ!」
「このぐらい当たり前〜」
こんぐらい出来ないと私達はこの業界ではいきていけないしね
「そりゃ、前より成長してますこと」
「え、女口調キモ」
「うっせー」
私達は笑いながら、クレープを買いに行った。
ピロンッ
私はスマホをみる。
「片付いた。〇〇ホテルに終わったら帰ってきてー」
「りょ〜」
あの、黒いやつらは結局どこの奴らだったんだろ、まっ帰ったら分かるか!
「みあねぇー!こっち!」
文が笑顔で私に向かって言ってる。楽しそうで良かった、良かった
「待ってー」
よし、後、ちょっと観光して帰ろ
「「この後は大変だと思うから、、せめて今だけは、楽しくさせてあげよう」」
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