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ここはどこだろう
迷い込んでしまった
古めかしい赤の桟橋に大きな満月
月の光で夜なのに影がでる、物がハッキリと見える
人気もない、静かな場所に私は居た
水面を見ると反射した自分の顔が見える
青い瞳に金の髪、星空柄のリボンに整った顔
童話の姫様みたいだ
振り返ると光がでている
そっと手で触れるとピロリンと音がした
再び前を向くと赤い桟橋に人が居た
黄緑と青、マゼンタの着物を着た小柄なニンゲン
パンプスのような靴を履いている
水色の肌に赤い眼が目立つ
「やあ、お客さん」
「ここに人が来るのは久しぶりだね」
「○○年ぶり?××年かな、それとも△△年?」
「あぁ、自己紹介を忘れていたよ」
「僕の名前はジェーピー」
「元々は別の名前があるんだけどこの名前を気に入ってるんだ」