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予告もないのにすいません!💦
書きたいので書きまーす
このお話は地縛少年花子くんの夢小説です
苦手な方は注意
主人公:藤原羽菜(ふじわらはな)
性格:控えめで大人しい。葵と仲がいい
スタート!
「葵、ハンカチ落と」
落としたよ、と言おうとして茜くんが拾って言った。
「あおちゃん!大丈夫?落としたよ!」
私にも好きな人が出来たらこんなに早く気づいて動けるだろうか。
「うん!ハンカチ落としただけだから。羽菜ちゃんもありがとう」
私もこんな素直にありがとうやごめんが言えたら。
「あっ!葵!カバンの中の飴が、、」
「?羽菜ちゃん?」
「あっいやーなんでもないよ!ごめんねー」
私には生まれつき怪異が見える。そして茜くんが七不思議1番目だと分かっている。
さっき葵のカバンの中の飴を漁っていたのは勿怪だ。
そんなことは置いといて、私は今日、やらなければいけないことがある。
委員会の資料をまとめに空き教室へ行くこと。
さっさと荷物をまとめて教室を出る。
空き教室には茜くんがいた。
「茜くん?なんでここに?」
「生徒会の資料をまとめろって会長がうるさくてさ💦」
生徒会の会長、輝先輩か。
輝先輩は小さな頃から怪異が見える仲間として仲良くしていた。(光くんも)
資料をまとめるために席に着いた瞬間、私の後ろでなにかの気配がした。
「藤原さん!!危ない!」
どうやら怪異が後ろにいるらしい。
茜くんは咄嗟に地面を蹴り、飛んで怪異を倒してくれた。
「藤原さん!大丈夫?」
「うん!大丈夫!」
この時、胸がドキドキした。
何故だろう。
それと同じくらい胸が痛い。
茜くんが葵のことを好きなくらい知っていたはずなのに。
茜くんを好きになってはいけないって分かってたのに。
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