菊夢
夢主が菊に監禁されるお話です!
菊さんの愛がすっっごく重いです。こうゆうの書くの初めてなので、大目に見てください。
えち表現あり
喘ぎあります
今回もえちい場面は書かないです!少々お待ちを……
その日から、菊は夢主を、毎回家まで送っていた。夢主は最初は申し訳なかったが、菊とする会話が楽しくて、もう夢主は、菊に完全に懐いていた。
「ふふっ…、菊さんとお話してると、すぐに家に着いちゃいますねっ…」
夢主は自身の家が見えると、はにかむように菊に微笑んだ。
「そうですね、私も、夢主さんとお話していると、時間を忘れてしまいます。」
菊もそっと微笑み返した。夢主がよく笑顔を見せてくれるようになったのが素直に嬉しい。
しかし、菊の目的は変わっていない。そろそろ良い頃だろう。
「…しかし、夢主さんを見ていると、つい不安になってしまいます。この世の汚さを、貴方は全く知らない。」
夢主は隣の菊を見上げ、小さく首を傾げたが、菊はそれにそっと微笑んで
「夢主さんは、無防備過ぎるのですよ。…でも、それもまた愛おしい…。」
夢主は、菊の表情を伺う。いつもと変わらない、穏やかな笑みはなのに、今日はいつもと少し違うように見えた。
「あ…あの…菊さん…?ごめんなさい、私、よく意味が……」
その時。菊は夢主をそっと後ろから抱きしめて、自身の着物の懐から、睡眠薬を忍ばせたハンカチを取り出し、夢主の口と鼻を抑えた。
「んっ…!ぁ、んんっ、!」
夢主は、急な状況に驚いて固まったが、すぐに危機感を感じて、抑えられている菊の腕を握り、首を振って身をよじらせた。が、菊の力は、見た目では想像できないほど強く、びくともしない。
「あぁ…夢主さん。そうやってもがく姿も愛おしい…でもね、私のような、穢れた大人も居るということを、夢主さんはご存知なかったようですね。」
菊は力を込めて片手で夢主の華奢な身体を抱き留めながら、ハンカチでしっかりと夢主の鼻と口元を抑えていた。
だんだん、夢主は抵抗する力を失っていく。視界がぼやけ、力が入らない。菊の声も、遠くなっていく。
これからどうなってしまうのか。何をされるのか。夢主は想像する間もなく、力を完全になくし、菊の腕の中でこてんと眠ってしまった。菊はそっとハンカチを離し、夢主をぎゅっと抱きしめる。
「この時を…ずっと待ち望んでいました…夢主さん。今日から貴方は、私だけのものです。どうか、私の身勝手を、お許しくださいね…♡」
菊は月明かりに照らされながら、夢主を抱き抱えて、あらかじめ用意していた隠れ家へと向かった。
「貴方は私の光。私は貴女なしでは生きられません。それは、貴方も同じでしょう?」
菊は夢主の額に、そっとキスを落とした。
ついに菊さんは手を汚してしまいましたね…ちなみに、菊さんは、一人で帰っていた夢主をたまたま見かけて、その時に一目惚れしたんですって。そこから、夢主の情報を自力で集めたとか。お互い面食い!!!
お次のお話はえちいれる予定です楽しみにしとかないで下さい!!
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