テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ノベル初めてです。
大目に見てネ
mtk···▸大森元貴
hlt···▸若井滉斗
ryok···▸藤澤涼架
mtk side.
こんにちは、大森元貴です。
僕はMrs. GREEN APPLEという
バンドのボーカル兼ギターをしている。
ありがたいことに、
最近は多方面から仕事のお誘いを貰ってる
おかげで僕ら3人は引っ張りだこ状態。
ちなみに、メンバーの若井滉斗とは
半年前から付き合っている。
墓場まで持ってく僕の片思いだと思ってたけど
悩んだ末に思いを打ち明けた時
「なんだ、そんな事で悩んでたの?」
と優しく僕を受け入れてくれた。
晴れて付き合えたのはいいんだけど、
忙しすぎて段階がなにも進んでない。
軽いキスまではしたけど、
それ以上はできてない
僕だって男だから一応そうゆう欲はある。
若井は経験豊富そうだから
すぐにでもアクションしてくると思ったのに。
それに若井は嫉妬もしない
僕が誰と話そうともお構い無しだ。
若井が女性スタッフと話してるだけで
モヤっとする僕とは大違い。
そんなの関係ないとでも言うように
今日も今日とて忙しい日常が続いてる。
mtk「今日の予定って音楽番組だけ? 」
ryok「そうだね〜」
hlt「じゃあ早く終わるかもね」
mtk「うーん、そうだね。どうしようかな、
終わったらその場で解散にする? 」
ryok「まぁ実質解散僕だけだけどね笑」
言い忘れてたけど、若井と僕は同居してる
涼ちゃんは僕と若井の関係を知ってる
唯一の人物と言っても過言じゃない
mtk「なんかごめん、笑」
ryok「いいなぁ〜、恋人。」
hlt「涼ちゃんだったらすぐできるでしょ」
ryok「いや〜そんなことないよ〜?」
涼ちゃんは謙虚だから否定してるけど
ほんとに作ろうと思えば作れると思う
こんなに性格も愛想もいいのに、
今まで作って来なかったのが不思議でならない
そういえば前、
涼ちゃんが酔ってる時に 同じこと聞いたら
「だって3人でいるのが1番楽しいから、
この時間が減るのは嫌なんだよね〜。」
なんて言ってたっけ。
そんなこと言ったら一生できない気がするけど
今はこのままがいいのかもな。
音楽番組の出番が終わって
楽屋へ戻ろうと廊下を歩いてた時
以前個人的にコラボさせて頂いた
女性アーティストさん、kさんと鉢合わせた
k「あ、大森さん!お久しぶりです!」
ryok&hlt「…?」
mtk「あぁkさん、ご無沙汰してます〜。」
k「Mrs. GREEN APPLEさんも出演すると
耳にして、もしかしたら会えるかもと思って
楽しみにしてたんです! 」
mtk「えぇ〜、そうなんですか?
嬉しいです、ありがとうございます〜」
ryok「お知り合い?(コソッ 」
mtk「以前個人コラボしたことあって 」
k「藤澤さんと若井さんですよね! いつも
1ファンとして見させてもらってます!」
ryok「えぇ〜!ほんとですか!
ありがとうございます〜!」
hlt「ありがとうございます。」
k「いつかご飯とかご一緒したいです! 」
mtk「えぇ〜嬉しいです。
機会があれば是非お願いします。」
k「あ、すいません引き止めてしまって…
お忙しいですよね、この辺で失礼します!」
そう言ってkさんはそそくさと行ってしまった
ryok「個人でコラボってさ、
アーティストの 大森元貴として?」
mtk「…?当たり前じゃん。」
ryok「へぇ〜…じゃあ元貴、
あの子は気をつけた方がいいかもね」
mtk「え?」
そう言って涼ちゃんは
足早に楽屋の方へと 行ってしまった
気をつけてって…なにをだよ、
ちゃんと全部言えよな〜、、
mtk「…滉斗、僕たちも楽y…んッ、!?」
その瞬間、僕は若井に強引なキスをされた
mtk「な、なに、急に、ッ…//」
人が通ってもおかしくない場所で
急に キスしたこと、
それを叱ろうと若井を睨んだ
しかし、目の前にいる若井は
やけに不貞腐れていて
僕の脳が”これは嫉妬だ”と理解する頃には
もう怒る気は失せていた
hlt「俺、あの人知らないんだけど。」
いつもより低い若井の声
拗ねてるような、イラついてるような
そんな声すらどうしようもなく愛おしい
mtk「仕事の人だから、
別に 言わなくていいと思って…」
hlt「へぇ…?じゃあ俺が、
女性と 元貴の知らないところで関わってて
それが仕事相手の人だったらいいんだ?」
そんなの、答え分かりきってるだろ。
mtk「……嫌だ。」
hlt「元貴は嫌なのに、俺にはやるんだな」
mtk「ごめんって、、次から言うから…」
hlt「…ねぇ、俺嫉妬したんだけど。」
若井が嫉妬…ないと思ってたから油断してた
mtk「っ…なにすれば、許してくれる?」
hlt「ん〜、そうだなぁ… … キスしてよ。
あ、元貴からね。」
mtk「は、ッ!?//」
今までしたキス。数は少ないといえど、
毎回してくれたのは若井の方からだった。
hlt「ん、なに?できないの?」
mtk「…恥ずかしい、//」
hlt「ふーん、してくれないんだ?
じゃあ俺も仕事関連の人と関わるね?」
mtk「っ…、!やだ、、!」
hlt「じゃあキスして?」
mtk「…わかったから、、目つぶって。//」
hlt「ん。」
…若井のまつげ、長くて綺麗だな。
僕こんなイケメンと付き合ってるのか…
hlt「…まだ?」
mtk「あ、ッごめ…、!」
そうして目をつぶってる若井の唇に
そっと僕の唇を重ねる
mtk「はぃ、…これでいいでしょ、//」
hlt「……顔真っ赤。」
mtk「ひゃあッ、!なっ…、、!//
急に耳元で囁くなよ、!!//」
そう言って僕は若井の肩をバシバシ叩く
hlt「い゛て、笑 ごめんって、笑 」
mtk「ッ〜、///」
hlt「…たまには元貴からキスしてよ」
mtk「は、!?///」
hlt「あーでも…そしたら、、 」
hlt「俺、我慢できないかも。」
mtk「…へ、?」
hlt「先、楽屋戻ってるな〜」
そう言った若井はにやっとして
楽屋の方へと戻ってった。
残された僕は、若井の言葉の意図を理解して
「~~~~ッ、!?//////」
1人で悶える羽目になったとさ。
締め方行方不明でしたっ
ごめんネ
コメント
1件
めっちゃ可愛い… 好きです…🥹✨ フォロー失礼します!! 次回も楽しみにしてます!💞