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ルフィから愛される世界線はどこですか〜…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
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「・・・買ってしまった」
同僚がチョイスした、部屋着とやらを。
シンプルな花柄の、スウェット素材のセットアップ。
・・・下は、ショートパンツ。
「何買ったんだ~?」
「・・・ないしょ」
どうせお風呂から上がったら嫌でも視界にはいるだろうし。
「お風呂、入ってくるね」
「おう!」
───
─
「これ着るのか・・・」
風呂上がり、下着姿で部屋着を掲げて見ている姿は傍から見れば異様だろう。
「ま、着るしかないもんね」
足寒いな、なんて思いながら脱衣所のドアを開け、リビングに戻った。
( お目汚し失礼致します~・・・っと、 )
つい、足音をたてないように歩いてしまう。
「おー、あがったのか・・・ぶッ!」
「え、ちょっ、大丈夫!?」
「ゲッホ!ゴホ!だ、だいじょぶだ!」
私を視界に入れた瞬間、思い切りむせたルフィくん。
そんなにショッキングだってか。
「な、なんか買ったっつってたのそれか!」
「そうそう。どーかな?」
「それで絶対外出んなよ!」
「出ないわよ!」
そこまで言うか!
出れるかボケェ!
心の中で思いっきりケチョンケチョンにしてやったあと、寝室のベッドに倒れ込んだ。
「意識させるどころか逆効果でしょ・・・」
「びッッッくりしたァ~・・・!
あいつ足ほせぇんだな・・・って何考えてんだおれ!」