俺はあの後何度も英雄に挑んだが勝てなかった。何故勝てないかが分からなかった。俺は諦めた。目標が高すぎた。少しハードルを下げ今度は天才と呼ばれるヒーローを倒しに行く事にした。「誰だい?」まさかもう気付かれるとは…流石は天才と言うだけあると俺も彼を評価した。ただ彼は言った「天才の意味を知ってるかい?人は他人に無いものを才能と言い、その才能の中で優れた者を天才と呼ぶんだよ」と。俺は理解出来なかったが彼ならと思い質問をした。「何故ヒーローになったんだ?」「ただやってみたいと思ったから。他に理由はいるか?」彼は挑戦心が凄く何にでも挑戦する才能があった。だが戦いの面はどうだろうと俺は奇襲をしかけた。簡単に彼は倒れた。そして倒れる際彼はこう言った。「天才は才能の中でしか輝けない」俺は理解した。彼とは戦うジャンルが違うのだ。勝って当然。彼も俺からしたら才能があって、俺も彼からしたら才能があったのだ。俺は褒められていたのかもな。俺は彼を倒してしまったのを後悔した。
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