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浜岡町海岸。 墻音。
「、、狂唖さん、、そろそろ帰りましょう、、今日は直帰りして良いって遊馬さんが」そう海岸を歩き回る狂唖に俺はそう言った。「ん、、でもな、、」「、、、、」、、竹口さんの命令となればとことんだな、、この人、、「あ、、組織の人じゃないか」「、、??」「、、漁師の方ですか」俺はそう、目の前に現れた中年男性にそう聞いた。「あぁ、、今から出港だよ、、ところで、最近西の方の無人島の話知ってるか??」「話??」「最近よく、波に地響きが伝わってね、、遊泳島の方から地響きが来て、、魚がえらい逃げるもんでさ、、困ってんだよな〜、、」「、、地響き、、」地震でも起きたのか、、いや、最近地震の観測はなかった、、地響きが起きる時は、、「、、怪物の足音とか、、か、、狂唖さん、ちょっと気になるんですけど、その島」俺はそう狂唖の耳元で言った。「、、無人島か、、あ、、あのぉ、、」「、、??」狂唖はそう男性に話しかけた。「その、、その、、」「、、いいよ、、無理しなくて」俺はそう狂唖を後ろに引っ込めた。「すみません、船でその無人島まで連れて行ってくれませんか」「、、??無人島までか??」「ハイ、少し気になって」「あぁ、いいよ、、んー、、漁が終わってからだから少し遅くなるが、、夜空けちまうかも」「大丈夫です、ありがとうございます、、狂唖さん先家帰ってます??」「、、いや、、一緒に行く、、お前匂いわかんないじゃん」「、、そっか、、」
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flower cafe。 小我太。
「え、俺達で、、」千鶴はそう言った。「別に戦いに行く訳じゃない、、でも放って置けない、、また、、この中の誰かが月橋に襲われるかも、、」それが俺や風磨ならまだしも、、種技や優、、千鶴だったら、、月橋はお調子者だけど、、「、、三大族の1人だからな、、」「別に全員で行く訳じゃねぇ、、ここも守ってなきゃ行けねぇしな、、」風磨はそうコーヒーを一口飲んだ。「俺は絶対に行く、、俺が言い出した事なんだし、、」「いや、ダメだって」「、、!?はぁ!?何でだよ!!」俺はそう風磨に言った。「この店はお前の店だろ、お前が守らなきゃ、、」「え、でも」「俺もそう思います」優はそう言った。「俺も!!」種技も優に続けてそう言った。「で、でも、、」「良いから、それにお前が居なくてもコイツ等は充分強いしな」「、、、、」
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浜岡町沖合。 墻音。
「ん、、墻音ぇ、、」「、、??眠いんですか??」「違う、酔った、、」そう狂唖は俺の太ももに自分の頭を置いた。「え、船酔いするんだ、、」「船なんて乗るの初めてだから、、」「、、それもそうですね、、寒くない??」「んー、、」「、、うわ、耳赤っ」俺はそう狂唖の耳を触った。「、、寒い、、」「寒いなら最初から寒いって言ってください、、」「ん、、」「、、、、」俺は組織の上着を狂唖の体にかけた。「、、筋肉ないと寒いんですね、、」「んー、、」この人夏も無理だし冬も無理だな、、。「、、、、」、、さっきは頑張って自分より年上の男性と話そうとしてたな、、何で狂唖が年上男性が嫌いなのかは知らないけど、、聞いても嫌いなものは嫌いな一点張り、、でも、まぁ、、「、、俺が年下でよかった、、」プルプルッ、、!!「、、??」電話、、「ハイ、もしもし月城です」『ん、外か??まだ家に帰ってなかったのか??』遊馬さんはそう電話越しで言った。「ハイ」『狂唖は??』「今寝てます」『お前も寝ていたのか、、起こしてすまなかった、、』「いいえ、、別に寝てませんでしたし、、」『そうか、、じゃあ、用事が終わったら組織に戻り、2人とも充分な休憩を取るように』「ハイ、、では、、」すると「、、兄ちゃんも寝ていたら良いのに」「、、??」そう話しかけてきたのは漁師さんだった。「いや、、俺は、、」「流石に船じゃ寝れねぇかwwそっちの兄ちゃんはグッスリなのにな」「え」、、寝てる、、爆睡してる、、「、、そうですね、、」
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2時間後。 狂唖。
「、、さん、、狂唖さん」「、、、ん、、墻音ぇ、、」「着きましたよ」「、、朝じゃん」俺はそう起き上がった。「そりゃ、大分離れた場所ですからね、、」「んぅ、、上着ありがとう、返す」俺はそう墻音に上着を返した。、、あそこが言ってた無人島か、、「遊泳島って名前らしいです、数十年前から無人島で、しかしまだ、人々が住んでいた施設や建物は壊されていないみたいです」「遊泳島か、、思ってたよりデカい島だな、、」「、、何か、匂いします、、??」「、、間違いない、、あそこがアジトだ」そう言い俺は写真を撮った。海の匂いに勝つ、、濃い外種の匂い、、「ん??」「、、??どうしました」「、、何か変わった匂いが、、」俺はそう船から前のめりになった。すると、、「、、!!狂唖さん!!」俺は勢いよく墻音に押し倒された。「え」パァン!!!!「、、!?」「、、っ、、」発砲、、銃撃、、??「おい!!兄ちゃん達!!どうし「来るな!!中に居ろ!!」墻音はそう漁師さんに言った。パァン!!パァン!!「、、っ、、」鳴り止まない、、「、、狂唖さん耳塞いだいて下さい、、」「え」すると墻音は胸ポケットにしまっていた小型銃を取り出した。パァン!!すると墻音は一発撃った。「、、1、、4、、7人、、遊泳島の海岸に7人いる、、」「、、、、」「すみません、船を移動させて下さい」墻音はそう漁師さんに言った。すると船はゆっくりと動き出した。
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遊泳島海岸。 ??。
「、、この距離で当てるか、、面倒な敵に見つかったもんだな、、どうする桜(さくら)」「、、作戦を考える、、皆に集まるように、、その頬の汚い血も拭いておけ」「、、あぁ、、」
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数時間後。 狂唖。
「すみませんでした、危険な目に合わせて、、」「、、す、、すみませんでした、、」俺と墻音はそう漁師さんに頭を下げた。「、、この街が平和に暮らせれるのなら安いもんだよ」「、、ありがとうございます、、街の為に精進します」「ハハ、そんじゃ、、達者でな」そう漁師さんその場を去った。「、、大報酬ですね、、まさか1日で見つかるとは思わなかった、、」墻音はそう俺に言った。「確かに、、」「すみませんでした、急に押し倒したりして」「いいや、、全然気が付かなかった、、か、墻音背中弾かすった??大丈夫??」「、、??服がかすっただけですよ、、アナタは??」「俺は何とも、、」「じゃあ、よかったです、、組織に戻りましょう」
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組織。 加内。
「、、そろそろ帰ってくるか、、」「まだ帰って来てなかったんですか??」「あぁ、今日は良く働くな、、」「その辺で寝てるんじゃないか??」酒井さんはそううんざりした。「ハハッ」「そうだ、、加内お前の団の、、」遊馬さんはそう言いかけた、、すると「おっは〜!!」「あ」「帰りました」「あ、、あぁ、、」そこにいたのは狂唖さんと墻音君だった。「お疲れ様です!!」俺はそう2人に言った。「ご苦労だったな、2人と「お礼言うのはまだ早ぇって!!咲久〜!!ほら!!」「、、何処だここは」「ブラック・ジャックのアジト」「えっ!?見つけて来たのか!?この短時間で!?」「船酔いまでしたんだから〜なぁ!!墻音〜!!」「アナタだけ酔ってたんです」「いや、良くやった!!狂唖!!」そう声をした方には竹口さんがいた。竹口さんは狂唖さんの頭を少し撫でた。「でかしたな〜、おっ、すまん昔の癖で、、」「、、ハハ〜やだなぁ〜俺もう28すよ、、ww」狂唖さんはそう笑った。「すまんすまん、、2人とも、海風に当たって寒かったろ!!風呂に入り、充分な睡眠を取れ」竹口さんはそう2人に言った。「よっしゃ!!一緒に入るか!!墻音!!」「さっさと先入って来てください」2人はそう部屋を出て行った。「月城も大変だな、、アンナ奴の側に一日中居るとは、、」酒井さんはそう言った。「あぁ、、」「狂唖さん今日えらくご機嫌でしたね、、」「アレが深夜テンションと言うものだよ、、」「、、オールなんだ、、あれ、、」