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こんばんは、𝕎𝕒𝕜𝕒𝕟𝕒です!
「きみにはとどかない」、第2話でございます!
ではいつも通り注意点を!
・BL
・四季凪総愛され
・セラ凪
・奏斗・雲雀は四季凪を想うがまだ伝えていない
・奏斗は純愛、雲雀は愛重め
・せつない、?
・センシティブ要素なし
上記の内容をよく理解してからお読みください!
通報は御遠慮ください、!
みなさま、準備はよろしいでしょうか!
では、VOLTACTIONBLの世界へ行ってらっしゃいませー!
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🦉🎻
「ねー凪ちゃん、そこ違うでしょ」
放課後の図書館、だいぶ日が傾いてきた時間帯。
「んぇ、?あ、ほんとだ」
カリカリとシャープペンを走らせる音が途切れ、紙と消しゴムがこすれる音が響く。
「んーでもですよ、せらお、この解き方だと高頻度で間違えるんですよね」
唇を少し尖らせて問題用紙と睨めっこする愛しい恋人、四季凪アキラ。
「だからここの問題出してるのー、これ使えるよーになったらまじで受験強いよ?」
「わかりましたよ…、それじゃあ解説頼みます」
何がなんでも吸収しようという意志を感じ、教える側としては嬉しくなる。
少し教えると、凪ちゃんはゾーンに入り、無言で解くようになる。
その状態になると、頬をちょんと押しても、好物のBL本を目の前にちらつかせても、反応がなくなる。
しばらくして凪ちゃんの集中が途切れたころ、りーん、りーんと下校時刻を告げるチャイムが鳴る。
「ん、そろそろ帰ろっか、…って寝てる笑」
力尽きたのか、すぴーっと気持ちよさそうに寝ていた。
ぱしゃ、と寝顔を撮り、凪ちゃんを起こしにかかる。
「んぅ……せらお、おんぶ、…くぅ」
あぁ可愛い。なんだこの可愛い生き物は。
「はいはい、ノートとか片付けるから待ってて〜」
ガサゴソと鞄に詰め込み、凪ちゃんに背負わせ、そのままおんぶする。
職員室に行き、図書室の鍵を返そうとすると、
「あら、四季凪さんにダズルガーデンさん、まだ残っていたの?」
と老齢の女教師が声をかけてきた。
「ほんとに仲良いわね、若いっていいわぁ…。
四季凪さんのこと、大事にしてあげなさいね」
言われなくてもそのつもりです、と告げ、満足気な背中を見送ってから帰路を急ぐ。
「もーすぐ家着くから起きて〜」
声に反応した凪ちゃんがもぞもぞと動き出す。
「せらおぉ、いつもありがとぅ、、、」
「はいはいどーいたしまして、ん、着いた。
夜更かしせずに寝なぁね?」
「え…今日は最新作のBLドラマが…「寝なさい」」
「…はぁい」
むぅっと口を膨らませて上目遣いでこちらを見る。
可愛すぎる、尊い。
尊いがすぎる…。
「おやすみ、また明日」
「せらおも寝てくださいね…?
おやすみなさい」
ひらひらと手を振って、その場を去る。
うん、今日の凪ちゃんも可愛いかった。
てぇてぇがすぎる。
また明日って…最高。
いい夢が見れそうだ。
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おかえりなさいませ!
という訳で、セラフは、
凪ちゃんを恋人として、推しとして見ているという設定になります!!
そして、次話からお話が本格始動いたします!
その前に少し注意を…
このお話の都合上、凪ちゃんsideのお話はほぼないといっても過言ではないのでご注意ください
ではまた次話でお会いしましょう!
おやすみなさいませ〜!!
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