この作品はいかがでしたか?
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コメント
3件
え、まって。なんかめっちゃ上手くない?!?!?!すごい本人っぽいんだけど……最初のところとかマガ感あったし…さすがすぎる。
sho「うわああああぁ!!!??こ、怖すぎるやんそれ!!!!!」
隣でシャオロンが叫ぶ。
かく言うロボロも引き攣った頬が下がりません。
この世は何処にも属さない魔物と様人間が生存する世界。
___人間の中にも透明人間とか、悪魔とか天使とか…、たくさんの種類も混じっているが。___
魔物にも種類は多くどれもが凶暴で、無差別に人が殺されてる。
昔それを改善すべく、昔あった政府とやらはたった一言、
『ギルド、という集団組織を作り経営することを推奨』とだけ言い残して解散。
ようは、
『こっちも人間だし魔物とか無理っぴ!
取り敢えずRPGっぽいけどギルドとか作って自分の身は自分で守ってくれ!!じゃ!!』
意外と無責任に思えるセリフだが、聞くところによれば
当時は急な魔物に対応することができるわけもなく、
戦時中のように、言わばそれ以上で酷かったらしい。
今や数多くのギルドが企業競争を始めているのである程度平和、と言うことだろう。
ぽっと思い浮かぶのはうちのギルドマスター。
脳内に浮かぶあの邪悪な笑みと声で意気揚々と語る様は。
…暫くはうちのギルドも大丈夫やろ、あれは。
閑話休題。
とまぁ、魔物が危険なのでそこそこ大きいギルドであるうちが
ここら一帯の警備やらなんやらさせてもらう事に。
シャオロンとロボロが今日の当番だったので巡っていたところ
この中古屋に辿りつき、冒頭に至る。
「なぁ?怖いだろ??考えても見てくれよ。
朝起きて、サインボード裏返そうと思って扉開けたら…人形の山!!!」
sho「ちょ店長さん2回も言わんでええって〜!!!」
rbr「でもそれ売るんですね…。」
「こっちも朝から怖い思いしたし、燃やすのは燃やすので怖いし…商売そんなもんだろ!!」
sho「その精神、見習うべきか…。」
「ところでどうだい?曰く付きかもしれないこの人形。」
rbr「いや〜、ちょっと…いやかなり遠慮させt___
sho「じゃあコレくださーい!」
rbr「は?シャオロンお前バカなんか??」
話も聞かず、シャオロンは見事のその人形を購入。
どうすんねんそれ……。
sho「んー…案外可愛いかもな?ほら。お目目くりくりやん?」
rbr「何処が可愛いねん…」
sho「お、なんやロボロ。ビビっとんのか?」
rbr「はあ?誰がビビるか!!後、俺の部屋には置かんからな!?」
sho「え。いやいや置かへんって!!ちょ早い!ねぇごめんってロボロ〜!!」
コイツ、絶対俺の部屋に置こうとしとったやん…。
やるなら他のメンツにしてくれ……。
オレンジ色に侵食される空に、駆け足で軽く走る
すぐさま隣に追いついたシャオロンと、
明日には覚えていないような話をしながら。
照らされた笑顔が、太陽の暖色に染まって、やけに眩しい。
ーーー
言わずもがなセルロイド製の人形です。
これの山に対しては流石に初見は恐怖。
彼らだけの、セルロイドをキーワードとした数話で終わる話。
の予定です。