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健Side
ある日の仕事の帰り道……
その日は雨が降っていた
その時……
俺は目にした……
1人の女の子が、車が来ている道路へと飛び出ようとしていた……
俺は思わず
傘を投げ捨てて
女の子の元へと走った
小『危ないやん、何しとんねん!!』
あなた「……。……なんで助けたんですか?」
小『……えっ?』
あなた「私なんて死ねばええのに……。」
小『……っ。なんで、そんなこと言うん?』
あなた「私は誰からも必要とされてない……。私はいらない存在……。」
小『……。お前、名前は?俺は、小島健。』
あなた「……雨宮です。」
小『はっきりと言うけど、お前なんで死のうとしたん?』
あなた「……親から虐待を受けていて。」
小『そっか……。家、帰りたいって思う?』
そう俺が聞くと……
君は首を横に振った
小『そうだよな……。』
俺はコイツと交番に行き
事情を話した
結果的に
俺がこいつを引き取ることになった