「」 瑞
『』 桃
⚠︎ 注意
・腐表現有 ( 微
・死ネタ
・病気
地雷様 🔙
―――
「 そこ座ってて 」
『 わ !ふかふか ~ っ ! 』
「らんくん 、ふかふかの方がすきだもんね 」
『 … ? うん ! 』
「 はい 、りんごジュースしかなかったんだけど 、大丈夫 ? 」
『 りんごジュースだいすき!!! 』
「 よかった 」
『 ねぇみこと ~ ! これよんで !』
「 え?うちに子供向けの本なんて … 」
「 あ 、」
_ おれ 、みことにはこれ読ませたいんだよね ~
_ なんでうさぎとかめなの ? ( 笑
_ うさぎが好きだから … ?
_ は ~ ?らんくん意味分かんない ( 笑
『 … みこと ? だいじょうぶ ?』
「 ごめんねっ 、へいき 」
『 そう ? 』
「 うん 」
『 …… ギュー 』
「 ! 」
『 だめ 、がまんしてるでしょ 』
「 我慢なんかしてなっ … 」
『 なみだ 、でてるよ 』
「 へっ …… ポロポロ」
『 もう 、こさめは我慢下手なのに意地ばっかり張るから ~ … 昔っからそうだよね 、頼れって言ってんの !』
「 え 、?らんくん ,,, ? 」
『 ? あれ 、おれいま ,,, 』
「 ねぇ 、らんくん記憶あるの ? 」
『 きおく ,,, ? 』
「 ,,, なんでもない 、 ごめんね 」
『 ううん ! 』
らんくんの口癖だった 。
自分は頼らないくせに人には頼れ頼れって 。
こっちの台詞だし 。
そもそも 、らんくんが人に言うように自分もこさめを頼ってくれたらあんなことには ,,,
今更思い返して後悔しても 、憎んでももうどうにもならないけど 。
ある日 、気晴らしに外に出た 。
とある一件があってからこれでもかというくらい精神を病んでしまって 、もう何ヶ月も外にでていなかった 。
久しぶりの外は眩しくて 、生暖かかった 。
もう死んでしまった恋人が好きだった桜の木まで 、ゆっくり歩いた 。
一歩一歩を大切に 、踏みしめて 。
歩く度に思い出す過去 。
地面を見る度に自分を呪い 、彼を憎んだ 。
桜の木が近くなって花弁が降ってきて 、地面に落ちていく 。
少し 、上を向いたら見つけた 。
「 らんくん ,,, ? 」
後ろ姿しか見えないけど 、顔も見えないけど確信した 。
風に吹かれ揺れる大きめのピアス 。
周りを見渡した時に覗かせたピンクの前髪 。
帰ってきてくれたんだね 。
こさめのために 。
ねぇ 、また笑ってくれる ?
またこさめって呼んでくれる ?
また 、
また ,,, 昔みたいに叱ってよ 、
それで 抱きしめてくれる ?
また 、愛してくれるかな 。
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