テラーノベル
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これは「リトルナイトメア」のストリーや設定を元に書かれたBL二次創作です。
私自身の解釈や捏造でストーリーを作っているためゲームに対する解釈違いが生じるかもしれません。
多少のグロ要素や不衛生な表現・年齢操作を含みます。
当ゲームやご本人様には一切関係ありません。
ruwnです。以下伏字なしです。
ワンク
あまりにひどい現実だった。山奥の家は親がやっていた暗殺業の残骸が残り、村へ降りれば怯えられ、罵声を浴びせられる。石だって投げられた。こんな状態でまともな精神力に育つわけもなく。俺は幼いながらに周りのモノへ不信感を募らせていった。そんな俺を見かねてか誰かが俺を精神かへ送り込んだらしい。しかし、俺はからしたら、目が覚めたらいきなり知らない天井と匂いがそこにあるのだ。それは俺の縄張りを無理やり引っぺがされたことと同義で、軽いパニックを起こした。それを機に俺の人間不信はより深まっただろう。しばらくそこで入院生活を送っていたが、定期的な地域間の交流、つまらないカウンセラーとの会話。これらは治療の役に立つばかりか、無理に苦手な人間との対話を強いられるため、おそらくストレスからであろう頭痛と悪夢にうなされるようになっていた。一応カウンセラーにもその旨は伝えた。又、夢の内容も。
その内容がなかなか気色が悪いもので、やけに大きな人型…人間?が大きな目のシンボルが掲げられている教会で鼻を抉るような異臭を放ってそこに鎮座していた。見上げなければならないほどの大きさに絶対に逆らえない力の差を感じる。しばらく観察していると人型後こちらを向いた。その人型は性別すら判断することができないほど顔が溶けていて見るに耐えない。さすがに見つめすぎたか、人型がこちらに気付き近寄ってくる。よくわからない大きな雄叫びをあげてこちらを追いかけてくるのだ。わけも分からずその場から逃げ出そうとしたが体格差のせいですぐに追いつかれてしまう。最後には人型に体ごと掴まれ、手に力が入るのを感じたところで目が覚めた。
起きた時の汗ときたらもう、すごかった。それが俺が一番最初に見た悪夢。今でも鮮明に覚えている。その日から悪夢を見る機会が増えていった。それと比例し頭痛の痛みも増す。毎回やけにリアルな感覚と鮮明な記憶が残る。それ故、もはや寝ることすら恐怖を感じてしまった。今は現実も夢もいられたものじゃあない。しかし、やはり俺も生きているので睡眠は必要になってくる。恐怖を抱え込んで潜る病室のベットは俺の中で一番嫌いな時間となった。
今日もまた悪夢を見た。しかし、いつもとは違う。そこには地面と大きな扉。空には星のような無数の目が浮かび、俺を見下ろす。ガサっと背後から音がしたと思えば、隣に分厚いコートを着込み、帽子を深く被ったがたいのいい男がいた。低い声で話しかけてくる。
「⚪︎le6&%』_…. sle)!#* to N)<+0”ere….」
男がよくわからないことを言う。英語だろうが、あいにく俺のは学校なんてものにいったことがなく、まともの教育も受けていない。男が何を言っているかわからないが、急に流暢な日本語を話した。
「眠れ、ロウ」
…ロウ。一瞬で俺の名前だと理解した。でも確か俺は別の名前だったはずで、ロウと呼ばれた瞬間その名が思い出せなくなった。ゆっくりと目の前にあった大きな扉が開かれる。中は淡い光を発してぼやけていたが、不思議なことに明るくない。俺はここにとび込むべきか。おそらく繋がるのはあの悪夢の世界。夢の中では毎回死ぬ直前に起きていたのだろう。だとすれば、ここに足を踏み入れれば速攻でお陀仏だ。しかし、現実に戻ってみたらどうだ?それはそれであの何もない病院で、いつ出れるかも分からないまま浪々と過ごすのだろう。仮に退院してあの村に戻れても碌な目に遭わない。村に行くたび死にたいと思った。ならばこっちの世界で、いつ死んでもおかしくない世界でひょろっと死んでしまったほうが楽ではないか。あっちの世界なら生物が死んだところで話題にはならないはずだ。
光に向かって足を運んだ。
どすん、どすん。…と肥え、飢えている大人たちが大通りを歩いていく。大人たちが次々と船に乗り、どこかへ連れて行かれる。船が出航し、人気が少なくなったところで、狭い道を走り抜ける。バレないように、慎重に。もうこんなところさっさと抜け出したい。狂った人間しかいないんだ。どこにいくかもわからず彷徨うしかない。ここにきたときは死んだ方がマシだと思った。俺の考えが甘かった。いざ目の前にあのでかい奴らが立ち塞がると恐怖で逃げ出してしまう。こんなんなら、あの時扉を潜らなければよかった。
あれからどれほど経ったのだろう。港で目覚めてから様々な場所を見てきた。学校だの病院だの、俺がここに来る前の街と同じような建造物なのにどこか不気味で近寄り難い。ここの街の人間はみな生気を欠く虚な目をしれいた。俺たち子どもも大概かもしれないが。そんなことはどうでもいい。もうしばらく何も食べていない。何かで腹を満たさなければ。そこら辺にはネズミの死体や生ゴミが多く転がっている。もうこれを食らうしかないのだろうか。したくはないが仕方ないだろう、ここの肉をはじめとした料理はどれも食力をそそるとは言えない。なぜか食わない方が良いと脳が訴えかけてくる。気色悪い…とまで思ってしまうほどだ。俺からしたらそこらの生ゴミだのよりよっぽど食いたくない。仕方ない。腹を括ろう。
所々で休息を取りながら歩き続けた。もうとっくに時間感覚など失われたが、おそらくしばらく歩いたのだろう。前から二つの光が迫ってくる。真っ直ぐしか進んでこないため、急いで端に避け通り過ぎるのを見届ける。がたんがたん、と大きな音を立てて目の前を通り過ぎていった。強い風と共に様々な情報が目に飛び込んでくる。あれは…なんだったかな…。知っている筈のものなのに、分からない。ここで自分がどれだけこの世界を彷徨っており、毒されているか実感する。中の乗客はお祭り騒ぎで馬鹿馬鹿しく暴れ回っていた。こちらに気づき窓を叩くものもいた。理性は毛頭ないようだ。先ほどの強風で久しぶりに頭から離れたフードと気づかない間に伸びていた髪が違和感を感じさせる。再度深くフードを被り、気を取りなおす。今後この線路に沿って進もう。
一定時間で通って行く乗り物……そうか、電車といったか。だとすれば先に駅がある。次の駅で少し休むか。
駅に着いた。くたびれた大人が行き交っている。駅も大分古びており、ぎしぎし歩くたびに音が鳴る。隠密に中に入るのには難易度が高い。必ず一人や二人にはバレる。見つかれば立場の弱い余所者の子供なんぞあっという間にボコされるだろう。どうしたものかと頭を抱えて少し後、遠くに何かを運ぶ人影か見えた。まぁ人影なんてたくさんあるが、その人影はなんだかやけに俺の目を惹いた。急いで追いかける。駅の裏口から入っていったようだ。少し高いいい地にあるドアノブをどうにか捻り急いでドアを開けた。そこに広がっていたのは炎で赤く照らされた部屋に三角頭の小人たちがせかせかと石炭を運んでいる様子だった。こちらには誰も気づていない。それほど必死に働いているのだろう。ここは何をしているのだろうか。中に入っても良いのだろうか。もし誰かにバレたら俺も彼らのように労働源として働かされるのだろうか。それは嫌だな。俺はここから帰りたいだけだ。しかし、あの人影はこの労働が行われている場所から外に出られているのにも関わらず出ていかないようだ。なぜだろう。それよりあの人影はどこだろうか。あたりを見渡すが、端の方は暗くてよく見えない。しばらくそこに立っていると三角頭の一人がこちらに気づいたようでこちらに寄ってきた。一人がこちらにきた途端、大勢でこちらに寄ってくる。好奇心が強いようだ。全員が集まってきた頃、奥から先ほどの人影と思われる子供が奥から出てくる。俺と同じ、元からこの世界にいたようではない。余所者の子だろう。
「なんできたの?ダレ?」
子供が口を開いた。第一声がそれとはなかなか面食らった。礼儀はないのだろうか…と。まぁ仕方ない。おそらくしばらくの間誰とも関わっていないのだ。この子もここにずっといるのだろう。それこそ能動的に小人たちを管理するのが日課になっしまうほどに。ともかく名乗らなければ。
「…ロウ。そっちは?」
…俺がここにきた時に名付けられた名前。あの調子だと他の子供達にも同様に名前をつけているのだろうか。なぜかは知らないが…。
「…僕は、ウェン…。」
「ウェンな。ここは……」
「ここの電気やらエネルギーやらを作るところ。まぁ僕らはここの奴隷みたいなもんだよ…」
ウェンは小人たちを見る。小人たちはウェンの言葉をあまり理解していない。知能指数はあまり高くないようだ。この小人はこの世界の様々な箇所で見られる。いずれの場所においても立場が弱く、奴隷のような扱いを受けていた。ここでもやはりそうか…
「そいつら、ウェンに懐いてんか」
小人がどのような感性を持っているのか、俺からしたら未知数だった。
「ん〜…懐いてるっていうか…。まぁ、犬みたいだけど、情みたいなもんはないみたいだね。」
「なるほど…?」
友好的なくせに情はない?たまにいるか、そういう人間。まぁ、なんにせよこいつらと人間的なコミュニケーションはできないということだ。
「ロウ、くん…?は、何しにきたの?」
「ロウでいいよ。俺は適当に歩いてたらここにきた。」
「歩いてきたの?危ないよ、」
この世界で、俺たちみたいな子供は移動するだけで命懸けだ。ウェンは移動という行為が危険だとわかっている、ということは少なからずここにずっといたわけではないのだろう。
「まぁ、今生きてるんだからそれでいいだろ。ウェンは最初からここにいたのか?」
「いや、…僕も最初は違うところにいたけど…」
「ここが安全だった?」
「…そう。もうここにきてどれ位経ったのか分からないけど、しばらくの間特に何もなく過ごせたから」
「…あとね、ここには僕がきた頃には、まだ数人他の子がいたんだよ。でも…」
ウェンの言葉はそれ以上続かなかった。今はウェン以外の子供は見当たらない。何かがあったのは明白だ。なんだろうこの駅には何かヤバい奴でもいるのだろうか。そいつに殺されていてもおかしくない。だとしたら、なぜウェンはここを離れないのだろう。
「…何かあったんだな。ならなんでここを離れない?」
「本当は今日離れようと思ってたんだ、でも…みんながまだ近くにいるかもだし…」
「みんな…?」
みんなとはウェンが一緒にいたという数人の子供だろうか?みんなのことを探しているのだろうか?
ウェンは俯き表情が伺えない。
「…うん。みんなね、変わっちゃったんだ。ここに染まりすぎちゃった。みんな形を保たなくなって、攻撃的になった。」
「…よく分からないんだが。」
「そうだよね、僕だってわからないから、…でも多分ここに長居するのは良くないんだよ。」
「僕もそろそろ移動しないとかも。」
何を言っているのだろう。いきなり訳のわからないことを言うウェンに困惑する。染まりすぎた?そんで体が変形するのか。まぁウェンの言い方だとおそらく移動さえすれば変体はしないのだろう。だとすれば俺の行く当てもなかった移動は正しかったのかもしれない。ウェンだって異形へと変形したくはないだろう。
「そうか…、ウェン、俺と一緒にいるか?」
「ぇ…」
「あぁ、もちろんウェンが嫌ならいい。まだ近くに暴れてる仲間がいるかもってことだったろ、明らかに危険だ。」
「最悪死ぬだろうし、それでもいいなら」
一度上がった顔がまた下を向いた。何か考えているのだろう。この世界においては1つ1つの選択が生死を分ける。慎重になるのは無理ない。ウェンがついてこなくても、ついてこなくても、そのどちらも妥当な選択だと思う。
少しの静寂の中、ウェンの口が開いた。
「僕、ロウくんについてく…。やっぱり、あんな姿になりたくないし、僕。」
その言葉を聞いた瞬間、確かに喜びを感じた。ウェンが俺と行くことを選んでくれた。俺は寂しかったのだろう。
それから、ウェンと俺は一緒に歩き始めた。ウェンとの行方のない移動は楽しかった。ウェン曰く、この移動は冒険らしい。
この物言いから察せるように、ウェンは自由で掴めないやつだった。そんなウェンといて、時々他の子供とも話して、一人の時には想像できないくらい楽しかった。特に何か特出すべきことがあったわけじゃない。いつだって命を脅かされていることは変わらない。それでも、心の拠り所の偉大さがわかった。
「ロウきゅんはさ、こっち来てよかった?」
「こっちってこの?」
「この世界来てよかった?」
「まぁ、前よりは楽しい」
「そっか」
「てかロウきゅんやめろ」
「はは、ログボ〜」
いきなりであまりはっきりと答えられなかった。嘘ではないから許してくれ。
「急にどうした?」
「ん〜いや?気になっただけ」
ウェンは自分のことはあまり話してくれない。聞いてもはぐらかされる。
なんともまぁ不思議なやつ。
変なところで切りますね。
この本文、5268文字ですよ。めちょめちょ長いです。
普段2000字くらいなんですよ。私。
これでまだ完結していないというね。
これの続きいつ出すかすら分からないです。
あと、今回はruwnでしたが、このてのストーリーは需要があるのてしょうか?
なくても個人的にとても好きな世界観なので書きますけど。
hrtyも中途半端なのにこんなん書いちゃって、無計画ですねー。
あれは最初、短編集にしようとしていたんですけど、気づいたら長くなってますし。
とにかく、
とっ散らかったあとがきですが、本文含め、読んでくださりありがとうございました。
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