人は限界を迎えると天使が見えるらしい
fw
限界を迎える人。仕事のストレスとかで。ある日突然天使が見えるようになった。
天使
天使。突如fwの前に現れる。kgmにそっくり。
※嘔吐表現等の病み要素あり
※名前伏せません
※ご本人様とは一切関係ございません
「こンばんハ、不破サん」
「今日は星ガ綺麗でスね」
fw「、、へ?」
fw「う”、ぁ”え」
最近、こうして吐くことが増えてきた
お酒とか関係なく
でもなんも食ってないから胃液しか出てこない
fw「、、きったね、」
ジャーー
fw「、、い”って、」
「、、うわ血滲んできた」
この前姫にぶっ叩かれたところに水がしみた
なんか知らんけどキレられて酒瓶でパッキーンって
くっそいたかったわ
手で頭守ったらガラス片刺さりまくってん
まぁあの姫はもう出禁なったからしばらくは大丈夫やと思うけど
fw「、、はぁ、」
もう疲れた
明日はろふまおの収録だし、はよ寝よ
fw「ん、、ゴクッ」
寝たいのに寝れへんから睡眠薬をつまんだ
量多かったら効くの早いかなぁっていうアホな考えで7錠くらい飲んでみた
もう俺ズタボロやて、キャパ超えてるって
しばらくした後、運営から貰った”フワッチクルーラー”のぬいぐるみを抱いて、途切れ途切れの睡眠をとった
チュン、チュン、
fw「、、ん、朝か( ˊ࿁ˋ ) ᐝフワァ~、」
「まぶし、」
晴れのくせにしゃしゃんなとか理不尽なことを思いながら起きる
現在時刻はおおよそ8:00、余裕はある
重たい体を動かし、洗面台に向かう
ジャーー
シャカシャカ、
fw「、、ぅわ、隈やば」
昨日はどのくらい起きたんだろう、と思い出してみた
5回以上起きたな
ほなこの隈も納得か、
変に心配されてもダルいので結構濃くファンデーションを塗っといた
でもこの前しゃちょーに顔面真っ白って言われたからなるべく目立たんくらいに塗った
その他メイクとかのあーだこーだを済ませ、家を出る準備をする
fw「朝飯、」
「、、いいや」
コンビニ寄ってエナドリ買えばええやろ
そう思い家を出た
ガチャッ
ついた
重たい目をメイクが落ちない程度に強く擦って無理やり開くようにする
口角を上げ、目を細める
不破湊営業スマイル、完成。
よし行こ
ガチャッ
fw「お疲れ様ですぅ〜!」
kgm「お疲れ様です」
fw「あれ、まだ社長しか来てない感じ?」
kgm「はい、不破さん今日はお早いですね」
fw「んや〜なんか早く起きれたんすよねー」
kgm「それは良かったです、よく寝れました?」
fw「、、うん!」
そんなん嘘だけど
ガチャッ
knmc「お疲れ様でーす」
kgm/fw「お疲れ様です/お疲れ様ですぅ〜」
knmc「これどーぞ」
fw「ん?なにこれ」
knmc「近所のめっちゃ人気のケーキ屋さんが開店間もないのに珍しく空いてたんで買ってきました」
kgm「おお!ケーキですか!」
fw「やっちゃ〜!ありがともちさん!」
knmc「いえ、貴方達へのはついでですよ」
「僕が食べたくて買っただけで!!ついでですよ!!!」
fw「にゃははー」
kgm「別にそこまで言ってないけども、w」
ガチャッ
hr「お疲れ様でーす、って僕遅刻しました?」
kgm「いえ、そんなことはないですよ」
hr「はーびっくりした〜、、もちさんいるから遅刻したかと思った〜、」
knmc「なんで僕がいると遅刻になるの」
「僕は遅刻しませんよ」
hr「いや配信遅刻してるでしょうが」
「って、なんですかそのケーキ!?僕も食べたあい!!!」
fw「ん、まだ箱ん中あるよ」
「もちさんに感謝しな〜」
hr「え、もちさん、?」
knmc「何その反応」
「もう二度と買ってこなくてもいいんだよ」
hr「いえなんでもないですありがとうございます」
knmc「んははw」
fw「ŧ‹”ŧ‹”」
ケーキなんていつぶりだろ
いやでもホスクラで毎年食ってるか誕生日の時
思ったより腹に入るな、
fw「、、っ、」
前言撤回
入らん
fw「、、俺お腹いっぱい!もちさん食ってええよ!」
knmc「え?もうですか?」
fw「おん、朝飯カフェでガッツリ食ってきちゃったから!それにもちさんが買ったもんやし!」
knmc「それならいいけど、、」
ガチャッ
D「みなさーん!そろそろ収録始めるのでスタジオまでお願いしまーす!」
rfmo「はーい」
うーん、吐きそう
なんかさっきから頭回んねぇ
fw「でも俺あんま好きじゃない」
knmc「なんなんだよw」
……
hr「え終わり!?」
『wwww』
早く終わんねぇかな
もう食うのキツイんやけど
D「カットー!」
「では今日はこれで終わりです!お疲れ様でしたー!」
knmc「やっと終わったよー、、」
hr「今日も相変わらずハードすぎる、、」
fw「、、っ」
タッタッ、
kgm「?不破さん?」
fw「ちょっとトイレ、」
kgm「、!ちょっ、」
タッタッタ、、
knmc「、、顔色悪かったね、ふわっち」
hr「さっきの収録の時、ちょっと疲れてそうだったのってそういうことだったのかな、、」
kgm「大丈夫でしょうか、」
hr「待ちましょ、」
「今近寄ったら不破さん、余計自分のこと追い詰めそうだし」
kgm「そうですね、、」
fw「う”ッ、ぉえ”ぇ、、っ」
ビチャビチャ、
うっわ、全部もろやん
最悪、ちゃんと消化しろよ俺の胃
fw「ゲホッ、かッ、、」ズルッ
しくったなぁ
俺、結構えぐい顔してたやろ絶対
心配させちゃったかな、
もうぐちゃぐちゃや
はよ戻らんと、
体が重い
この後も仕事あんのに、
みんな、もう帰ったかな
ガチャッ
knmc「あ、おかえりー」
fw「あぇ、まだ帰ってなかったんや」
hr「なんも言わずにアニキ置いて帰るわけにもいかないでしょ?」
「さ、帰りましょ〜」
fw「あ、うん」
hr「あ、そうだ」
「このあとみんなでご飯食べ行きません?」
kgm「お、いいですね」
「個室予約しましょうか」
knmc「、、個室って、居酒屋?」
kgm「あ、剣持さんも来ますか?」
knmc「僕未成年だけど」
hr「まぁお酒飲まなきゃ大丈夫でしょ!」
knmc「帰ります」
hr「えー!相変わらずつれないなぁ、」
kgm「不破さんはどうします?」
fw「んぇ、あー」
「ごめん!俺この後仕事あるからパスで!」
kgm「そうですか、、」
knmc「じゃあね」
hr「はーい、また収録でー、、」
fw「俺ももう行くわ!じゃあな〜」
kgm「はーい、お仕事頑張ってください〜」
fw「もちさーん!途中まで一緒に帰ろ!」
knmc「ん、いいですけど、」
fw「んで、その同僚が───」
knmc「んははwなにしてんのww」
fw「そうなんよー!ほんで──あ、もうここまで来ちゃった」
「んじゃこの辺で!またねーもちさー」
knmc「あ、ちょっとまって!」
fw「?」
knmc「、、ふわっち、」
「あんま、無理すんなよ」
「あなたに倒れられたらこっちも大変なので」
、、あー
心配させちゃった
fw「、、だいじょぶよもちさん」
「ありがとね」
ポンポンヾ(・ω・`*)
knmc「、、子供扱いすんな」
fw「にゃはは」
「じゃーねー」
knmc「、、ん、」
もちさんが買ってきたケーキも残しちゃったし、今度お詫びに何か買おっかな
、、はぁ、仕事行くか
fw「お疲れ様でーす!」
『『お疲れ様ですー』』
『ミナトちゃっちゃと着替えちゃって!もう店開けるわよ!』
fw「は〜い」
『ミナトさん指名入りました』
fw「ん、はーい」
『、、ぁ、』
fw「ニコッ」
「ご指名、ありがとうございます!」
「初めまして、だよね?」
「”奏”です、これ名刺」
「よろしくね?」
『カァァァ、、//』
『よ、よろしくおねがいします!ミナト、くん?』
fw「ミナトでいいよ、仲良くしよ?」
『え、でも、、』
fw「まぁでも無理に呼び捨てしなくてもいっか!」
「ちょっとずつ、仲良くなろ?」
『は、はい!!//』
fw「ふふっ、かわいい」
『か、かわいいだなんて、、!』
fw「えー?だってかわいいじゃんw」
毎日、建前の愛を振りまく
これが俺の仕事
今日はメンヘラ来ないといいな
早く帰りたい、
『、、?ミナトくん、手どうしたの?』
fw「、、え?あー、家で自炊してたら怪我しちゃって、」
『そうなんだ、痛くない?』
fw「うん、大丈夫」
「ありがとね○○ちゃん」
『ううん、早く治るといいね!』
fw「そうだね」
『ミナト!!!!!!!』
fw「、!」
やべ、めんどくさいのが来た
『私以外の女と関わるなって言ったよね!?その女誰よ!!!』
『お客様困ります───』
『うるさい!!!』
キチキチ、(カッターを出す)
『、、ひ、』
『アンタ、ミナトに何する気?』
『い、いえ、私は何も───』
『うるさい!!!!!』
『アンタがミナトを誘惑してるのね!!!!』
『え、違』
『許さない、、』
『○してやる!!!!!!!』
スッ(カッターを振り上げる)
fw「!○○ちゃん!!!!」
ザシュッ
『っ、、』
『!!、ミナトくん!!!!!』
fw「いってて、、」
「ごめんね○○ちゃん、初めて来たのに怖い思いさせちゃって、」
『ううんいいの、』
『それより腕、!!』
ポタポタ、🩸
fw「にゃは、こんくらいへーきだよ、」
『でも、!』
fw「心配しないで?○○ちゃん、」
『、、なんで、』
『どうして!?どうしてミナトは私のこと見てくれないの!?』
『私はこんなにも愛してるのに、、』
fw「△△ちゃん、」
『ねぇどうして?』
『私の何がダメなの、?』
『私のこと、愛してるって言ったよね!?』
『なのにすぐ浮気しちゃうんだ!!!!!』
fw「ちょ、落ち着いて」
『やめてよ!!!!!』
『もう、っ、ミナトなんか、』
『大嫌い!!!!!!!!!!!!!!!』
fw「、、」
大嫌い
この仕事してて何度も浴びせられた言葉
いつになっても、この言葉には慣れない
『警察だ!!!刃物を離しなさい!!』
『いやっ!離して!!』
『私はただミナトと──』
『ほら、詳しい話は署で聞きますから』
『いやっ!!やめて!!』
『ミナト!!助けてよ!!』
大嫌い、って言っても
こうやってすぐに手のひら返し
さすがの俺もうんざりでしょ、もう
fw「、」
「───あの、大丈夫ですよ」
「ちょっとしたいざこざなんで、」
『え?でも君───』
fw「ほんとに大丈夫ですから、」
「その子を離してあげてください」
『、、そうか、』
『あまりこういうことは起こさないようにね』
fw「はい」
『ミナトさん、!』
fw「大丈夫よ□□くん、」
『でも、、』
fw「いいから、△△ちゃんの見送りしてあげて?今日はもう疲れたと思うから」
『、、はい、』
タッタッ、、
『、、ミナトくん、』
fw「ごめんね?怖い思いさせちゃって、」
「俺は大丈夫だから、安心してね?」
『でも───』
fw「さっ、続き話そっか」
『、、うん、』
『、、ミナトくんは、優しすぎるよ』
『もっと怒ってもいいのに、』
fw「、、んふふ、みんな大事なお姫様だからね、」
「怒るなんてできないよ」
『、、そっか、』
優しすぎる、って
じゃあどうしたらいいんだよ
こうでもしないと、俺○ぬよ
てか俺の苦労、代わりに味わってくれよ頼むから
、、ああ、この子は俺の事心配してくれてるのに、なんてこと考えてんだ俺
『ミナト、腕大丈夫か?』
『お前ってメンヘラによく好かれるよな〜』
fw「にゃは、大丈夫よ」
「もう慣れちゃったよね」
『え〜?w』
『慣れちゃダメだろwもっと自分大事にしろよ?』
fw「はいはーい」
『ぜってぇわかってねぇこいつw』
『ミナト、もう上がっていいわよ』
『今日も大変だったわね、お疲れ様』
fw「いえいえ〜」
「んじゃ、お言葉に甘えてお先上がらせてもらいますね〜」
「お疲れ様で〜す」
『『お疲れ様でーす』』
fw「、、」
はぁ、今日も疲れた
腕切られたし、
しかも結構傷深いし
これじゃあしばらく通常衣装来た時包帯目立っちゃうじゃん
最悪だ、またみんなに迷惑かける
fw「───!ゔぇ、」
ビチャッ、ビチャ、
「ぅ、おぇ、、っ」
「ゲホッ、ケホッ、」
あーあ、吐いちゃった
虫湧いちゃうな
fw「、、はぁ」
ドサッ(ゴミ袋に倒れ込む)
もうこのまま、寝ちゃおうかな
なんなら
fw「、、このまま目覚めないでいいや」
ここでずっと寝ちゃえば
らくになれるかな
「─────おや、こんナとコろでお昼寝デすか?」
fw「、!」
え
声がする
誰
「起きテくだサい、風邪引キますよ」
fw「、、」
ムクッ、
このまま無視して眠ってしまっても良かったが、この声の正体が気になったので起き上がってみた
すると
fw「──!」
「こンばんハ、不破サん」
「今日は星ガ綺麗でスね」
fw「、、へ?」
そこには、俺の見知った顔があった
fw「、、しゃちょ、?」
新シリーズです
人外ってよくてぇ、、
シャーデンフロイデはね、ブームがすぎてしまって、
すいませんね飽き性なもんで
なのでそちらの方はちょっとずつ書き進めて言って出来たら公開しますね
これと同時並行で
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コメント
4件
いや続き楽しみすぎて第1話3回ぐらい見ました、今から第4回見ます(((
えどうしよう今回も神作の予感…好きすぎる……続き楽しみです!!
続きめっちゃ楽しみです☺️!!