久しぶりに文章を書いたから変な部分が多いかもしれない❗️気にした方は射殺します
「ふあ…………眠………」
朝の9時頃、007n7は起床した。が、朝の清々しさよりも、ある違和感を感じていた。
(……………また、だ…)
誰かに見られている気がする。
電気の付いていない部屋、ふとした瞬間見える暗闇、更には自分自身の影。
それら全てから、視線を感じる。
隅から隅まで探したし、c00lguiで人が検知されないか試したりもした。けど、そこには何も無かった。俺に認識出来るものは何も。
「はぁ、俺もついに病人か?」
なんかそう言う症状の病気があった気がするが、細かい事はどうでもいい。とにかくこの視線に理由を付けたかった。
そうやって自分の中で無理矢理不安を丸め込んだ後、今家には殆ど食べ物が無かったことを思い出す。
「ん〜…適当に何か買ってくるか…」
独り言を呟きながらベッドから立ち上がって、眼鏡を掛けた。
なんだかいつもより影が濃い………暗闇がこちらを見ている、気がするが…どうせこれも気の所為だろう。
「…………大丈夫、全部勘違いだ……」
いつも通りドアノブに手を掛けて玄関のドアを開ける。
その日常的な行為の先に、見慣れないものが置いてあった。
「んあ、何だこれ?」
光る白い欠片?のようなものが落ちている。
「…………ストーカー???」
“玄関先に変なものを置き、その後にSNSを確認して住所を特定する”…そんな事例があったらしい。
周りを見渡すが、怪しい人物は見当たらない。
「う〜〜ん…、これどうしたら…」
取り敢えず家の中で調べようと、欠片を拾おうとした時。
”ガシッ”
「…はっ、………!?……」
自分の右手首が、後ろから誰かに握られた。
咄嗟にc00lguiで攻撃しようとするが、何故が起動出来なかった。力が強くて振り払えそうにはないし、恐怖でそもそも上手く動けない。
『ごめんねseven……どうやって気付いて貰えば良いか分からなかったから』
知らない声だった。
視界の端で確認しても、知っている人間の姿ではないし、そもそも俺の知り合いにはこんなに身長の高い奴は居ない。
ストーカーだったらまだ良かったかもしれない。俺の後ろに居るのは確実に”上”の存在だ。
「だ…………誰…………?」
『後で教えてあげる。』
(後で??この後何をされるんだ………??俺はこいつからどんな恨みを買ったんだ………???)
嫌な想像をしてしまって顔が青ざめる。
『sevenの事ずっと見てたんだ、やっと会えて嬉しいよ…!』
「…え」
(見てた、って事は最近の視線はこいつのせいで、そして”嬉しい”………?)
思考がぐるぐる回って俺が宇宙猫状態になっている中、視界が暗く、闇に覆われる。
何も見えなくて、誰かに身体を抱かれている感覚だけある。
このまま何処に連れて行かれるのだろう…
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続き死ぬほど楽しみにしております