続きでーす どうぞ!
女研ディスコから抜けて、ベランダに出る。
キャメさんの言う通りだ、もう風が強くなってきている。今日は晴れているから洗濯日和だなんて思っていたのは間違いだった。
一人暮らしだから洗濯物は少ない。ましてや女性は、下着を外に干すことなどできないから、数が少ない。
こんなにも晴れているのに強風とは…なんて一息ついてしまえば、ハンカチが宙を舞った。
💚「あっ……」
(あれは誕生日にせんせーからもらったやつ…。)
一応じゅうはちにLINEして、取りに行く。
💚〘ごめーん、洗濯物飛ばしちゃったから取りに行ってくる!すぐ戻ってくる〙
💜〘はーい〙
可愛いアザラシのスタンプが送られてきた。
(あったあった。誰かの手に渡ってたら諦めようと思っていたけど。)
私はすっかり気を抜いていた。すると、どこからかシャッター音が聞こえた。
背筋が凍った。だけど動かないわけにはいかない。反射的に手足を動かした。
つけられている…今までこんなことはなかったのに。
人の多いほうへ走る。
―――その頃、女研ディスコサーバー
💜「まちこ遅くない?洗濯物取りに行ってくるとは言ってたけど、 それにしては遅いよねぇ?」
❤「だね」
💗「ニキニキのフラグ回収しちゃってるじゃんw」
💛「ほんとだw」
💙「ま、すぐ帰ってくるやろ」
💚「はぁ…はぁ……なんで…っ」
後ろを見ずともわかる、まだついてきてるということが。
どのくらい走っただろう。今にも倒れそうだ。
人に紛れ、隙ができた。細い裏道に入る。今のうちに助けを呼ぼう。
警察?いや、こんなことで呼ぶわけには…。
古びた時計のように動きにくくなっていた頭をフル回転させる。
震えた手でスマホを強く握り、あの人に電話をかける
えー、思ってたより長くなりました
小説難しいですね…頑張ります…
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