最近目新しい供給できていないので、最近書いたのをひとつ(*´∀`*)ノポン
やおい(やまなし、オチなし、意味なし)でございます
よく分からないテンションで書いた、2人のイチャイチャをどうぞ(^ω^)_凵
真夜中、声が聞こえた気がして目を開けると
「ん、、、じみな?」
横で寝ていたはずの、というか、僕が寝る前に抱き枕の如く大事に抱きしめていたはずのジミンが腕の中にいなかった。
「んっ、、、うっ、、う、、ふ、、」
ベッドの下から苦しげなうめき声
慌てて飛び起きて下を覗くと、どういう訳か床に落ちてるジミナ。何度も寝返りをうっては悶えて苦しそうに唸っている。
「じ、じみなっ、、」
抱き上げて、ベッドの上に引き戻したけれど起きる気配は無い。荒い息を着いて、閉じた瞼の間からぽろぽろと涙が溢れていた。
悪夢を見ているのだろうか。
「じみな、じみな、大丈夫だよ、」
身体を振ってゆり起こそうとしたが、悪夢を見ている人を急に起こすのはよくないと、誰かが言っていたのを思い出し、
うなされ続けるジミンを抱きしめて胸に大事にしまいこんだまま、ゆっくりベッドに横たわった。
僕の香りが分かったのだろうか、僕の胸にその小さい頭をぎゅっと押し付けて、頭を必死ですりすりと擦りよせて、か細く泣いている。
そんな甘えた姿を、可愛い、なんて少し思ってしまいながら、布団に自分の体ごとまとめてそっと包み込む。細い腰にまわしていた手で彼の背中の真ん中をとんとんと軽く叩いた。
「じみな、聞こえる?大丈夫だから起きといで、、」
そのサラサラの髪に顔をちょっと埋めて囁くと、ジミンの荒かった呼吸がちょっとだけ落ち着いた気がした。
もう少し、と
とんとん、とんとん、ってノックするみたいに、ジミンの身体をあちこちタップしていたら、
「ン、、ンン、、ぐが、、、?」
どうやら無事に戻ってこられたらしい。
ジミンの細い腕が僕の背中に回って、抱きついてきた。
おまけにそのぷくぷくのほっぺを潰れちゃうんじゃないかってくらい強く胸にくっつけてくる。それはもう、とんでもなく、この上なく、たまらない可愛さで、ぴとって音がしそうだった。いや、多分してた。僕には聞こえた。
この恋人の事になると、表情管理などまるで役に立たない僕は、だらしなくへにょへにょに緩んでしまった頬で、形のいい頭に頬擦りして、つむじにキスを落とす。
「じみな、だいじょぶ?」
「ぐが、、」
「ん?なあに?」
「居なくならないで。離れないで、ぼく、、ぼく、ぼくのこと、、捨てないで、、」
「ちょ、、ちょっ、なにいってるの、、あぁ泣かないの、ね?じみな、だいじょーぶだから、あぁっ、だめそんなに悲しい顔しちゃ」
再びぐずぐずに泣き始めたジミンに慌てて真っ赤な頬をそっと両手の平で掬ってこちらを向かせたが、その目からはぽろぽろと大粒の涙がこぼれ落ちる。親指で拭っても拭っても落ちてくるから、
もうどうしていいか分からなくて、キスできるくらいぴったり顔を寄せてそのうるうるの目と合わせてみたけれど、引き結んでしまった唇をむにゅむにゅ歪ませて余計に泣き出すジミン。
な、なんでえ、、どうしてまだ泣くのぉ、、
「だいじょーぶ、大丈夫だよぉ、僕じみなが大好きだから、ね?ずっと愛してる、さらんへ、ね?じみな、さらんへ!」
ちゅちゅ、と唇にキスを落としてから、頭を引き寄せて、額に唇を当ててじっと抱きしめた。
それでもしばらく泣いてた赤ちゃんジミニだったけれど、次第にしゃくりあげ始め、僕が長かった額のキスを終えて、頭をなでなでする頃には、くすんくすんと小さく鼻を鳴らしているだけになった。
ここまで来たらもう大丈夫。壊れやすい大事な宝物を抱きしめたままもう一度寝ようとしたら、
「ぐが、、ごめんね、、、」
小さい声が聞こえて顔を見ようと身体を離したが、拒否されて顔をギュッて押し付けてる。
なあに、それ息苦しくない?大丈夫?
あ、わかったわかった、恥ずかしいのね、恥ずかしくなっちゃったのね、ん、それならそれで大丈夫ですほんとはうるっうるの泣き顔もっと見ていたかったけど、甘えたなジミナは100倍かあいいので、そのままでいといてください
「ヒョン大丈夫ですよ、いつまででも、僕の胸にぎゅってできるのはヒョンだけです。ヒョンにしか許しませんから。安心してそこで眠ってくださいね」
「ぅん、、ここ、おちつく。」
「ん、よかった。」
「ぐがの」
「うん?」
「ぐがの心臓の音聞こえて、ぐがここにいるって分かって、おちつく」
「ん゛」
な、な、な、
なんそのかあいいのぉぉおおお!!!
スパダリを演じてたつもりだったが、グクは耐えきれず、じみなをぎゅううううって抱きしめて、それはそれは強く抱きしめて悶えた。
泣き止んだばかりのぐずぐずの声で、言われたかわいい言葉。ムリ、むりむり、、可愛いがすぎる。
いたいいたいってなんかちょっと嬉しそうなジミナは無視です。あなたが煽るから悪いんです。
「ぷは、」
ようやく解放してあげて息継ぎしたじみなのひよこ唇にキスを落とすと、ふわあってかわいい声。もう僕さっきから可愛いしか言ってないや。
なんか可愛さ余って我慢できなくなってしまい、抱きしめたままくるって転がって体の上にヒョンを乗っける。
こうするとほら、ヒョンは僕より体が小さいから、頭の位置も下なら、足の長さも足りてなくて、僕のふくらはぎの真ん中あたりでパタパタしてる小さいむちむちあんよ。
つむじまで覆い隠しちゃうように、布団をかけてやると、なんだか雪を頭から被って顔だけ出したアザラシの赤ちゃん、みたいな、、よくわかんないって?いいよわかんなくて、僕もよくわかんないけど、とりあえず白くてもふもふしてるのに、もっとふわふわになっちゃってる感じってこと。
「ぐがぁ、、おろして、、これ内臓潰れる感じするぅ、」
なにその感じ、大丈夫?多分潰れないと思うよ。
あ、ねむたそう。
瞬きがゆっくりになって、力が抜けた身体がちょっと重たくなっている。
そっと布団に下ろして抱き寄せ、腕枕してあげると、いよいよちゃんと寝る準備。
「おやすみ、じみな。」
ちょうど子猫や赤ちゃんにやるみたいに、猫や赤ちゃんにやるみたいに─ 大事なことは2回─指ですうってじみなの眉間を下に向かってなぞってあげたら、
頑張って目を開けようとしていた瞼がもう逆らえずに下りてしまう。素直すぎて心配になるくらい。本当に赤ちゃんだ。僕だけの赤ちゃん。
お互いの心臓の音をとくとくとくって、相手の胸に送り込んで確かめ合いながら、
「次はいい夢みるんだよ、ちゃぎや」
ほっぺにキスを落として、大事な恋人を夢の世界へ送り込んだ後、僕もそっと眠りに着いた。
「おはよお〜僕のエギやぁ(赤ちゃん)」
「ん〜ひょぉん、もーちょっとだけ、、」
「だあめぇ、ぐがあ!おきろ!」
僕のほっぺを両手でサンドイッチして、むにゅむにゆ容赦なくもみくちゃにしてくるヒョン。あれ、夜は僕の赤ちゃんだったのに。僕がヒョンの赤ちゃんみたいだ。
とりあえず、ベッドの横に立ってたじみなを捕まえて体の上に乗っけたら、逃げようとむぐむぐ言ってるから可愛い。やっぱりこれは僕のエギだよ、間違いない。
まぁ、どっちでもいいかな
どっちにしても、僕とヒョンはお互いにとってお互いが’世界で1番の恋人’、なことには変わりないからね。
コメント
9件
ニヤニヤ(⸝⸝◜𖥦◝⸝⸝)止まらん!!最高すぎる( 💓∀💓)
かわいすぎる🥰🥰 やっぱり主様最高です💕
かわいいいいい こんなのも書けるの!?