今度から350から600文字の小説かきます
「ご飯できたよ〜」
ハルがそういった頃には、みんな席についていた。
「きょ…今日のご飯は…な、なんですか?」
「え〜っとね!」
「し、失礼でしたよね!ごめんなさい…」
「全然大丈夫だよ〜」
そういって出されたご飯はいかにも高級そうな物ばかりだった
「やった〜!」
「ムムが描いてくれた林檎、使わせてもらったよ〜」
そう、ムムは魔法の筆を持っていて、絵に描いた物を現実に出せるのだ。…しかし、絵が絶望的に下手なため、大体果物や野菜といった食べ物を良く描いている。
「どういたしまして」
「食べていいですか?やっぱり、すいません…」
「いやいや…全然食べて!せっかく作ったし!」
「…」
「アイカちゃん!」
「…何!?」
そう、この家には5人住んでいる。ノゾミ、ハル、ムム、アイカだ
「ご飯できてるから」
「わかったぁ!」
アイカは色が無くなる前、誰もいない灰色の雲の上で暮らしていたため、人と交わるのは苦手なのだ。しかし、ハルやノゾミといった仲の良い者には楽しく話してくれるのだ
「ご馳走様」
そういったのはムムだった。
「はや!」
「…ずっと喋ってたから遅いのでは?」
「た、確かに…」
「みんな!大変だわ!」
そう走ってきたハルの頬には気持ちだけか汗が伝っていた。
「無色の人たちが!!」
「とりあえず行こう!」
コメント
1件
今回もめちゃくちゃ良かった!!!! あら、可愛らしい名前の子達ばっかりね! 美味しそうなご飯なんだろうなぁ… 今すぐにリアルで食べたい…(時間を見ろ) 次回も楽しみに待ってるね!!!!