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朝「GPSのチップ?」
夜「うん。誰かに居場所を伝えるための物かな」
酒「…てことは、誰かが化け物の居場所を探るために?」
朝「そう考えられるよな」
誰がなんのためにGPSのチップなんて…
夜「しかもこれ、一つ目じゃないんだ」
朝「どういうこと?」
夜「今まで倒して来た化け物全部に入ってる。ほとんど壊しちゃったけど」
やっぱり、誰かが化け物の場所を知るために入れてる?
でも、どうやって化け物の体内に埋め込んだ?
…考えても埒が開かない
夜「まぁ、こんなの考えてもわからないよ。もっと病院内を見てみなきゃ」
酒「…だよな。まだ情報量も少ないし」
朝「…」
伊織はGPSチップを踏み潰した
R「みなさん」
その時Rc2が手術室から出て来た
澄ました顔で
R「今終わりました。」
酒「大丈夫だったか?」
R「はい、でも足は治りません」
夜「そうだろうね。吹っ飛んじゃったんだし」
R「なので義足をつける必要があります。それまではあそこから動けません」
朝「車椅子とかは?そうすれば動けるんじゃ」
夜「動けたとしても足手纏いだよ、それなら安静にして義足を持って来た方が戦力にはなる」
酒「でも放置ってのも…」
夜「Rc2か誰かが抱き抱えればいい話だよ。」
朝「確かにな」
R「では、どうしますか?」
酒「なにが…?」
R「義足です。義足を取りに行かなきゃいけないですよね」
夜「…めんどくさいことになったな」
朝「…じゃあ明日、捜索も兼ねて義足を探しに行かないか?」
酒「おっ、賛成。明日の境目がわからないけどな」
R「いいですね。ボクも賛成です」
夜「俺は、どっちでもいい」
朝「じゃあ決定だな。明日、万全の準備で」
R「ですね、そのためには食事が必要です」
確かに、すっかりと食事のことを忘れていた
思い出したせいか、腹の音が鳴る
夜「あそこの棚に入ってるから、好きに食べて」
伊織が言っていた棚を開けると、銀色のパッケージの物が沢山詰まっていた
朝「非常食的なやつか?」
R「栄養のバランスは取れなさそうですが」
俺は銀色のパッケージの内の一つを取り、袋を開けた
中にはクッキーが入っており、見た目はいかにも普通だった
だから試しに一口齧った
朝「…」
R「どうですか?」
朝「パサパサしてる…口の水分が」
酒「それやばいだろ?味もしないのにパサパサしてて」
朝「うん…結構やばい」
酒「俺的にはこれがおすすめ」
由鶴はクー◯ッシュのような形をした物を取り出した
R「…食べて大丈夫な物ですか?」
酒「大丈夫大丈夫、俺食べたことあるし」
朝「じゃあもらうぞ…」
蓋を開け、勢いよく吸うと
ドロドロとした液体が口に入り込んできた
朝「うっ…」
R「本当に大丈夫ですか?」
酒「大丈夫…なはず」
…意外と味は悪くない
食感は最悪だけど
食事を食べ終わり、すぐに眠りについた
…次は、役に立つために