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俺はヤクザに愛されています
秋季side
俺は相手を殴った。気絶したので
ベッドに寝かせた。俺が部屋に入ると
相手が目を覚ました。
秋季「お、起きたか？」
俺はそう相手に聞く。相手はきょとんとした顔で、
修一「……失礼ですが、誰ですか…？」
と聞いてきた。
秋季「あ、自己紹介がまだだったな。俺の名前は上平秋季だ。」
そういうと相手も
修一「あ、俺の名前は……」
と、名前を言おうとしていたので、俺はそれを遮って、
秋季「知っている。神谷修一だろ？」
相手はなんで知ってんだ？みたいな顔をしていた。
修一「すみません、なんで俺の名前を？」
と聞かれた。どうやら俺の予想は当たっていたようだった。
秋季「最近俺んところの部下がやられていっているからな、調べさせてもらった。」
また相手はぽかーんとしていた。
秋季「そうなるのも当然だな。『いきなり出会った奴が自分の名前を知ってる』なんて、
俺だったら信じたくねぇもん。」
そう言って少し微笑んだ。意外と反応が可愛い。「俺のモノにしたい」そういう感情が
少しずつ芽生えていってる。一体俺はどうしたんだ。そうなりながら相手を見ていると、
修一「俺、帰ります。ありがとうございました。」
そう俺にいって、どこか行こうとする。
秋季「おい、どこ行く気だ。」
少し低い声で相手に尋ねた。
修一「そんなこと言われたって、俺には俺の生活があります。それでは。」
そう吐き捨てて玄関へ向かっていく。扉を開けようとしても開かないのを見て相手は
少し必死に開けようとしていた。
秋季「こんなこともあろうかと鍵を掛けてたんだよ。」
と俺はいう。絶対に逃したくない。そういう気持ちで。
すると相手はいきなり窓の方へ走り出した。
秋季「おいｯ！待てｯ！」
そう俺は相手に呼びかけるが、聞く様子すらなかった。相手は窓を開けて、飛び降りた。
秋季「おいｯ！？ｯｯｯｯ！クソｯｯｯｯ！逃げんなｯｯｯ！」
俺は怒りに任せてそう発言した。
彼奴が運動神経がいいのは予想がついていたが、この高さを飛び降りるほどの
運動神経はないと思った。それが大間違いだった。
秋季「ｯｯ、、クソｯ、次見つけたら俺のモノにしてやるｯｯ、、」
そう言って1日を終えた。
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