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けんもちとーやとさえぐさあきにゃ

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けんもちとーやとさえぐさあきにゃ

1 - あきにゃのたいちょうふりょー

♥

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2022年11月15日

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⚠あてんしょん

・三枝明那視点です

・三枝明那と剣持刀也の小説です

・地雷さん注意

・2人は付き合ってません

・BL要素ほぼ無い

・初投稿なのでお優しい目で見ていただけたら嬉しいです

・ちなみにお話に出てくるライブは

「にじさんじ Anniversary festival」

です























────────────

チリリッチリリッ

というベルの音が響く。

俺は、無視して寝ようとするが寝させてくれないらしい。

俺は、重い瞼を無理やり開けた。

そして、重い体を起こした。

俺は、スマホのアラームを止め、エゴサをし始める。

時刻は

10︰34

を指している。

「え…」

今日は、にじさんじのライブの日だ。

俺はそのライブに出る。

よくよくスマホを見たら、マネージャーからのLINEや電話がたまっていた。どうして気づかなかったのだろうか。

なんならTwitterではにじさんじのライブの話でみんな持ち切りだった。

俺はマネージャーに「今、起きました。今から行きます。」

と入れ、重い体を引きずるように準備を始めた。

俺は、いつもなら30分もかからない準備に1時間かけていたようで

時刻は

11︰42

を指していた。

これならついた頃には12時もすぎているだろう。そんなことを考えならがホテルを出た。

電車は当たり前のことに、とても混んでいて、それはにじさんじのライブがあるからというのは当然わかっている。

俺のせいでみんなに迷惑かけていると思うと気が気じゃなかった。

でも、その前にやらなきゃ行けないことがある。

それは、薬局で薬を買うことだ。

俺は、朝から頭が痛いなと思っていたから、出る直前に熱を測ったら、38.9℃だった。

だから急いで薬局に向かい、薬を探す。

俺は元々体が弱い方なので、自分に合う薬を知っているが、いつもより激しいガンガンした頭の痛みに薬が勝てるとは思えなかったから、いつもより多めに買い、店を出た。その間に走り回ったから、頭の痛みはさらに増えていったが気にせずライブ会場へむかった。

控え室では俺が来たことにみんな安堵をしてほっと胸を撫で下ろしているようだった

俺は何度も頭を下げた。

でもこうしてる内に頭の痛みは増すばかりで、薬を何度飲んでも飲んでも痛みはおさまりを知らずに増すばかりだった。

そろそろ薬がなくなりそうだ。

少し焦りを感じつつ、メンバーと話をしていた。

「それにしても明那間に合ってよかったよ」

と星川が言うが、リハにはめちゃめちゃ遅れている

「まぁぶっつけ本番だけどね〜」

と曖昧な怒りをぶつけないセリフを言った

すると、楓先輩が俺の代弁をするのかのように言ってくれた

「明那初ライブなのにぶっつけ本番でやばくね〜」

と言った。まぁポテチを食べてながら言ってるから微塵も興味などないんだろうけど。

「明那が遅刻なんて珍しいね、遅刻したの初めて見たかも」

としみじみと同じグループの緑仙から言われた。

そんな言葉に俺は嫌な汗をかいた

·················別にやましい事なんてないのにな

そして、すかさず社長が

「確かに」

と返す。

グループが違うから適当に返しただけだろう。

そして、いまさっきまで話に参加していなかった剣持さんが急にすっと会話に入ってきた

「明那昨日何時に寝たの?」

どうしよう。

俺は元々寝るのが遅い。

まぁVTuberだからしょうがないじゃんね?

うんうん

俺は、大学の課題とか、VTuberの会議とか、演出とか色々しているといつも気づいたら6時ぐらいで、明け方である。

しかも昨日は今日のフリを確認して、画像を確認してと色んなことをしていたため、寝たのは7時である。

だから寝坊するんだよと言われたらそこで終了だから俺は、そこで濁した。

「えーと」

「覚えてないや」

と言う

すると剣持さんは自分で聞いたのに興味無さそうに

「ふーん」

と返された。

なんか機嫌悪い?

他のみんなは あきなヤバっ、覚えてないん?、言えないんじゃね?

とか笑って、楽しそうなのに剣持さんはふーんである。

じゃあ聞くなよ!

と思った。

ちなみに、今剣持さんはお菓子食べてる。

美味しそうに嬉しそうに食べる姿は、ご飯を頬張る小動物のようでほっこりする。

まぁだから、ほぼお菓子ないんだけどね。

俺はいらないけど。

そろそろライブ開始30分前になった。

星川に緊張と不安がでてきて、分かりやすいなと思う。

だから星川に、

「大丈夫だよ」

という言葉かけた。

すると星川はちょっと誤魔化したが、そのあとにしっかりありがとうが返ってきた。

俺?俺はというと

頭痛が増してきて、実はめっちゃ辛い。

本の30分前まではこの頭痛に緊張が勝ってたのに、、、

だから実は口数がとても減ってます…

すると、急に剣持さんが

「明那大丈夫?」

って聞いてきた。

この人、気づいているのか?

と思いつつ、そろそろ限界だからここで言うのもありかなと思ったが、俺は遅刻したのに、さらにほかの人に心配をかけるのか?

と思い、やめた。

「いや大丈夫。でも、ちょっとトイレ行きたいからトイレ行ってくる」

そういい、俺はバックを持ち、逃げるようにその場を立ち去った。

そして、トイレの入口前で我慢できずにバックの中から薬を取りだし、飲んだ。

すると、

「明那?」

という声が飛んできた。








剣持さんだ。

やべぇと思った頃にはもう遅い。

「何してんの?」

「···············」

「言ってくれないんですか?」

数分の無言が続き、俺は観念したように口を開いた。

「頭痛くて、薬飲んでました。」

「··········」

剣持さんはそれに対して無言でうなづき、俺のおでこと彼のおでこをくっつけた

「っっ!!////」

とつい赤くなった顔に対して剣持さんは挑発するかのような笑みを向けた後にすぐに真剣な顔になり、そのカッコいい横顔にドキッとしてしまう。

「明那、熱あるんじゃないですか?ライブ大丈夫ですか?まぁ、もしかしたらおでこくっつけたのにドキドキして体温上がっちゃったのかもね〜」

「一言余計だし、俺は熱なんてない」

「ふーん強がってないでいいですよ」

そんな話をしてると俺はよろけ、剣持さんに向かって、勢いよく倒れてしまった。










































────────────

剣持さーんそんな声に振り返る。

見てみると、明那だ。

「お疲れ様です」

明那がすかさず笑顔で

「剣持さんの方が疲れてるでしょ」

「いまさっきまでリハーサルしてたんですよ?」

「俺遅刻しましたし〜」

思えば明那はこの時から変だった。

まず、あの明那が遅刻するなんてこと1回もなかったのに、リハーサルが終わった直後に来ていた。

みんな安心していたし、本人も笑っていたけど、僕には作り笑いにしか見えなくて彼の行動を無意識に見てしまっていたらしい。

その時に、彼が薬を、絶対標準じゃない量を飲み干していたのだ。

でも、薬を飲んだあとはあんなに曇っていた表情が少し晴れた気がした。

だけど、なんの薬を飲んだかは、分からなかったから、もしかしたら……麻やk、いや、流石にないよな。

だから確かめるためにこっそり明那のことを凝視していたが、その後から一向に薬を飲んでくれないため、食べていたチョコパイを急いで飲み込み、明那に聞いた。

「昨日何時に寝たんですか?」

と、もしかしたら普通に体調が悪いだけかもしれないし、と思ったが、普通に濁されてしまい、失敗か。

じゃあ次はどうしよう………

そんなことを考えていたら、もう開始30分前だったらしい、そろそろ準備に入らなきゃ行けない。だから急がないとと、俺は、せかす気持ちをおせえながら必死に考えた。

肝心の明那は表情が更にくもっているが、星川に優しい言葉をかけていて、尊敬だ。

そして、そう考えるとライブの時間がこくこくと迫ってきていることに気づく。

これはヤバい。

そう思い、俺はもう直球にさっきから辛そうにしてる明那に

「大丈夫?」

と聞いてみた。

すると、大丈夫とは返ってきたが、トイレに行くといい、逃げてしまったので追いかけることにした。

すると、また見てしまった。

それは明那が薬をいまさっきよりも多い量をがぶ飲みしているとこだった。

そのあとは、みんな知ってる通り、あきなを少しからかった。

いやだって、もう熱があるのは最初から十分にわかってましたし。

まぁおでこをくっつけたのは無意識なんですけどね。

でも、その時に明那めっちゃ熱いことに気づき、

これライブでれるか?

と思いながら明那喋っていると、

あきなが俺に向かって倒れてきた。

その瞬間、俺の唇に柔らかいもの……まるで誰かの唇が触れたかのような感触がしたが、そんなことより今は明那だ。

明那を救護室まで連れていき、楽屋で明那の体調について話した。

それをマネージャー達にも報告しに行き、みんなパニックになりつつ、準備を始めた。

これは、もう明那は出られないなと思っていたが、楽屋の扉が勢いよく開いたな、誰だ?と思ったら、明那だった。

明那は無理してでも出るといいはり、マネージャーさんを説得されたらしい。

明那らしいといえば明那らしいんだけど、呆れるやつだ。

────────────

俺は、ハッと目が覚めた。

すると、見たことない天井だった。

一瞬しんだ?

とか思ったが、違うっぽい。

女の人が心配そうに俺に話しかけてきた。

「三枝さん起きたんですね」

俺はその言葉で全て思い出し、楽屋に戻り、急いでライブの準備をしようとしていたところ、ドアが急に開いた。

マネージャーだ。

「大丈夫ですか?」

俺が、マネージャーを見て発したことは1つ。

「お願いします。ライブに出させてください。」

するとマネージャーは、呆れたような顔で口を開いた。

「いいですよ。」

俺がきっと何を言っても聞かないということを分かって言っているのだろう。

「ありがとうございます。」

といい、ダッシュで、

ライブの準備をしに行った。

時計を見ると、もう始まる時間だ。

俺は控え室を勢い良く開け、着替えて、本当にギリギリで間に合った。

薬を直前にたくさん飲んだのと、アドレナリンがたくさんが出ているから、多分ライブ中に倒れることは無いだろう。

と思いながら、ステージに立ち、事なきを得た。

しかし、後日剣持さんに看病してもらったり、マネージャー達にふるぼっこと言っていいぐらいに怒られたのはしょうがない話。

────────────

明那はイキイキと普通になんなら、練習よりもいいパフォーマンスで、ライブに立っていた。

でも、舞台袖に向かったあと、魂が抜けたかのように明那は倒れた。 本人は覚えてないと供述しているが、あの人頑張りすぎて、3日!3日!も寝込んでいた。本当にすごい人だと思う。

後日、僕は明那とキsssssssssuしたことを思い出し、彼の顔を見るとその事を思い出し、恥ずかしくなってしまうようになってしまったのは別の話。

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