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マグは講師(リラさん)にこう言った。「リラさん、この事件は毒で亡くなった人がいるのですよね。」と微笑む。いや、微笑むというより楽しんでいるように見える。リラが「ええ、そうですが。」と真顔で言う。「ですよね」と意図の読めない発言を言う。「、、、」と無言だ。つまり、是ということだ。「少し触ります。」と言い、マグはティーカップを取って笑った。「何を笑っているの?」といやな物でも見るような顔をベラがした。「思い出し笑いって言うものを笑っているんです。」エザが顔を斜めに傾け変なのと言うようにマグに視線を向ける。マグは、ティーカップの隅々まで見て、──────
ティーカップに残っている2つのティーを飲んだ。うん、美味しい♡でも、冷たいのとぬるいのが混ざりあって変な感じだ。とマグが考えながら飲み比べをしている時の周りの反応は、、、驚きと心配だった。流石に講師も驚きのあまり、口が開いている。「マグ姉様、大丈夫ですの?」とエザの顔が強ばっている。その表情に比べ、マグはにこにこと「とっても美味しかったですよ。」と言う。「それよりも謎が解けました。」と一瞬で真顔に戻る。「これ、(ティーカップ)本当は氷が入っていたんですよね。」「確かめるために飲むなんて軽率な行動ですよ。マグ姉様」とベラが文句混じりに心配する。「まあそれは後で、で、多分ですがカヌさんは氷が溶ける前に飲んだので死ななかったのです。だから、」「店側に犯人がいたと言う事ですよね。マグ姉様。」と1番いいところをエザが言う。マグは少しイラつきながら、応える。「ええ、そうですよ~。よくわかっていますね。流石です。」その時、ベルの音がなり、「マグ様今回も当たりですが、後で嘔吐剤を渡すよう伝えて置きますね。」と困りきった顔で言った。このような事件の終わりだった。