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⚠注意⚠
注意書きは一話にあります。
別の実況者様が多数出てきます。
ご了承ください。
これは唖然とするしかない。
だって、物語に出てこない人たちが出てきて、物語の登場人物が死ぬイベントで出てきて、救うために現れたのだから。
チーノはその場にぐしゃりと膝から崩れ落ちる。自分が変えた物語はこんなにも何倍にもなって帰ってくるものかのか。
オニユリ:貴方ってばやっぱり見ていて面白いわね。
グルッペン:よう、オニユリ。ここで君はお出ましかい?
オニユリ:私は別件で。それに、ちゃんと説明したと思っていたけど、伝わってなかったみたいだからね。
チーノ:どういうことや?
オニユリ:簡単な話よ。貴方が生きている。それだけのことよ。
チーノ:意味が分からへん。だってここは本の中で、物語は、変わらへんって
オニユリ:あー、勘違いしてるわそれ。物語は変わらないわ。でも、変えることはできるのよ。
チーノ:矛盾してません?
オニユリ:言い方を変えるわ。確かに、大筋は変わらないわ。貴方が生まれてこないとか能力がそもそも存在しないとかはね。
でも、生きていれば、運命をいくらでも変えられる。動かなければ何も変わらないけど、動けばいくらでも変わる。
だって貴方は未来の自分がどうなっているかなんて知らないでしょ?
チーノ:死ぬだけやって……
オニユリ:それはそういう行動をしたらね。でも貴方は、考える脳を持っていて、動く身体を持っていて、交渉に使う言葉を持っていて、今この瞬間を生きる心臓を持っている。
それに、貴方はここの世界は本の中だと思っているみたいだけど、ここは現実世界。殴られれば痛いし、撃たれたら死ぬ。もちろん新しい命だって生まれる。“本の中の話”じゃないのよ。
チーノ:そう、やった……
オニユリ:気がついてくれてよかったわ。
グルッペン:さて、細かいことは後でにするとして。チーノくんよ今日は何の日だ?
チーノ:なぞなぞか?
グルッペン:いいや、そのままだ。
チーノ:………4月1日。エイプリルフール。
グルッペン:そして奴らはまだ君が仲間だと思っているようだ。
盛大な嘘をついてやろうじゃないか。
おんりー:おまたせしました。
ショッピ:うわっデッカ……
ゾム:こ、これがエンダードラゴンか!?!
おんりー:国で育ててる子達なので戦闘にもたけてます。
トントン:ドラゴンに乗ってもうまく乗りこなせるか……
おんりー:大丈夫です。ここに行きたいって伝えればちゃんと連れてってくれるので。
不安であれば自分が操縦します。
グルッペン:取り敢えず、ペ神とオスマン、兄さんは拠点に行くか。
エーミール:拠点に戻るのなら私もご一緒しても?
おんりー:もちろんです。
ロボロ:指示役は?
グルッペン:オスマンに頼む。鬱もロボロも戦場にいたいだろ?
鬱:よう分かってんね、グルちゃん。
シャオロン:でもあんま武器とか持ってきてへんよ?
ープップー
トラゾー:どうも〜日常ウーバーイーツです〜。WT国と薬理国からの物資のお届けで〜す。
コネシマ:いいタイミングやな!!
トラゾー:そりゃぁ、運転が好きですから
グルッペン:各地で戦ってくれている人の元へばらけて行こう。
おんりーさん申し訳ないのだが、この四人(しんぺい神、オスマン、兄さん、エーミール)を本拠地に送ってもらえないだろうか。
おんりー:分かりました。どうぞ、乗ってください。
グルッペン:他の奴らはどこに行きたい?
ロボロ:取り敢えず俺は高台に行きたいな。弓矢だから高所のほうが楽や。
鬱:俺も
ゾム:俺は暴れられる所ならどこでもいいぜ
シャオロン:俺も俺も!!
ひとらんらん:俺も
ショッピ:俺は……まぁいい感じの所で。
コネシマ:じゃあ俺と来るか?援護射撃頼みたい。
ショッピ:……間違って撃たれないようにしてくださいね?
コネシマ:なんでや!!
トントン:俺はチーノに付いてくわ。王様んとこに行くんやろ?
チーノ:あったりまえや。俺が自分でけじめつける。
グルッペン:決まりだな。俺は戦場にいるからよろしく。
オニユリ:そうそう、チーノ。君にいいことを教えてあげよう。“ □□□□□□□”それが君の能力で力になるだろう。