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同盟国が死んだ

息子に殺されたんだって

まぁまぁ長い付き合いだったし、少し悲しかった

でも、まぁそうよね……

どんどん衰退していってたし、彼

その同盟国を殺した息子君が独立を認めて欲しいって言ってきたのよね

まぁ、別にいいけれど

だから、初めて彼と会うの

少しだけ、楽しみだわ








「こんにちは、ソビエトくん」

『………こんにちは、初めましてフランスさん』

あらあら、この子下ばっかり見てるわね、何でかしら

「貴方どうして下ばっかりみているの?」

『ぇ……あ…その……な、何ででしょうね……あはは…』

彼は苦笑いをして、上をむく

中々いい顔してるじゃない、彼の息子なだけあるわね

「それで、貴方私に独立を認めてほしんですって?」

『あ……は、はい』

「ふーん…まぁいいわよ」

『ふぇ?あ、ありがとうございます!』

「ところであなた……」

疑問だったのよねぇ……

「何で、露帝の事を殺したのかしら?」

『え……?』

彼は少し驚いたような顔をして、こう続けた

『お父さんは…死んでませんよ?』

「……は?」

今…彼……死んでないって……?

何言ってるのかしら…私、葬式に呼ばれたのよ……?

ちゃんと死体も見たわ……

『……?』

あ……ら……?彼……あはは…何でしょうね…この感情…

「あ、あはは…そうなのね……ソビエトくん」

『はい?』

彼に言えることはこれだけね…私だから言えるわ……

「……悔いの無いようにね、ほら…早く起きなさい」

『……?』

あら…きっと直ぐに分かるわ…私なら彼に素敵におまじない、掛けれたはずだから


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