海の色

俺は『らい』中学生

今、片想いをしています。

その子は幼なじみで名前は『さくら』

絵が上手くてかわいくて全部好き

俺がさくらを好きになったきっかけは..

さくらは絵が好きで幼稚園の頃から

すごく絵が上手くて尊敬していた。

その時もさくらは海の絵を描いていた。

「海ってオレンジ色じゃないんだよー」

とクソガキ集団の『たくと』が言った。

「そんなことないよ、？」

とさくらは首を少し傾げて言った。

「お前って目みえてんのー？」

と言ってたくとは紙を破いた。

さくらはスケッチブックを握りしめ

ポロポロと涙を溢していた。

俺は反論したかったが、勇気がなかった

俺はたくとが去った後、紙を拾って

持ち帰ることにした。

俺も最初は海がオレンジ？と思った。

破かれた紙をテープで貼って、

「これ、この前は助けなくてごめん」

さくらに渡したら笑顔で受け取って

「大丈夫、ありがとう」

と返してくれた。めちゃ可愛いと思った

「お礼にこの場所に連れていくね」

とさくらは手を引っ張って

海へと連れてきてくれた。俺は驚愕した

そこには夕日に染まり

綺麗なオレンジ色の海が広がっていた。

「き、きれい」

さくらは笑って手を握ってくれた。

さくらは綺麗な海を知っていたのか、

俺ももっと先に知りたかったと思った。

これが俺の掘惚れたきっかけ。

すごくアピールするんだけど、

鈍感だからあまり気づかないんだよね、

でもそんなとこが可愛いんだよな

卒業までには告白できたらなぁ！