コメント
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いつもいつも神なのやめてもらってもよろしいでしょうか、、
⚠注意喚起⚠
cp⇢☔🍍
地雷さん🔙推奨
BL注意
キャラ崩壊注意
誤字脱字、初心者注意
運営さん大好きです!!
R注意
AkSide
なつくんと付き合い始めて3年。
今日から変わることがある。
Hn『こさめっこさめっここ広いな!!』
顔の周りに✨️が見える。
思いっ切りはしゃぐ君がとても愛おしい。
Ak『そうだね、笑。ここにして良かったね。』
Hn『何笑ってんのっ(むぅ』
君は頬を膨らまして、荷物を取りに行ってしまう。
そう、こさめたちは同棲生活を始めるのだ。
明日でこさめは大1、なつくんは高2になる。
月日が経ったことを改めて感じさせられる。
Hn『こさめ見て!!バスルーム広い!!』
Ak『もう全部見たの?』
Hn『寝室はまだー!!』
これから始まる絶対楽しい新生活に
ワクワクする反面、こさには悩みがあった。
“口はまた今度”
あの日交わした約束を
未だ、果たせないでいる。
…長くないか、流石に。
もう3年も経つのに…。
こさめは早くなつくんの唇を奪いたい。
でも、大きな問題がある。
Hn『えっっっっっっ!?』
Hn『こさめっ!!ちょっと来てー!!』
あぁ、多分気づいちゃったんだろうな…
内心焦りながら、なつくんの元へと向かう。
Ak『なぁに~?』
Hn『ベット一つしかなくない…?』
Ak『うん。そうだね。』
何も気にしてないと風に、返答する。
Hn『そうだね。じゃないでしょ!?』
Hn『どーすんの、これ、』
Hn『もしかして…//そのっ…//』
急にもじもじしだした君を見て、
心の中で喜びを叫びながら問いかける。
Ak『どしたのっ、笑?』
Hn『添い寝、するの…?//』
これぐらいで照れちゃう初心な君が可愛い。
Ak『そうなるね。』
Hn『んぇ…///恥ずかしい…///』
赤面に、涙目、上目遣いに、萌え袖。
こさめの癖に完全にどストライクしている。
Ak『っ…//』
流石にこれは、無理だった。
我慢できずに、想いが溢れていく。
Hn『何でよ…?///』
もう一押し、攻めてみたい。
照れさせて、泣かしたい。
スイッチが入ってしまった俺は、
もう止められない。
どさっ
半ば乱暴に君をベットに押し倒す。
手首を片手で縛って、頭の上に移動させる。
君の上に覆い被さって、顔を近づける。
吐息が君にかかるように。
Hn『ちょっ、こさめっ…!?』
耳に向かって囁く。
Ak『なつ?(囁』
Hn『っぅ…///(ピクッ)』
Ak『なんでかって言うとね?(囁』
Hn『やぁっ…///こさっ…///(ビクッ)』
少し耳に囁くだけで、ビクビクしてしまう。
そんな君も大好き。
Ak『こーゆーことがすぐできるからだよ?(囁』
Hn『へんたぃっ …///(ビクビク)』
ビクビクしてる腰に手を当てて、
つー。となぞる。
君から小さな声が漏れる。
いつもの低温からは
想像できないような、高くて可愛い声が。
本格的に止まれなくなりそうだ。
君の頬に手を添えて、口を近づける。
額と額がくっつく。
君の真紅の瞳に溺れていく。
墜ちてしまいそうになった時。
君の手を押さえる手が、振りほどかれる。
自由になった君の手が俺の口を抑える。
Hn『ストップ、です…///』
そう言って、君はするりと拘束から抜ける。
Ak『…何でキスしてくれないの。』
Hn『無理なもんは無理!!///』
Hn『こさめは反省して!!//』
Ak『…はーい。』
Hn『じゃあねっ!!/』
ばんっ
そう。
“キスをさせてくれない”大問題。
彼曰く、恥ずかしいとかなんとか。
勿論、それも可愛いのだが、唇を奪いたい。
まじで現役大学生の性欲舐めんな?((
奪った後に照れてる君も見たいし、
何より…
誰かに奪われたくない。
後日奪う方法を考えるとして、
こさめは彼の元へと向かった。
____翌日。
ぴぴぴぴっ
Ak『なつくん起きて~』
こさめは抱きついているなつくんを起こす。
添い寝を恥ずかしがってたのに、
結局彼はすぐに寝てしまった。
Hn『ん…ぅぅん…っん?あさぁ…?』
Ak『ん、朝だよ。なつくんおはよ。』
Hn『こしゃ…?』
Ak『ふふっ笑なつくん寝ぼけてる?』
Hn『ぅゆ…かおぁらぅ…』
しぱしぱする目を擦りながら、
君は洗面所へ向かう。
後ろ姿が危なかっかしい。
Ak『なつくん、大丈夫?』
Hn『ぅ、だいじょぶ~。』
ふわふわしてんの可愛えぇ…(萌)
すっかりなつくんも目覚め、
とうとう入学式の時間が近づいてきた。
Ak『なつくん、ネクタイお願いできる?』
Hn『ん、任せろっ。』
しゅるる…。
ネクタイを閉めてくれてる
なつくんを見ながら、ふと思った。
Ak『なつくんに絞めてもらえる期間…』
Ak『しばらく空いちゃうね。』
Hn『シャツの時は第1締める!』
Ak『ありがと、笑。』
でも、多分基本トレーナーだよな…
Ak『トレーナーの時は?』
気になって、聞いてみた。
ネクタイを締め終わった君は、
形の良い顎に手を当てて、考える。
出来ればキスとかがいいな…
なんて、夢を見ていると君が顔を上げた。
Hn『…………………げる。』
Ak『ぇ?ごめ、なんて?』
顔を真っ赤に染めた君が。
Hn『キスしてあげる!!』
半ばヤケクソ気味に叫んだ。
きす…?
え、キスしてくれるってことだよね!?
やば…俺の彼女可愛い…
流石に嬉しいんだけど…
Hn『やだった…?』
黙ってしまったこさめを
心配そうに覗き込んでくれる。
Ak『ぜーんぜんっ?』
Ak『ただ…』
勢いのままに君の唇を奪う。
髪と髪が触れ合う。
視線が絡む。
君の息がかかる。
俺の息で、君の髪が揺れる。
Hn『…こさめっ///』
Ak『今日はどっちも欲しいかも♡』
今日は新たな挑戦の日だ。
ちょっとぐらい欲しがったって、
鉢は当たらないよね。
Hn『ばかっ///』
Ak『ごめんってー。』
Ak『…じゃ。』
Hn『行ってらっしゃい。』
ほんのり頬を桜色に染め、
優しい愛顔をこちらに向けてくれる君に
愛顔を返して。
Ak『行ってきます!!』
未来へと続く扉の向こうへ、駆け出した。
Hn『ぱちっ』
昔の夢を見た気がする。
こさめと俺の夢を。
Ak『あ、なつくん起きた?』
Hn『ぅん…』
Ak『眠そうだね…』
Ak『ほら、初詣行くよ。』
Hn『へいへい。』
こさめと俺は社会人になった。
2人で楽しく暮らしている。
時刻は1月1日4:58分。
5:00に出るらしい初日の出を見るために、
この時間に出ることにした。
Ak『何お願いする~?』
Hn『商売繁盛、億万長者。』
Ak『金の亡者やん…w』
Hn『ウソウソw』
Hn『…こさめと幸せに暮らせますようにかな』
Ak『こさめもだよ。』
朝日が出てきた。
Hn『こさめ、大好きだよ。』
Ak『俺も。愛してるよ。』
新しい1年の始まりを告げる朝日を浴びながら
最愛の君と、口付けをした。