ハジメテは、高校生の時だった
最初はただ二人で楽器を弾きあって、次の楽曲制作に向けて練習していただけなのに
「ここってどういう音なの」
「これ?これは…」
元貴が俺の後ろに回って、手を重ねて。息遣い、声色、温もりを全て感じて
横目で見るとすぐそこに元貴の顔があった
それが異様に恥ずかしくって、赤くなる顔・耳、早くなる心臓の音
それがうるさくて、バレたくなくて
気づかないでくれ、って必死に耐えながら元貴の指遣いを目で追う
じんわりと出てきた手汗
上がってくる体温
暑い、体が熱くて仕方ない
「大丈夫?若井、ちゃんと分かった?」
「えっ?」
「えっ、て…何、聞いてなかったの」
「…ごめん」
「いや別に、謝らなくていいよ」
「もう1回やるから、ちゃんと見てて」
「…うん」
あの頃はまだギクシャクしてて、今ぐらい仲が良かった訳でもなかった。相手がポツリと言ったことに相槌を打って終わるような、そんな、冷めた関係だった
もう1回、元貴の手が触れる
だめだ、まただ
また、熱くなってきた
でも目を逸らしたら怒られると思うし、バレたらバレたで嫌われかねない
怖い、元貴にバレるのが。俺の、元貴に対するこの気持ちがバレるのが、
とてつもなく嫌で、でも分かって欲しくて
ぐちゃぐちゃになる。糸が絡んでる
俺の心を、恋が邪魔してる。
「今度は平気?」
「うん、ありがと」
お礼を言っても、小さく頷くだけで元貴は笑みひとつ零さない
そんなことにもキュンとしてしまう。俺は馬鹿すぎる
恋は盲目とはこのことか。
元貴の全てを見ていたいし、感じていたいし
もっと近くで、鼻先が触れるくらいの。そんなロマンチックな展開を、
……なんて、女子かよ、俺
元貴は恋愛曲をよく作る
元貴の書いた歌詞を俺の状況に置き換えて考えてみたり、なんてこともしてる。
今の俺は元貴に恋心を寄せる乙女だ
作曲をしてパソコンに顔を向ける横顔が綺麗でかっこよくて、ギターを弾きながらチラチラと目で追う
一つ一つの仕草、眼差しを俺は見逃さなかった
「あともう少しで出来そう。あとここだけ、このフレーズを弾いて欲しいんだけど…」
「ん、」
ヘッドホンを外して首に掛け、俺の横に座る
…まつ毛、長いなあ
クマも広がってる。ちゃんと寝てないのかな
唇の形…可愛い……
「若井?」
「っ、ん?」
「僕の顔になんかついてる?」
「…いや、」
「ごめん、ボーッとしてた…」
「なんか今日の若井、変だよ」
「熱でもあんの?」
「っ……!」
元貴の顔が更に近づく。大きい瞳がこちらを見ている。首を傾げて俺の顔を見た後、元貴の手がおでこに触れた
ひんやりとした冷たい手、思わず肩が跳ねる
また、顔が熱くなってきた
耳まで熱い。今俺の顔はどうなってるんだ
「…熱、無さそうだね」
「それにしても顔真っ赤。どうかしたの?」
「…や、なんでも……ない」
「部屋暑い?エアコンつけようか」
「だ、大丈夫!別に、体がだるいとか…そういうのじゃないから」
顔を手で仰ぎながら背を向ける。ひたすらに恥ずかしかった
ギターを持って、弾くふりをしながらこっそり距離を縮めて元貴にくっつく。何か言われるかと思ったが無反応
「?」
おかしいと思いながら見てみると、腕を組み、壁際にもたれかかって寝ていた
目をつぶっているから長いまつ毛がより強調される
……可愛い
この綺麗な顔に、何度やられてきたことか
ドキドキする、この顔を見ると。顔が火照って変な気分になる
……ちょっとくらい、大丈夫。バレなきゃいい
ほんとに、一瞬でいいから…
触れていたい……
「………」
元貴に寄りかかり、頭を肩に乗せる
一気に心拍数が上がった。
こんなことしていいのだろうか、もし、もし起きてしまったら…俺は…
「っ………」
好き
どうしようもないくらいに好き
組まれた腕からはみ出る手に、自分の手をそっと重ねる。指を絡めて握るとだんだんと自分の心に余裕が無くなってきた
これだけ、これだけを繰り返して元貴の体、顔に触れる
時折ピクッと反応するのにドキッとして更に興奮を煽られる
(あと、これだけ……)
頬をそっと撫で、可愛らしい形をした唇を見つめる。ほんのり赤く染まった唇にゴクリと唾を飲み込み、顔を近づけた
一瞬だけなら、本当に一瞬だけなら……
鼻先が触れる
あと数センチ
あと数ミリ
………
「何してんの」
「えっ?っ……!!」
不意に開いた瞳と目が合った瞬間、反射的に離れてしまった
眠そうな目を擦りながら俺をじっと見つめる。興奮的なドキドキは無くなり、焦りが湧き出す
「キスしようとした?」
「………い、や…」
「嘘」
「…………」
「なんかおかしいと思ったから寝たフリしてたけど…やっぱり」
「若井、僕のこと好きでしょ?」
「っ、!」
「……そんなに焦ったような顔しないでよ」
元貴は何故か、俺のしたことに引かず、怒らず、いつものように話し始める
声色も心做しか優しい話し方で、起き上がって俺の傍に来ると腕を引っ張られ元貴の上に乗っかる
馬乗りのような状態で、急に距離が縮まり心臓が止まったような気がした
「前から知ってたよ、若井が僕のこと好きって。分かりやすいからさ」
「ごめんね、寝たフリなんてして。でもちゃんと確かめたかった」
「………元貴、は、引いたりしないの?」
「何が?」
「俺が…元貴のこと、好きで…。それに、俺男だし…」
「気持ち悪い、とか…思わなかったの?」
「別に、思わないよ」
「えっ」
驚くぐらい淡々と話し続ける元貴に、戸惑いと嬉しさを感じる
それでもまだ焦りは消えず、手は微かに震えていた
「男とか女とか、関係ないと思ってる」
「…元貴、は………俺のことどう思ってるの」
「……」
声が小さくなる。返事を聞くのは正直怖かった
これで、向こうは好きじゃなかったらどうしようなんて考えてしまって。今にも泣きそうだった
元貴は目を逸らして考え込んだあと、口を開いた
「好きだよ」
「………」
「……え…?」
「僕も、若井のこと…好き」
「…嘘……ぇ、本当に…?」
「本当。最近だけど…僕も若井が好きって分かった」
「だから、キスだってされて構わない」
「えっ…ちょっと」
いきなり押し倒され、視界には天井が映る
今度は元貴が俺の上に乗っかると優しく頬を撫でられた
緊張と恥ずかしさでいっぱいいっぱいで、頬を撫でられただけでもビクッと震える
「かわい、」
「元貴っ……」
「ん、」
おでこにキスをされ、唖然としていると元貴と至近距離で目が合う。真紅の瞳に見つめられ、熱が出るくらいに体温が上がる
つい目を瞑ってしまうと、唇に柔らかい感触がした。ふにゅっとした、柔らかさ……。これ、キスされてる…?
「んっ……」
ゆっくりと目を開けると元貴と目が合う。元貴は俺のことをじっと見ていて、恥ずかしくて顔を離そうとしたら頬を捕まれ、足の間に膝が割り込んで逃げられなくなった
頬を掴まれながらも、親指で頬を撫でられる。初めて元貴に優しくされて、感情がキャパオーバーした
「っふ……ぅ………」
「…若井」
「泣かないで」
涙が溢れて止まらない。頬に触れる元貴の手を握って、ぐすぐすと泣いてしまう
人前で泣いたのは、これが初めてかもしれない
泣き続けている俺を宥めるように、頬にキスをされた
「ん……」
「…嫌なら、嫌って言ってね」
「若井のこと怖がらせたくない…から」
「っは、ぅ………」
首筋、鎖骨、手、唇。色んなところに元貴の唇が触れる
ふぅ、と甘い吐息が聞こえてくると耳の縁を噛まれた
「ぁ……っ」
「っ、」
変な声を出してしまって口元を抑える。それを気にも留めず、耳を食まれる
舌が入ってくる感覚がする。舐められるように、ゆっくりと舌がうねる
眉を寄せて必死に耐えるが、だんだんと溶かされていった。元貴の優しさに興奮が高まっていく
「んっ……ん……」
「若井……好きだよ」
「ぁ、っ……」
耳元でボソッと囁かれた途端、腰がガクンッと落ちる
不規則に体が跳ね、目の前がぼんやりとする
「……若井?…大丈夫?」
「っ……?ぅ………」
「…かわいい。イっちゃったんだ」
「弱々じゃん」
「あっ」
いやらしい手つきで腰を撫で、その手が服の中に入っていく。脇腹、お腹を指先でつう、となぞられると胸に触れた
飾りを指先で弾かれ、少しの痛みと気持ちよさで足先をピンと伸ばした
「胸弱いの?すごい敏感じゃん」
「元貴、っやだ………ぁっ」
「だめ、だからっ……それだめ…っ」
指先で何度も弾かれ、腰が上がっていく
首を横に振るが元貴はやめようとしない。それどころかだんだんと楽しそうな表情になっていく
服を捲られると赤色に熟れ、ぷっくりと腫れた突起が出てくる
元貴はそれを見ると顔を近づけ、舌で舐め上げた
「ぁ゙…っ、あー………」
「それっ、ぇ゙……だ、め……ぅぐ…」
味わうようにゆっくりと舌で舐められ、唇でじゅっと音を立てて吸われる。時折此方の様子を伺うように視線を向けられ、その瞳と目が合うと更に興奮していく
もう片方は指先で摘まれ刺激を与えられる
「はっ…はぁっ……ぅ゙うー……元貴…っ、やだぁ…」
「舐めちゃ、だめ…っ…だめなの…っ」
だめ、と言うしかなく。止まってくれるわけでもないのに力の入らない手で元貴の頭をぐっと抑える
元貴に触られ、感度を増していく体は少しの刺激でも過敏に反応してしまった
腰が上がり、元貴の体にぴったりくっつく
「んっ……は、っんん……」
「元貴っ……した、さわってほし……」
「下?」
「ちく、び……ばっか、やだ…」
「どうしようかな」
「もときぃ……っ」
「あっ///」
片手で腰を落とされると片足を上げられ、元貴の肩に足を乗せられる
元貴のが押し当てられ、体がビクッと跳ねる
俺のよりデカいであろうモノが、服越しでも分かるくらいに主張していて、元貴が腰を揺らす事に感触が強くなり声が漏れる
「あっ……///ぁ、あっ……元貴、っん…///」
「ゃ……ひっ、ぅ……///きもち、ぃっ……」
「若井…もっと声聞かせて」
「ん゙ぁっ……///」
体を起こされ、元貴が壁際に座るとその上に乗せられる。首筋に顔を埋めると甘噛みをされたあとじゅぅっと吸われた
「ぁ゙うっ………///な、に…っ」
「…キスマーク。付けたかった」
「これがあったら、ちゃんと僕も若井が好きって分かるでしょ?」
「っは……」
「もっと腰下ろして。浮かせちゃダメだよ」
「あ゙ぅ……っ///ふ、ぁ……///や、それっ………ぐりぐりしな、ぃでっ……」
しっかりと抱きしめられ、下からグリグリと押し付けられる。体勢的にも逃げられないから、元貴に抱きついてひたすら耐えるしか無かった
下から突き上げられるような、そんな動きをされながら首や鎖骨にキスを落とされる
「ひっ、ぃ……///元貴、ぁ///」
「へん、なかんじする…っ」
「…良かった、ちゃんと気持ちいんだね」
「痛かったらすぐやめるから……若井は、僕に身を任せればいい」
「ぁっ///あ………んぅ…///それ、っえ……///」
「…なんか、本当にセックスしてるみたい」
「っ…///もときっ……もとき……///」
「ん……若井…」
「可愛いよ…若井。好き……」
「あっ……っ〜〜……!///」
ビクビクと体が震え上がり、元貴を抱きしめる手に力が入る。呼吸が荒くなり涙がまた溢れてきた
ぐったりとしながら呼吸を整え、袖で涙を拭くと元貴が優しく背中を撫でてくれる
その手つきにも気持ちよくなってしまい、下腹部がきゅうっと疼く
「若井の体熱い…大丈夫?…気持ちよかった?」
「ぅ、ん……気持ちよかった……」
「……あつい…」
扇風機を近くに置き、風を浴びる
その間にも元貴はキスをしてくるから熱が中々冷めない
「本当にセックスしてるみたい」その言葉が何度も頭をよぎる
まさか、元貴とこんなことすると思わなかったから未だに恥ずかしくて堪らない
「……元貴…」
「ん?」
「……続き、しないの?」
「えっ?」
「……続きって…」
「…俺…元貴ならいいよ…?大好きだもん…」
「…元貴の、まだ勃ってる」
「……あー……」
「…本当にいいんだ?」
「いいよ…」
「……お願い」
ぎこちなく、不慣れなキスをする
頬をほんのり赤らめ、呼吸が荒い。額には汗が滲み出ている
……こんな元貴、初めて見た
いつも冷静で、無表情な元貴しか見てこなかったから…
より、好きって感情が増す
「…そんなことされたら止まらなくなる」
「本当にいいんだ?」
「…うん」
「っ、わ」
また押し倒され、今度はズボンを下ろされる
先程よりも手荒な感じで、チラッと見ると眉間に皺を寄せて余裕の無さそうな表情をした元貴がいた
下着も下ろされ、ゆるく勃ち上がったモノが出る
恥ずかしかったが最初の頃より多少は慣れていて、元貴の動きを見ていた
「触るね」
「……ん」
なんの躊躇いもなく俺のを握る。肩が跳ねてじわじわと快楽が押し寄せてくる
ゆっくりと、優しく上下に擦られて内腿が痙攣を繰り返す。元貴の首元に腕を回し、ひたすらにキスをする
「んっ///ん……ふ…ぅ………///」
「もとき…っ、もっと、はやく……///」
「…うん」
「あ゙…っ///んん……っ///はぁ、っあ……!」
「ゃゔ、それ……っ///もとき、もときの手…っすき……///」
そう言うと、更に動きが早まる。ぐちゅっぐちゅっと卑猥な音が部屋に響きながら俺の声も大きく、高くなっていく
「ぁ゙///いく、ぃぐ……っ///」
「でちゃ、ぅ゙……っ///」
「…だめ」
「あっ……!///」
出る寸前で親指の腹が先端をぐっと抑える。イきそうだったのに、イけなくなりむず痒さを堪えながら元貴を見る
親指で抑えながら残りの4本指で擦られ、また快楽が押し寄せる
「っ……!///ぁ、いじわるっ……///」
「若井が、可愛い声出すから……」
「そんなすぐイかせないからね」
「っ……」
「やっ、あ///だめ、イく……っ」
「だーめ」
「っ…ゔう……っ///」
2回目。寸止めされているからかイくまでの感覚が早い
だから寸止めをされると快楽がじわじわと残り続けていて、辛くて仕方がない
3回目、4回目と繰り返され腰はガクガクと跳ね続けていた
イきたい、イきたいのに
「っあ゙……///な、んで…っ、イかせてよぉ…っ///」
「いじわる、しないで……///」
「…そんなにイきたいんだ」
「いいよ」
「っ!」
「ふぁ……っ///あ゙///んん〜〜……っ///そこ、っ///ぐりぐりしないでっ……あ゙ぁ…っ///」
先端を抑えている親指でこねくり回され、背中が弓なりに反る。さっきよりも強い快楽に体が耐えきれず逃げようとするが、元貴にそれを阻まれる
「はっ……はぁっ……///ぁ…っ///や、ぅ…///」
「…イきそう?」
「っ、イっちゃ……///ぁ゙…///だめ、ぁ///でる、イく、イきそぉ……っ///」
「もとき、っ///い……っ///イっちゃう…///」
「いいよ、イっちゃえ」
「な、で…っ!ゆびはなして…っ///で、でない…っ///」
「あ゙ぁあっ〜〜〜!!///あ゙〜〜っ///」
先端を塞がれた状態で絶頂をする。でも精液が出せないから快楽が留まったままで、いつまでも絶頂をしているような状態が続く
体が震え、跳ね続け、声が抑えられなくなる
「ぁ゙、あっ///や、やだ、ぅ゙っ///なんで、っ?はなし…っ///ふぁ゙あ……っ///」
「いっ、イってる、いってる…っ///ずっと、きもちぃのっ///」
「……んふ…可愛いね」
「ずっとイってる……若井、大丈夫?」
「だめ、ぁ゙///っきちゃ、またきちゃゔっ///」
「っかは………っ」
「わっ」
絶頂とは違う、別の感覚が押し寄せ弾ける
その瞬間、腰が高く突き上がり元貴の手が離れる
透明な液体が吹き出し、アトラクションに乗っているぐらいに体が痙攣して目の前に火花が散った
「あ゙、ぁ、あ……っあ゙ぁ、あ゙っ…///」
「やば…これ潮?…潮吹いちゃった…」
「若井…若井?大丈夫?…起きてる?」
「ひっ……ぅ……///」
「…ごめん若井。もう我慢出来ない」
「っ………?もと……」
「あ…っ///」
意識が戻ってきたところで、ナニかが当たる
見ると、元貴のモノが孔に当たっていて、元貴は息を荒くしながら俺の両足を掴んでいた
「ま……っ、待って、やだ…っ」
「それ、やっ……」
「大丈夫。入れないから……擦るだけだから」
「ね…若井…」
「んんっ…///」
膝裏を掴まれ、もう片方の手は腰を掴み、ゆっくりとソレが擦られていく
イった後で全身敏感になっているからか擦られただけでも十分気持ちいい
「あっ、ぁ……っ///あっ、ぁう…///んっ……」
「もときっ……んんぅ…///そこ…お…っ///」
「っ……ん、気持ちいね……若井」
「……可愛い…」
ゆさゆさと揺さぶられ、感度が高まり孔が締まる
入れられていないのにモノが入っているような、そんな感覚がして何も無いのにナカを締め付けてしまう
手を伸ばして元貴の頬を撫でるとふにゃっと微笑んで手に擦り寄る
……可愛い
「て、にぎって……///もとき…」
「ん、」
恋人繋ぎをして、手の甲にキスをされる。お互い余裕がなく、荒く呼吸をしながらキスをした
「口開けて」
「…んぁ…」
「んっ…ぅ……///あ……///」
舌が入り、口内でゆっくりと絡んでいく
元貴の動きに合わせて俺の腰が揺れる。モノの先端が孔に当たり、俺が元貴に必死に頷くとナカに入ってきた
「っあ、ぁ゙〜〜〜…♡」
「すき、すきぃっ………♡もときぃ゙っ…あ゙♡」
「っ……締め付けやばっ…///」
「ぁ゙うっ、は……っあ゙ぁあ〜〜…♡そ、こ///おくっ、きもちぃ……っ♡」
「もとき、もと、き……っ♡ちゅ、ちゅ…して…っ」
「ん…っ」
「ん゙ん…♡っふ………ぁ゙…♡」
執拗に、濃厚に舌を絡ませる。先端を奥に押し付け、元貴が腰を揺らす毎にナカがぎゅっと締まる
頭の中は元貴でいっぱいで、涙で滲む視界の中手で元貴を探り、必死に抱きつく
「あ゙ぁっ…♡っ、ゔぅ〜〜っ♡」
「ぁ゙っ♡あっ……///おく…もっと、おく…♡」
「煽らないで…っ、止められなくなる…っ」
「あんッ♡ぅ゙ぐ……っ♡きもちい、ナカきもち…っ♡もときっ♡」
「すき…♡だいすき…っ♡」
「ん……っ///うん…、僕も好き……」
「は…っ……若井…っ」
ばちゅっばちゅっと肌のぶつかり合う音と液体が混じり合う音が響く
汗だくで、扇風機の音も聞こえなくなるほどお互い夢中でキスをしてお互いを求め合う
自分の恥ずかしい声もどうでも良くなる程、元貴しか見えていなかった
「あ…っ♡っゔぎゅ……っ♡きもち、そこ♡そこしゅき…っ♡」
「ん、ここ…?」
「やっ♡あっあっ♡そこぉ゙……っ♡おく、おくきてぅ゙…っ♡」
「も…っと…♡ぐちゃぐちゃにして…♡」
「…は…っ?」
「おねが…っ♡あ゙ぁああっ〜〜〜♡」
「っ、くそ……っ//だから煽らないでって………言ってるだろ…!!」
「ごめんなさっ♡あっ♡ゃんっ……♡」
力強く肌がぶつかり、奥を突かれて体が跳ね上がる。ずちゅっ、ぐちゅ、と音が厭らしくなっていき、俺の声も女性のように甲高くなっていく
汗だくになって濡れた前髪を手で掻き上げる仕草にドキッとする。傍から見たら俺の目はハートになっているんだろうな
「ゃああっ♡あっ♡でちゃぅっ♡ぃく…っ♡っ〜〜!♡」
「ぁ゙あう…っ!♡イった♡もうイったから、ぁ♡とまって…っ」
「僕はまだイってないから…っ、止めてあげない」
「ここ…っ、好きなんでしょ…?」
「ん゙ぁあっ♡あっ、そこ…っ♡あ、ぁあ♡もとき、やめて…っ!だめ、ぇ……♡」
「逃げないで」
「っ〜〜〜〜♡♡」
「はげし…っ♡ぅう……っ♡」
腰をガッチリと掴まれ、快楽を逃がせない。激しさを増す動きに身を捩っても押さえつけられ、何度も絶頂をする
ガクッガクッと腰が震え声にならない悲鳴を上げる
「ひっ、あ♡ぉく、とんとんしちゃ…っ♡ひゃぅうっ♡」
「っ……ふ…///……出そう…っ」
「若井…っ、は…っ///……イく…っ///」
「だして、だしてっ♡なか、に……っ♡」
「ぁ゙、っう……!♡っ……!♡はっ……!♡♡」
お腹が暖かくなっていく。元貴の、精液が流し込まれる。その感覚に体を震え上がらせて腰を揺らす
「ゃだっ…♡なんか…っ♡あっ♡でっ、でちゃ、っ……〜〜〜♡♡」
こっちも2回目の潮吹きをして、お互いぐったりと床に倒れ込む。力が抜けると孔から元貴の出した精液が流れてきた
「……やば…」
元貴はそう言いながら俺の頭を撫でた
呼吸困難になりながら扇風機の近くに行き、元貴にもたれかかる
体に力が入らず、足が震えて上手く動けない。元貴はペットボトルの水を口に含むと俺にキスをして水を流し込んだ
抜けていた水分が体に戻ってきて、ようやく視界のピントが合っていく
「……元貴だ…」
「ごめんね、激しくしすぎた」
「…興奮してた、若井が可愛くて…」
「…へへ…嬉しい」
「俺も興奮しちゃった…」
扇風機の風が心地よい。体の熱が徐々に冷めていき、体の痙攣も無くなっていく
元貴を見ると、元貴も俺を見た。頬にキスをするとびっくりした後口元を緩めた
「若井のこと好きって、ちゃんと分かったでしょ」
「うん…たくさん分かった」
「絶対幸せにするから」
「ふふ…うん。幸せにしてください」
「大好きだよ」
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