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ねぇ、せんせ?

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ねぇ、せんせ?

4 - 陰で目立つ者と表で目立つ者と

♥

115

2024年10月13日

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ドッドッドッ

ドッドッドッ










俺の心拍数が上がっているのが分かる

え、もしかして他の人に聞こえてんとちゃうか?

っと思えるほどに

いやホンマに聞こえとったらどうしよ、

つーかなんやねんほんま…!

何が「さぞ、これまでの人生頑張ったんやろなぁ…」やねん!!!!

会ったばかりで今日初めて声聞いたくせに!!

知った様な口を……

あーーーーもーーー!!!!!!!!!

すk


「なーにしてんのっ!」

『うワっ?!』

「ww

声裏返ってますけど?w」

『ちょっとシャオロンさん… びっくりさせんといてくださいよ…』

「え〜〜?聞こえないっすね〜〜??」

『ハァ…』

「……… 」


…なんやこいつ

俺の顔ガン見して…気色悪いな

俺は今、 危機的状況やのに構ってくんなや

お友達の所でも行ってろよ…


「…なー」

『あ、?』

「もしかして

































好きな人出来た?」

『は、 』

『はああああああああああ??!!』

「うるさ…」

『そそそそんなわけないやろがい!!!!

まままましてや、そんなこの春の季節に漫画みたいなことを……!!!』

「あーはいはい図星乙〜」

『図星ちゃうし!!』

「うるっさいなぁ…

で?どこのどいつやねん?」

『は?なんでお前に言わなあかんの?』

「あ、居るんやw」

『えっ』

『……ああああああ!!!!』

「反応遅っwww」

『あぁ〜〜…チッ騙されやんけもう……』


こいつマジなんやねん、もーー!!!

好きな人いることバレた上、図星だと笑われ……

ああ……もう、帰ろ………



















実は言うと、もう入学式は終わっとる

入学式を済ませ、学校からの教科書や諸々貰い、新1年生の初日が終わる

今現在は各々、保護者と帰ったり、友達と喋ったりしとる時間や

俺?俺は____


「たっ孝行!」

『おー元気!待ったか?』

「いやっ全然、丁度ええぐらい!」

『そうか、良かったわ』


同じクラスで同じ中学の金石元気と

入学祝いという事で、遊びにゲーセンへ行く真っ最中や!

なぜ俺が元気と仲良いかと言うと、

元気も3組に友達が居なかったらしく、そこで孤立していた俺に話しかけてくれんや!

同類ってことで今年初の新しい友達ができた訳なんやけど……


「誰こいつ?何中だよ、コネシマとどうゆう関係?

てゆうか、入学早々に友達できるとか怪しs」

『はいストッーーーーーープ!!!!』


なぜか、シャオロンが着いてきてて……


『誰って…同じ中学の金石元気くんやろがい』

「金石?金石…かな…いし……か…」

「あーーー!!!!

毎年合唱コンで注目浴びてた、金石?! 」

rb「…ぇ…っとー…まぁ、優勝はとっとたけど…」

sha「へぇ〜? そう言えば金石って、

陰で本読んでたり、アニメに敏感で、チビの根暗オタク陰キャやない?」

『おいッ…!』

sha「そんな奴のどこがええねん、なぁ?」

『おまッ……

ちゅーか、さっきから何言うとんの?』

『俺との関係やったり、どこがええとか…

自分の彼女が他の男と帰ってるところを見た、みたいな反応して……』

sha「え、?あーいや??

お前のことだから、いじめとか受けてんちゃうかなって……」


なんや、心配してくれてたんか


『なーんやそういう事かいな!!

大丈夫!元気はそんな奴ちゃうから!な!?』

rb「お、おう…!」

sha「ふーん…まぁシッマがそう言うなら……そうか」


もーシャオちゃんってば、ツンデレなんやからぁ!

そうゆう事ならば、最初っから言ってくれれば良かったんに!

やっぱこうゆう所はええんやけどなぁ


rb「あのさっ 」

『ん?どしたー?』

rb「遊ぶ前に、ちょっと聞きたいことがあるんやけど…」

『……?』

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