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rt「でさー!?おかしくない!?」
ky「ふふっw」
rt「何笑ってんだよ!!」
ky「ごめんw」
とある日々の夕暮れを過ぎた頃。
ky「(変わらないなぁ)」
俺はふと思った。
笑い方、話し方、その他色々。
そして何よりも、この鼻声(笑)。
なんならもう馴染んでんだよw
レトさんは本当に、何も変わってねーな、
rt「(ほんっと、変わんないなぁ)」
俺はふと思った。
笑い方、話し方、その他諸々。
そして何よりも、身長(笑)。
ずっと182cmから変わってねーじゃん!
俺の方が低いけど…(泣)
キヨくんは本当に、何も変わってへんな、
『こんちゃーす、レトルトと申します』
全ての始まりは、画面越しに
この言葉を聞いてからだった。
数十年前、初めてレトさんの実況を観て、
夢が広がった気がした。
全ての始まりは、この挨拶をしてからだった。
次第にファンが増えていき、
少しずつ人気になっていき、
夢が広がった気がした。
『レトさんに会ってみたいな』
そんな叶うはずもない事が、俺の夢だった。
…でも、叶った。
あの日、夢見た事が、景色が、見れている。
俺は、キヨくんと仲良くなって、
『全身組』と呼ばれるようになり、
沢山コラボした。
rt「全身ネーム、バイトリーダーさん」
ky「はい」
それから俺らは、
『身にならない話』をして
『身にならない日々』を続けてきた。
毎日毎日、一緒にいつまでも笑ってきた。
ky「えぇー?これはこうじゃね?」
rt「何言ってんの!?違うでしょ!!」
噛み合わないこともあったけど、
rt ky「まぁ、いっかw」
噛み合わなくても、楽しかった。
あの日、初めて出会って
やりたい事、なんて、夢、なんて
数え切れないほどあった。
『レトさんと色んなゲームをしたい』
『ただの雑談もしてみたい』
と、沢山の夢。
そんなのも、全部叶った。
いつの間にか、俺とキヨくんは
つまづいても手を差し伸べあって、
ずっと隣にいるような、そんな関係になった。
ky「@#:/-*よね」
rt「え?w今なんて?w」
ky「いや、だからー!w」
力尽きるまで笑った日もあって、
こういう日々が、何年も何十年も
続いていけばいいのにって。
『『それだけは、
いつまでも変わらない俺達の夢だ。』』
rt「全身組…いい名前やね」
ky「身にならない、って俺ららしーw」
rt「でも、それいい意味で、やろ?w」
ky「いやwそうだけどさぁw」
rt「ずっと俺らは全身組として活動するんや!」
ky「なに急にきも」
rt「なんでや。急に悪口言うな。」
ky「しれっと悪口。俺らしいだろ?」
rt「ゆで殺すぞ」
ky「うわ、なんでわざわざ茹でるんだよ」
rt「ねぇ、そんな事よりさ(無視)」
ky「ん?…てか無視すんじゃねーよ。」
身にならない日々も
『君がいてくれたら』
『君がいてくれるから』
ずっと_____
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コメント
12件
前進すると全身組をかけてるな…?なんでこんなにあなたは天才なのよ 私こんなの作れないわよ
最後の二人の会話を 縦読みすると…?🤫🤫