色が消えた人とは?
灰色や黒、白色で構成されている。もとは赤や黄色などの色がついていた。
花なども色が消えている
「たっだいま〜!」
散歩から帰ってきたノゾミは勢い良くドアを開けて、ニッコリと笑ってみせた。
「おかえりなさい!でも、もう夜だから、静かにね」
そう答えたのは黄緑のロングヘアーに白い髪飾りをつけた森の妖精、ハルだった。
「ごめんね!私、寝る!」
「じゃあこのプリンは明日ね」
「食べる!」
「どっち…」
「ムム!?」
笑みを浮かべた二人の背後には筆をもった男の子、ムムだった。
「ごめん…うるさかった?」
「いや…眠気がなくて、寝れなかっただけだよ」
「ムムもプリン食べる?」
「うん、そうする」
実は、ノゾミ、ムム、ハル、ファロベイタともう一人の5人は、みんなで暮らしている。なぜなら、いつ襲われるか分からないからだ。
「んじゃ!お休み〜」
「お休み」
「お休み!」
そんな他愛ない会話をして、みんな寝室に戻っていった。
「お〜、色付きが一杯…ハハ、面白くなりそうだぜ?」
「…くだらん、私はお前みたいに色をもっていないんだ。色のない者の気持ちを考えたことがないくせにな。お前なら、色を取り戻す機械や薬などならつくれるはずだ」
「まぁ勿論色のない人の気持ちを考えることができたら考えたぜ。しかもそれじゃあ、私が面倒だろ?」
「…本当にお前はくだらない。」
「へへ…そうかもな」
コメント
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今回もめちゃくちゃ良かった〜!!!! うーん、プリンは明日にしなさい!!(?) 凄いテンション高く現れるノゾミと 突然現れるムム…対比過ぎん?(え?) 次回も楽しみに待ってるぜ!!!!