テラーノベル
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おりと
紫音
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115
「ごんこっち来て」
ソファに深く座った葉がくつろいだ様子で手招きをする。
「ん」
ごんは素直に どかっと葉の横に腰を下ろした。
「ごん、好き」
「なに急に⋯っおれもすきだけど⋯」
ふいっと顔を背ける。耳の先がほんのり赤くなる。
「あーなんで顔逸らすん?」
「だって、」
葉が身を乗り出し、ちゅっと軽く口付ける。触れるだけの優しいキス。
「顔真っ赤」
「う⋯うるさい⋯っ」
葉の指摘に、ごんはますます顔が熱くなるのを感じた。うつむいたまま小さく反論することしか出来ない。
葉の手がそっと伸びて、ごんの頬にそっと触れる。その優しい感触にごんは思わず目を閉じた。心臓の音がうるさいほどに響いている。
「なぁ、俺シたくなってもうた」
その言葉に、ごんの体がびくっと震える。でも拒む理由なんてどこにもなかった。むしろ、自分も同じ気持ちだったから。
「いいよな?」
「⋯♡」
こくっと小さく頷く。俯いたまま葉の服の裾をそっと掴む。これから始まることを想像して、身体が熱くなるのがわかった。
「⋯ベッド、行くか」
葉が立ち上がろうとしたその瞬間、ごんが服の裾をぎゅっと強く握りしめた。
「いい、」
「え?」
「ここでいい⋯今すぐしたい⋯」
ごんは両腕を葉の首に回すとぐっと引き寄せて自分から唇を重ねた。触れるだけのキスから次第に深く角度を変え、舌を差し入れて絡めとる。息づかいと唾液の混ざる音が静かな部屋に響く。
葉の指がごんの髪を梳くように撫でながら応えるようにさらに強く抱き寄せた。二人の鼓動が伝わるくらい密着している。
「ん⋯ふぁ⋯っ」
「今日は珍しく積極的やん」
「我慢できないんだよ⋯もう⋯っ」
ごんの切なげな声に葉の理性がふつりと切れる。そのままごんをソファに押し倒し覆いかぶさった。
「ん⋯っ」
ごんは熱に浮かされた目で葉を見上げながら、震える手で自ら服の裾をまくり上げた。
「もう⋯準備してきたから⋯好きにしていい⋯」
ごんが恥ずかしそうにそう告げると葉は一瞬息を飲み、それから深くため息をついた。
「⋯かわいすぎるやろ」
その声は驚きと愛おしさと、抑えきれない欲が入り混じっていた。
葉の指がごんのベルトにかかり、ゆっくりと外していく。金属の金具がかちりと小さな音を立てた。ボタンを外しファスナーを下ろす音がやけに大きく響く。
「⋯っ」
ごんは唇を噛みしめてその感触に耐えていた。葉の手つきは優しくてどこかもどかしい。
「はやく⋯っ」
ごんは堪えきれずに声を漏らした。腰が自然と浮いて葉の手を求めてしまう。
葉がごんの膝裏に手をかけゆっくりと脚を持ち上げていく。ごんの白い太ももの内側が露わになりほんのりと湿った中心部分があらわになった。
「⋯っあ♡ちょっ、恥ずかし⋯♡」
葉の指が後ろに触れるとごんの言っていた通り、そこはとろりと濡れていてすでに柔らかく解れていた。指が一本、二本、三本と抵抗なくすんなりと飲み込んでいく。
「⋯ほんまに、準備してきたんやな」
葉の声が低く掠れる。ごんが自分で準備をしてきたという事実に、胸の奥が焼けつくように熱くなるのを感じた。
「ん⋯っ、だからっ言っただろ⋯」
ごんは羞恥に顔を覆いたいのを必死に堪え、震える声で応える。葉の長い指が内壁をゆっくりと押し広げる感触に、背筋がゾクゾクと震え腰が勝手に浮き上がろうとする。
「は、やく⋯葉、お願い⋯きて⋯っ」
「⋯煽んな」
ごんの切実な懇願に葉ももう限界だった。指を引き抜き、自身のものをあてがう。そしてゆっくりと、熱く脈打つそれを沈めていった。
「あ゙っ♡きたぁっ♡」
「ッ⋯っあー⋯ごんの中あっつ⋯」
根元までぴたりと収めると葉はしばらく動かず馴染ませるようにぎゅうとごんを抱きしめた。ごんの呼吸が落ち着くのを確認してから ゆっくりと腰の動きを進めた。
初めは探るように浅く出入りさせ、ごんの感じるところを探っていく。数回軽く突いただけなのにごんからは甘い声が止めどなく漏れた。
「あっ♡あ゙っ♡んぁ⋯♡」
「ん⋯気持ちぃなあここ」
「ひぁ゙ッ♡」
ごんの一番弱いところを狙って集中的に突き上げるとその度に痙攣するみたいに締め付けてくる。
「ようっ♡好き♡すきっ♡」
「ほんっとかわい」
「ん゙ぅ〜〜っ♡」
かわいいと言われ中がぎゅうぎゅう締まる。
「ふッ、かわいい。かわいいねごん」
葉は笑いを含んだ声で囁きながら、わざとゆっくりと腰を動かす。
「もッ、かわいいだめっ♡言うなぁッ♡」
「かわいい、かわいい、かわいいごん」
何度も耳元で囁かれるたびに、ごんの中がきゅうきゅうと締まり腰が震える。
「あ゙っ♡も、やめっ⋯!」
ごんは耳まで真っ赤にして耐えきれずに葉の背中にぎゅうっとしがみついた。葉の肩に顔を押し付けて、これ以上言葉を聞きたくないとばかりに。その仕草すらも愛おしくて葉の胸は甘く締め付けられる。
葉は楽しそうにごんの反応を観察しながら、執拗に弱いところばかりを責め立てる。ごんの背中に回した腕に自然に力がこもる。
「も、もぅむりっ⋯イく、イっちゃ⋯っ」
ごんは限界を訴えた。葉の動きに合わせて、自分の腰も無意識に浮き上がってしまう。
「っ、俺も⋯」
葉もまた、ごんの締め付けに抗えず動きを早める。最奥を狙って何度も強く突き上げた。その瞬間、ごんの身体が大きく跳ねる。
「お゙っ、ぉ、⋯ッ〜〜〜♡」
ごんは声にならない声を上げ背中に爪を立てて絶頂を迎えた。その瞬間、中が強く痙攣し葉をぎゅうぎゅうと締め付ける。
「⋯ッ、く⋯っ」
「ん゙〜〜〜っ♡♡」
葉が最奥で果てるのを感じてごんもまた一際大きく背中をしならせた。内側に熱いものが広がっていく感覚に、意識が真っ白になる。
「⋯は、ぁ⋯」
ごんは力が抜けたようにソファに沈み込んだ。目は潤み、まだ放心している。葉はそんなごんの汗で額に張り付いた前髪をそっと優しく掻き上げた。
「ごん、もう女の子抱けへんくなってまうね」
その言葉は、単なる意地悪でも冷やかしでもない。独占欲と愛情が滲んでいた。
「そっ、れは⋯葉もだろ⋯っ♡」
少しだけ口元が得意げに緩む。葉が自分にこんなに夢中になっているという事実が、なんだか嬉しかった。
「あー、確かに。もうごん以外考えられへんわ」
葉はそう言って悪戯っぽく笑うと、ごんのこめかみにちゅっと音を立てて口づける。ごんは照れくさそうに身を捩ったが結局その温もりに抗えず、葉の胸に顔を埋めた。
しばらくして、ごんがくぐもった声でぽつりと言った。
「俺⋯葉以外、無理になった。どうしてくれんだよ」
その言葉に、葉は一瞬息を呑んだ。それから破顔する。
「一生責任取るに決まってるやろ」
そう言ってぎゅうっと強く抱きしめるとごんはくすぐったそうに笑いながら、そっと葉の背中に腕を回した。
コメント
8件
女の子抱けなくなっちゃうねって言われるシチュ大好物すぎて飛び跳ねました🤦♀️💕 それに対してお前だってそうだろって言い返す🦊もまさに🦊って感じで超可愛いです..🫶🏻︎
🌱のあーなんで顔逸らすん?のあーがきっと目線で🦊をずっと追いかけながら言ってるんやろーなってなって…すきですᐡ𖦹 ·̫ 𖦹ᐡ♡かわいいねって甘やかされまくってるの可愛すぎましたありがとうᴗ ‧̫ ᴗ︎💕
もう萌苺さん…ッ!! 第1話からこの密度とエモさ、反則すぎるでしょ〜〜😭💕💕 葉の余裕ある関西弁とごんの照れながらも素直な反応が最高すぎる…「ここでいい…今すぐしたい…」って自分から言っちゃうごんの積極性に胸がきゅんきゅんしたよッ!! あと葉が「ごん以外考えられへんわ」って言うところ、もう完全に愛の重さがエモすぎる…♡ 萌苺さんの描く二人の関係性、すごく丁寧で温かくて、読んでてこっちまで幸せな気持ちになれました! 続きも絶対読むからね〜〜! これからも応援してるよ⋆♡