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〜京都のある町の早朝〜

秋の紅葉がとても綺麗にいろづく街を走っていく。

今は朝早くて人はあまり見当たらん。

走っていくと涼しい風が少しほてった私の身体を涼しくする。

もぉどのくらい走ったんやろ。

走りながら手元の時計を見る。

今の時間は朝の6時になる少し前

うちが家を出たのは5時くらい。だから軽く1時間は走ったんやな。

紅葉(くれは)「…ってもぉ1時間もたっとる!?はよ家に帰らな朝ごはん食べられなくなる。」

慌ててきた道を走って帰る。



時間を忘れるくらい夢中になって走るのはええんやけど……今日は長く走りすぎてしもうた。

走りながらまだ少し薄暗い空を見る。

紅葉が風に舞ってすごくきれいや。

薄暗い空と紅葉。

そして秋の風。

春、夏、秋、冬。

色んな季節がありよるけど…うちはやっぱり、1番好きな季節は秋やと改めて思った。


いろんな街の景色を見なて走っているうちに自分の家についた。

紅葉(くれは)「ただいま〜!」


靴を脱いで急いでリビングへと向かう。

紅葉(くれは)「うちの分の朝ごはんまだ残っとる?」


母)「おかえり紅葉!そんなに急いで帰らなくても朝ごはんは残っとるよ。」

紅葉(くれは)「そうやけど……今日1時間も走っとったから学校の準備とかあるから早めに変えればゆっくり食べれるかなぁ思って急いで帰って来よったは!」

母)「1時間も走っとってそんなに元気があるなんて……ほんとにすごい体力があるんやな。」

紅葉(くれは)「すごいやろ!体力だけはうち昔からじしんあるんや!」

母)「はぁ……そのすごい体力を勉強の方にも使えんのか?」

紅葉(くれは)「あはは……勉強に体力なんてうち使いたくない。」

母)「そんなん言うとるからテストで毎回赤点とるんやろ?少し勉強する気にはよなって欲しいは……」

紅葉(くれは)「そんな話はええから!はよ朝ごはん食べよ。」

母)「そんなことって……これは大事なことなんやで!?まぁ…この話はあとからでもええか紅葉、紅と秋と杏を起こしてきてや。3人揃ってから朝ごはんや。」

紅葉(くれは)「紅兄さんまだ寝とるの?というか……うち以外の兄妹起きてなかったんかい。」

ブツブツいいながらも兄妹を起こしに行く。

紅葉(くれは)「紅兄さん〜!朝ごはんやで!」

紅(こう)「ん〜……あと5分。」

紅葉(くれは)「5分も待てん!はよ起きんかったら紅兄さんの朝ごはんうち貰うからね!」

紅(こう)「わかった……起きるから俺の朝飯は食うな。」

紅兄さんが寝ぼけながらも起きてきた。

紅葉(くれは)「後は……秋と杏だけやね。」

秋と杏はうち弟と妹で中学2年が秋、中学中学1年が杏。

紅兄さんはうちと同い年。

よくうちと3人はよく似てる言われとるけど……朝早く起きるか起きないかでは違いが多い。

うちは起こされなくても起きれるも起こすけど杏は早く起きれる。

紅兄さんと秋は……

どれだけ声をかけよってもなかなか起きられん。

そんで遅刻ギリギリになったと帰った時によく起こる。

そこから少し言い合いが始まってお母さんが止めるのが日常茶飯事や。

紅葉(くれは)「秋、杏!朝ごはんできたから起きて!」

秋、杏「ん〜……」

杏「紅葉お姉ちゃんおはよぉ。」

紅葉「杏おはよ!紅兄さんリビングで待っとるから階段降りて行っといで!」

杏「はーい。」

杏を起こすことは出来たけど……

紅葉(くれは)「秋〜。杏は起きたで?秋もはよ起きて!」

秋「もぉ少し寝かせてくれや紅葉姉ちゃん。」

紅葉(くれは)「もぉ十分うちは待った!はよおきないとうちが杏と一緒に秋の朝ごはんたべるからね?」

秋「う〜……」

紅葉(くれは)「さて……秋は起きないから杏に秋に俺のご飯食べてええよって言ってこよぉーっと。」

秋「待って紅葉姉ちゃん。起きたからそれだけはやめてくれ。」

渋々と秋も起きた。

リビングに4人兄妹が揃ったので朝ごはんを食べ始める。

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