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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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⚠️注意⚠️

今回もカプ要素無し

中也転生・女体化

中也とヒロアカキャラの絡み有り


あの日以降、偶に首領とエリス嬢と会うようになった

そして、今日は雄英入学の日である

雄英は超難関校

どんな奴らがいるのだろうかと胸を高鳴らせながら準備をし、「行ってきます」と言って家を出た


中「此処が雄英……」

いや、ドアデカくね?俺はドアを見上げながら思った

おかしいだろ、このデカさ

いや、俺が小さいって事じゃないんだが、本当にデカい

コホン、気を取り直そう

思い切ってドアを開ける

一番最初に目に付いたのは不良の様な少年と明らかに堅物そうな眼鏡の少年が

口論をしている所だった

……此処、ヒーロー志望の奴が集まってンだよな?入学早々喧嘩始まんの早ぇな

ていうか金髪の方の不良少年に見覚えがある

うーん何処で会ったのか……

少し考えてから、その少年のことを思い出した

この世界に来たばかりの頃に助けてくれた少年の1人だ

名前は確か、バクゴーカツキとか何とか…

話しかけようと思ったが、教室の隅に居る謎の寝袋に包まった人間が気になって仕方がない

誰も触れないし、何も言わない方がいいのだろうか、否これは皆気づいていないのか

なんてまた考え込んでいると後ろで緑のモサモサ頭の少年と、なんかほわほわした感じの少女が

大きな声で喋りだしたので、其方に目を向けた

緑のモサモサ頭ってコイツも、昔の彼奴か?

と考えていると、先程の寝袋がモゾモゾと動き、人が現れる

そしてそのままソイツが喋りだし、生徒が驚きの声を上げた

なんかコイツ織田に声が似てんな

ていうかこの寝袋イモムシが担任なのか…

呑気にそんなことを考えているといつの間にか個性把握テストの話になっていた

周りのクラスメイトがガイダンスは!?などと騒いでいる中、担任の相澤は説明を続ける

やっぱり、ヒーロー志望なだけあって他とは色々違うんだな(?)多様性的な(?)

意味不明な人物や展開に慣れている俺は特に驚く事もなく話を聞き続ける

(昔は頭のおかしい奴が多すぎたためか、感覚が麻痺しているのかもしれない)


校庭にて

担任の相澤が一通り説明をした後、カツキに中学の時のソフトボール投げの記録を聞いた

カツキは少し間を置いてから「67m」とだけ答えた

この感じ……反抗期だろうか?元がこれなのか?

なんて考えているとまたいつの間にか話は進んでいたらしく、カツキの 「死ねぇ!!」という

謎の掛け声(?)によって意識が戻された

その後もボーっとしていたらまた話は進み、【最下位は除籍処分】となっていた

初っ端からすげぇなこの学校は(?)

そして始まった1種目は五十m走

ずっとボーっとしていたからか、残りは俺だけになっていた

まぁ、気長に行こうなんて考えながらラインに立つと相澤に声を掛けられる

相「手ぇ抜くなよ」

中「体力消費したくないんで」

笑みを浮かべて返す

手ぇ抜くなよ…ねぇ、でも前みたいに走ったら其れこそ注目を浴びすぎる

俺はヒーローになりたいが、目立ちたいわけじゃない

前世とは違う、穏やかな生活ってもん過ごしたいからな

相「よーい、スタート!」

相澤の声が聞こえた瞬間、俺は『異能』を発動させながら、走り始める

手は抜くが、除籍されるのは御免なので、多少は『異能』を使う

このあと、クラスメイトがどれくらい結果を出すか分からないからだ

相「0秒84」

中「まぁまぁだな。否、 もう少し遅めにしても良かったか」

なんて呟くとそれを聞いたクラスメイトが驚きの声を上げる

?「どんな個性なんだあの美少女……」

紫のブドウ見たいな頭の奴が呟く

残念ながら個性じゃないと心の中で言う


2種目は握力測定

俺は少し震えながら其れを手に取る

この件については嫌な思い出しかない

今迄、毎回測定器を破壊してきたのだ

どれだけ力加減をしても何時の間にかそれは壊れてしまうのだ

中学3年の時には先生に「お前はもう止めよう、今回は計らないでくれ……」とまで言われた

否、ここは雄英だ

それなりに強度のあるものが用意されている筈……

そんな希望を胸に、測定器を握る手に力を込める

だが、測定器は少し力を込めただけで嫌な音を立てて、壊れてしまった

中「はぁ……、」

担任の相澤に目を向ける

後ろでは数人が戸惑いの声を上げていたが、気にしない

俺だってこうなると思わなかった

相「……まァ仕方の無いことだ。∞とだけ記録しておけ」

中「はい」

金の事に触れないということは弁償しなくていいのか

良かった


3種目は立ち幅跳び

これも嫌な記憶が残っている

というか50メートル走もだが、全ての種目に置いてあまりいい記憶は無い

毎回記録は凄くいいのだが、加減が分からず今の常識では有り得ない記録を出してしまうのだ

大抵これのせいで穏やかな生活は失われてきた

でもな…除籍……されたくないしなぁ

悲しいことに、俺はこの時既に除籍は確定でされない事が周りには分かっていたのだが、

俺だけがボーっとしていたため、俺だけがそれをわかっていなかった

だから除籍のことを考えてやるしかないと思ったのだ

やるしかないんだ!この場合は浮けばどうにかなるはず……!

深刻な顔で跳ぶ

というか浮く

周りからは予想していた反応と違う反応をされた

こう……もっと何かへーそーなんだーくらいに受け取ってくれるといいなと思っていたのだが、

より注目を集めてしまった

浮いたことにより俺の個性への疑問が深まってしまったらしい


その後も力加減をしながらいい記録は出せないのだろうかと1人でわたわたやっていたのだが、

むしろそれは逆効果だったようだ

どの種目でも矢張り常識を超えた記録を出してしまった

大抵が測定不可となり、∞と記録された

というか心配な事がある

正直いってもうここまで来たら俺は除籍は無いのだが、イズクがヤバい

未だに個性を使わないのだ

個性を使わない分、記録も他のクラスメイトより劣っている



このままならイズクは除籍されてしまうだろう

なぜこの状況で個性を使わないのだろうか

そういえば昔会った時にカツキがイズクの事を『無個性』って…

俺が知っている範囲ならあの歳で個性が出ていなかったのなら確かに無個性という事になる

でも、此処の試験は個性を使わないと受からないはずだ

なら、彼奴は最近個性が発動したってことか……?

それならまだ個性に体が追いていないだろう

そうなれば個性を使わないのも納得出来る

だけど、最近になって個性が発動ってかなり遅くないか

有り得ないな……てことは誰かから受け継いだ…?

もし異能と同じなら力を受け継がせることも可能な筈だ

全ての筋が通る

んー、でもなァこのままじゃマジでやばいぞ?

本当に使わないのか……?

疑問を抱きながらイズクを見つめた


ここまでです

ご視聴ありがとうございました!


ヒロアカ世界に転生した最小幹部サマ

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