今回なっちゅ(なここちゃん)とネタ交換してお話し作りました🫶🏻
同時投稿で、なっちゅの方ではむぬがリクエストした赤組ちゃんのお話がありますのでぜひぜひ🥹
全く関係ないですがぴあについてはなんか運営さんに消されまくってるので当日また出会い枠出します🥺
イラスト押し付ける予定なので貰ってやってください☺️
出来たらお返しください()※むぬがよろこぶよ😆❕
- ̗̀⚠︎ ̖́-
・青水
・nmmn作品
・R18
・曲パロ
皆は彼のこと、かっこいいとか優しいとか表面上のことを言うけれど。
ぼくは違う。
ほ「いふくんが、……っ//」
い「うん?」
ほ「す、っ…す…」
水side
後ろ斜め横の席から見える、端正な横顔の君に恋してしまった。
初めはただのクラスメイトだったのに、いつしかその気持ちは恋心に変わっていった。
くすっと笑う時に口元に手を添えるところ。
みんなの前ではかっこよく決めているのに、学校で飼育しているうさぎの前では頬を染めて愛らしい目で眺めているところ。
皆みたいにかっこいいからとか、優しいからとかそんな単純な理由で好きになったんじゃない。
もっと彼の、いふくんの意外な一面を見つけていく度に好きが募っていく。
僕しか知らない彼の秘密。
なんだかロマンチックで、頭の中がほわほわしてくる。
このことを友達に話すと、いふくんは表情が固くて何思ってるか分からないだの愛想が悪いだの言うけれど。
そんなこと言われたって僕のいふくんへの気持ちは揺るがない。
おはようって言われたくてわざと同じ時間に登校してみたり、一緒に帰りたくていふくんの部活が終わるまで待ってみたり。
いつかまたね、っていふくんに言われる日が来るまで待ち続ける。
そんな夢みたいなことを考えていた時、ゴツっと頭に衝撃が走った。
先「ほとけー、ちゃんと授業聞けよ~」
ほ「は、っはひ……っ」
ほ「ごめんなさい……」
先「分かればよろしい」
ク「ふふ、…… 」
頭の衝撃は先生の教科書だったらしく、まだジンジン痛む後頭部を抑える。
周りからくすくすと笑い声が聞こえてきて恥ずかしくなった。
あ、いふくんも笑ってる……
好きな人に恥ずかしいところを見られて顔が真っ赤になっていくのがわかった。
今日は早いとこ帰ろうかな…
先「明日も元気に登校しろよ~」
先「それと、一ヶ月後に迫っている修学旅行の部屋決めだが―――」
先生の話が右から左へと流れていく。
頭の中は妄想でいっぱいで、話なんか一欠片も残っていない。
今日は確か部活がないからいふくんの方に行ける……、!!
てことは、いふくんはテニス部で昨日は女テニが外練だったから……
男子は外か。
なら、かっこいいいふくんがフェンス越しに……!
早く帰るなんて言う言葉は頭の隅っこに追いやって前言撤回。
にやぁ~っと顔が歪んでいくのが自分でも分かる。
そうと決まれば行動だ。
先「以上で話は終わりだ」
先「各部活大会が迫ってるんだからしっかり打ち込むように」
学「起立、礼」
ク「さよならー」
挨拶とともに響いたホームルームの終わりを告げる鐘。
いふくんに狙いを定めるとまだ教科書をしまっている様子。
この場合だと部活に行くのはすぐだな……
僕もバックを引っ掴んで諸々の道具を突っ込みテニスコートまで急いだ。
呼吸を整えながらフェンスの網越しにいふくんのことをちらり見る。
木陰に隠れているから、あちらからは見えないはず。
バッグを置いて芝生に腰掛けた。
そろそろ部活が始まる頃、いふくんの動作ひとつ見逃さないようにしなくちゃ
先『男テニ集まれ~』
先『今日の練習だがーーー』
先生の指示に従いみんながそれぞれの場所でウォーミングアップしていく。
いふくんはというと1人静かに屈伸していた。
いつも疑問におもう。
何故いつも1人なのか。
友達と喋っている所をあまり見ない。
僕にとったらそういう性格もかっこいいとしか思えないけれど。
ただ部活の子達とは仲が良さげ。
それは知っている。
ほ「僕と付き合っては…くれないかなぁ」
もちろん告白する勇気なんてこれっぽっちもないけど、モタモタして誰かに取られたりしたらたまったもんじゃない。
走っている彼を横目にため息をついた。
肩を叩かれ目を覚ます。
眠い目を擦り上を見あげると大好きな彼が視界いっぱいにひろがった。
混乱で頭が埋まっていく
ほ「ぇ、ぁ…いふ、くん……?」
い「お前、なにしとん」
い「こんなところ居ったら風邪ひくで」
ほ「あれ、部活……」
い「もう終わったけど…」
ほ「へぁ…!?」
魂が抜けたようにヘナヘナ力が抜けていく。
最初の意気込みはなんやら。
寝落ちでおわるとかどうかしてる。
しかも大好きないふくんに寝顔を見られてしまった。
それが1番恥ずかしい。
い「今日は遅いからもう帰り」
ほ「うん……」
い「なんでそんな悲しそうな顔しとん…?」
ほ「うぅ”…なにも、聞かないで…」
メンタルズタボロでバックを掴む。
あぁ、今日はもうだめだ。
天を仰いだ時、部活着のいふくんが隣に並んだ。
い「まって、そういえばお前に言わんといけないことがあんねん。」
ほ「え?いふくんが……僕に…??」
い「おん」
い「やからちょっと待ってて欲しいんやけど……」
それってつまり……?
一緒に帰れるってこと!?
ほ「はわ、…まっ、待ってます…!!、」
い「おん笑 ちょっと待っててな笑」
部活棟の方へ走っていった彼。
その背中は少し泥だらけで、部活を頑張っていたことが伺える。
待ってる間にも鳴り止まない鼓動に汗がだらだらと首筋をつたった。
カバンの中を漁り、制汗剤スプレーとちょっとばかりの香水をシュッと振りまく。
彼が好きだと言っていた甘いムスクの香りに身を包んで、少し髪の毛を整えて。
気持ちは恋する乙女だ。
い「おまたせっ…!」
ほ「ぁ、いふくん…走ってこなくても良かったのに…」
色々と準備をしている間にも彼は急いでいたらしい。
乱れた息を整えている。
い「お前のこと待たせたらあかんやろ?」
ほ「へっ、?いやいや……そんなこと、」
優しい気遣いに素直になれないところが自分でも気に食わないけれど。
首をブンブンと横に振る僕にふは、と吹き出すいふくん。
い「今度からは待たせないように気をつけるわ笑」
ほ「いくらでも待つって言ってるじゃん!」
い「あははっ笑笑 ほとけはおもろいなぁ笑」
途端優しく微笑まれ、胸がドキッと高鳴る。
再度いふくんのことが本当に好きだとあらためて感じる。
こんなにも心臓はバクバクしてるのに、彼はきっとこの気持ちに気づいていない。
それがどうしようもなく悲しくて、でも告白する勇気なんかない。
我ながら矛盾している思考に呆れた。
い「ほとけ……?」
ほ「っあ、ごめ…なんだっけ、話って何?」
い「いや別に大した話じゃないんやけどさ…笑」
い「帰りながら話そうや」
ぎゅっと腕を掴まれて、引っ張られるようにして学校を後にする。
い、いふくんの手が、僕の腕に…、!!
ふわふわした気持ちで自分より頭ひとつ分抜けた高い彼を見あげる。
いつもと違うアングルで見るいふくんも相変わらずかっこいい。
い「ほとけ、っ……」
ほ「ぁ、なに?」
ピタッと急に歩みを止めた。
切羽詰まった様子で振り返るいふくんに違和感を抱く。
沈黙で埋まった空気に気まづくて、急いで話題を振った。
ほ「と、隣のクラスの大野さんって美人で有名だよね、~」
い「っは、大野…さん」
ほ「う、うん…」
するとため息をついて俯いてしまった。
なにか地雷を踏んでしまったのか不安になってくる。
い「じゃあ、お前は大野さんが好きなんや…?」
ほ「ぇ!?」
ほ「ちがうちがう、僕には僕で……その、//」
ほ「好きな人、いるからっ…//」
思い切って本人の前で告白の手前までしてしまった。
どんどんかおが真っ赤になって、緊張から手が震えているのが分かる。
い「……どんな奴なん」
ほ「へ、ぁその、っ…」
ほ「かっこよくて、優しく…たまに微笑んでくれたりっ……/」
ほ「とにかくね、僕の大事な人なの……//」
服の裾をぎゅっと掴んで、僕なりにいふくんの大好きなところを口にした。
けれど彼の表情は暗くなるばかり。
何がそんなにそうさせているのか僕には分からない。
い「……んなやつ、やめとけよ…」
ほ「ぇ、ぁう……なんで…?」
い「なんでって……」
ほ「……っやめとけなんてっ、言わないでよ、ポロッ」
突然溢れ出した気持ちの量。
風に乗っていふくんの香りがふわっと飛んできて、大好きなのに伝わらない思いにもどかしくなる。
拭っても拭っても溢れ出てくる涙をごしごし吹いた時、ぎゅうっと力強く抱きしめられた。
いふくんに抱きしめられてる、と現実を受け止められない。
い「他のやつのところ、いくなよ」
ほ「んぁ”……っポロポロ」
い「ずっと…俺だけ見てればいいやん」
ムスッとした顔でそう告げた。
海のように青く澄んだ瞳に吸い込まれそうになる。
ほ「ぇぁ”っ、ポロッ い、ふくん”ッポロポロ」
い「ん?」
ほ「っ”すき、ッなのっ…”ポロポロ」
い「ほとけ……」
ほ「いふくんが”ポロッ すきッ”…//…」
目を丸くして僕のことを見つめる。
好きだってこと、伝えてしまった。
男同士なんて気持ち悪いし、周りに可愛い女の子なんか沢山いる。
僕なんて選ばれるわけないって思ってたけれど、それは間違っていたらしい、
い「ッぁ、ふふ…そうか」
い「俺も、お前が好きやで」
コソッと耳元でそう囁いた。
頬がぶわっと赤く染って、2人だけの空間にいるような気分になる。
い「泣くなよ笑」
ほ「だ、だっ”て……ッポロ」
親指で涙をぐいっと拭われて視界がクリアになる。
困ったように笑ういふくんが僕の事を見つめていた。
い「両思い、やったんやね」
ほ「うん……」
い「じゃあ、改めて。」
ほ「ぇ、あ……///」
スっと膝まづいて片手を優しく包み込むように掬われた。
そのままちゅっと可愛い音を立て、口を開く。
い「付き合ってくれるよな笑」
ほ「はッ、はい……//」
少し上から目線な物言いが彼らしくて思わずクスッと笑ってしまう。
夕焼け空の下。
そよ風に乗って香った甘いムスクの香りは彼との恋を表しているようだった。
おまけの修学旅行編
メンバーさん登場させてみました^_−☆
初の6人勢揃い🥹(では無いか)
ほ「ほわぁ~……//」
い「2人部屋なんてほんまにあったんやな笑」
ホテルとクラスの男子生徒の人数の都合上。
3グループが2人部屋にならなくちゃ行けないところを滑り込みで勝ち取った。
2人部屋だけベッドだからか、結構人気だったがくじ引き運が良かったのか見事に当たりを引いたのだ。
い「風呂はさっき入ってきたし、ごはんも食べた。」
ほ「じゃあ……」
ほ「あれやりますか……」
あれ、とは。
実は2人部屋があることが知らされる前に事前に同じ部屋にしようと決めてたメンバーがいる。
そのメンバー達と離れてしまったことから自由時間は遊ぼうと決めていた。
い「俺ちょっと呼んでくるな」
ほ「うん!」
ガチャっと音を立てて扉がしまる。
途端1人でさびしくなるが、これから夜も長い。
この先の事を考えて少しの間気持ちの隙間を埋めていた。
し「はいイムくん脱落~笑笑笑笑笑」
ほ「はぁ”??ちょっとしょうちゃん、それにみんなも!」
ほ「僕市民なんですけど!?」
り「へー、信じられない」
ほ「りう、、ちゃん……?」
大勢でやって楽しいゲームと言ったら人狼ゲーム。
役割カードがないちゃんから配られて役職を見てみればまさかの人狼。
皆から悟られないように頑張ってたつもりなのに……
ほ「僕が人狼ですよ~だ」
ほ「まあ?みんなの面白い顔が見れるからいいけど~笑笑」
い「素直になれよ笑笑」
ゆ「嫌味のつもりなんやろ笑笑」
アニキに頭をわしゃっと掻き回すように撫でられる。
頭がボサボサになってしまうけど、この頭の撫で方以外に好きだったりする。
愛情がこもってる大きな手はいふくんよりもぶ厚い。
もちろんいふくんの手の方が好きだけどね!!
い「んぅ……アニキ、カード見えそうやけど」
ゆ「は、ちょ見てんちゃうかんな?!」
い「アニキが悪いやろ笑笑」
2人でじゃれ合い始めた。
少しだけ嫉妬するけど相手はあにきだし……
な「ほとけっち、手空いてるなら司会者やってくんない?」
ほ「あ、いいよ」
ないちゃんから紙を貰う。
そこにはそれぞれの役職が書いてあった。
ふーん、ないちゃん人狼なんだ。
あ、ほらやっぱり。
いふくん人狼じゃなくて市民じゃん。
みんな騙されてやんの
思うところはあるけれど、そういう策士なところがかっこいいのも事実。
はぁ、とため息をついて時計を見上げた。
ほ「結局いふくんに勝てなかった……」
い「ふひ、お前がアホすぎるんちゃう笑」
ほ「そんなことないんですけど~」
結局人狼側の勝利で、僕とないちゃんの勝ちだった。
まあ、ほとんどないちゃんの手柄だけど……
現在みんなが帰った部屋で、ベッドがふたつあるのにも関わらず、ひとつのベッドでいふくんとイチャイチャしている。
ほ「ぁ、いふくんってまつ毛長いんだね」
い「はぁ?まつげ?」
枕を背にもたれかかっているいふくんのお腹に乗り上げて彼の瞳をのぞきこんだ。
キラキラ光っている瞳の上につやつやと光沢のあるまつ毛が影を落としている。
ほ「きれぇ……ぁわ、」
い「そんなに見たいんやったらもっと顔近づけなあかんね」
ぐいっと腕を引っ張られて抱き寄せられる
その時にふわっと香るいふくんの匂い。
まるで誘っているかのように馬乗りで跨っている僕ににやにやした顔して見つめた彼がお腹をスーッと撫でた。
ほ「んぅ、/」
い「しー、へんな声出したらバレるで笑」
ほ「い、いふくんがそうさせたんじゃんッ!///」
べちっと叩こうと身動きをとろうとした時にゴリっとおしりに当たる硬い何か。
それがいふくんのモノってことぐらいわかってる。
い「ほとけが可愛いから勃ってもうたんやけど」
ほ「はゎ、//知らないもんッ…!///」
い「えー?いいやんか別に 減るもんちゃうやろ」
ほ「そういう問題じゃ、っ//」
くるっと視界が反転し、今度はいふくんがいっぱいに広がる。
白い腕が僕の頭の横に置いてあり、まるで逃がさないとでも言っているかのよう。
い「……襲うで、」
ぱちゅっ、ぱちゅ、
ほ「ん”ぁ、♡っはぁっ///」
い「可愛いな、♡」
ほ「ちゅ、してっぇ♡//」
い「ん、」
ちゅっ
い「大好きやよ」
『彼女枠にはいれますか 🤪×💎 R18』えんど
追記:
なっちゅの方の小説見てもらえればわかると思うのですが、えぇ、むぬの小説に💎くんが頭を教科書で先生に叩かれる場面ありますね
その他なっちゅと似てる部分ありますが
ヤラセではありません
偶然です笑笑
以上です🥹
読んで頂きありがとうございました🥲
この作品はいかがでしたか?
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コメント
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好きだから曲パロ?とは途中で思ったんですけど、それ以上に表現の仕方が神です。 (何言っても軽く思えてしまうので神にしときました。) コメント失礼しました。
初コメ失礼します 😭 むぬさんの今回のストーリーすごく大好きでした 、、TT♡ 水さんが陰で青さんを応援しているところ・青さんを好きであるところ それと青さんは水さんのことを好き というあまあま…というかこういう雰囲気すごく大好きなんです !!😭😭 私は青白と白青しか勝たん 〜〜 !!おりゃあああああ()みたいな感じだったんですけど 青水すごくハマりました…こういう青水すごくすごくお気に入りです😣✋🏻🎀 それとサムネに一目惚れしちゃって !! もうほんとにうますぎて尊敬しています TT TT 好きだから。の歌詞の部分をストーリーにちょこっと入っているところ、大好きです !!!
やばいです尊いがすぎる…😭⸜🫶⸝ 好きだからを連想させられました(? ほんとにほんとに尊かったです🥹