おじさんとの最後の約束をした。
おじさん「今まで君の心の中に入って
自由自在に君を動かしてきたが
これで最後にする」
私「え?どうして!?」
おじさん「ちゃんと成仏したいんだ。」
私「……。。」
おじさん「また君と会える時が来ることを願って
の事見ず知らずのわしの事を心配して
くれた事感謝じゃ君はこれからは自由
じゃ。わしの人生ではなく君には君
の人生が待っている。沢山の世界を
知って羽ばたくための未来がある君
から教わった事も沢山ある事
を忘れるんじゃない」
私「私、まだおじさんに何もしてない
もっとおじさんのこと知りたいし、、
もっと、、」
おじさん「わしの事を忘れずにいて
くれただけでそれだけで
嬉しいことだから。だから、
前を向きなさい。 やりたい事、
叶えたい物に向かって歩みなさい。
それがわしとの約束。
守ってくれるかね?。」
私「はい。」
朝日が出始めてきた頃だった。
おじさんの身体がどんどん
薄くなっていくのに気がついた。
私「あっ!!おじさん!!」
おじさんは最後まで笑顔だった。
私の中で何かが変わった瞬間でおじさんは
私の憧れの存在になった。
あの出来事は今でも鮮明に覚えている不思議な
感覚と不思議な冒険をした私だった。
おじさんの命日には墓参りに行っている約束
した夢も叶いそうだった。
私「よし、出来た!!」
私が描いた物には笑顔のおじさんの姿があった
私「おじさん、夢叶ったよ」
“ずっと見守ってるよ”と言われた気がした。
終わり。