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Live本当に有難うございます。
3Dも楽しみです。
ってことで配信の切り抜きを見てぱっと
思いついたもの描かせていただきます。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ベッドの上。なつはいるまの頬にそっと手を添え、
笑みを浮かべながら覗き込む。
「いるまは俺だけのものだから……
ぜーったい、よそ見しちゃダメだよ?
よそ見したら、どうしよっかなー……
縛り付けちゃうかもしんない。
君の手足を縛って、ずーっと俺のことだけ
見てて。
大丈夫、ご飯はちゃんとあげるから。
でも飲み物は……ただじゃあげないかも」
なつは小悪魔みたいに唇を歪め、
耳元に囁く。
「おねだりしたら、
俺が口移しであげようか?
人間って、72%が水分なんだって。
だからそのうち、俺からのキスがないと
生きていけないって気づくはずだよね。
だって俺からの口移しでしか水分を
摂れないんだもん。
つまり俺がいないと、物理的に生きて
いけないってこと。……違うかな?」
軽く笑って、なつは立ち上がろうとする――が、その手首をいきなり
強く掴まれる。
「……なつはそういうことされたいんだ?」
低く落ち着いた声。次の瞬間、
いるまは勢いよくなつをベッドに
押し倒していた。
「なーんだ、先に言えばいいのに」
「え、いるま……?」
「俺を監禁するなんて、
百年早いってこと。 なつならもう十分
理解できたよね?」
目を細め、いるまは獲物を捕らえる
獣のような笑みを浮かべる。
「ま、待って……それは違――」
「目をそらすなよ。それも“よそ見”って
ことでいいんだよな?」
「……え……」
「なに自分が上の立場
気取りしてたんだ?」
顎を指で持ち上げられ、
逃げ場のない視線が絡む。
「ちょっと俺が弱ってるふりすれば
すぐに あんな事言いだしちゃって
本当に可愛いんだから」
空気は完全に逆転――支配と服従が入り
混じる、危うくも甘い檻の中へ
落ちていく。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
いるまは片足でなつの足を絡め取り、
動きを封じながら顔を覗き込む。
「こうやって……俺が見ろって言ったら、
俺しか見られないようにしてやる」
なつの唇がわずかに開く。
その隙間に、いるまの指先が顎を
上げる ように滑り込む。
「飲み物は、俺が許可したときだけな」
「……ッ、」
「欲しかったら……ちゃんと
“いるまのキスください”って言えよ」
なつの鼓動が耳まで届くほど近くで、
いるまはわざと唇を寄せて囁く。
「お前が俺のものだって、物理的にも……
理解させてやるよ」
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
薄暗い部屋。
重く閉じられたドアの向こうには、
もう外の世界はない。
「……なんで、俺が……」
最初の数時間、なつはベッドの上で腕を
組み、いるまの差し出すコップを
拒み続けていた。
「水なんかいらねぇし」
強がる声は、しかし喉の奥が焼けるように
痛むせいでかすれている。
いるまは、わざと淡々とした
口調で言った。
「ふーん。じゃあ、飲まなくていいよ」
そう言い残し、
足音を立てて部屋を出て行く。
…だが、数時間後。
唇が乾き、頭がぼんやりしてくる。
喉が切れるように痛い。
「……くそ……」
小さく呻く声を漏らした瞬間、
鍵が回る音がした。
「なつ」
ドアの隙間から入ってきたのは、
透明な水が半分入ったグラスを
手にしたいるま。
「ほら」
差し出されたそれを、なつは反射的に手で
取ろうとする。だが――
「ダーメ」
その手をかわし、いるまはグラスを
テーブルに置くと、なつの顎を指で
持ち上げた。
「欲しいなら…ちゃんとおねだり
しないとね」
「ッ…、//いるまのキスください、…」
そう囁いた瞬間、冷たい水がいるまの口に
含まれる。
唇が重なり、なつの口の中にその水が
流れ込む。
喉を通る感覚と同時に、いるまの吐息と
体温が入り込んでくる。
(……なんだ……これ……)
ただ水を飲んでいるだけなのに、
頭がぽやぽやしていく。
酸素も水分も、全部いるまから渡されて
いる――そんな錯覚が骨の髄まで染み
込んでくる。
もう一度、と求めるように口を開ければ、
いるまはゆっくり笑う。
「ねぇ、なつ……わかってきた?」
唇が離れ、細い唾の糸が切れる。
「お前は、俺がいないと生きていけない」
その言葉に、背筋をぞくりと
震わせながら、なつは唐突に思う。
(……いるまの中に……いろんなものが詰まってるみたいッ……“♡)
ただの水なのに、それ以上の何か
――支配と、侵食と、甘い毒。
そして、それを知った途端、もう二度と
この感覚から逃げられない気がしていた。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
最初は本当に水。
でも2回目からは、ほんの少しだけ無味
無臭の薬を混ぜる。
それは“危険と快楽の区別を曖昧にする”
作用があるから、喉を潤す感覚といるまの
唇の感触が同時に脳に刻まれる。
数日後には、なつは自分から
「…いるま、の、欲しい…」ともう水と
いうより“いるまそのもの”を飲みたがる
状態になる。
これまでの 流れ
すべているまの手のひらの上だ。
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スクロール有難うございます。
少し配信で言っていたセリフを
使わせていただきました。
本当に沼男すぎる…。
てか📢🍍しか描いてないな、、。