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〜病院内 相談室〜
医師，どうぞ、お座りください
母，あ、はい ありがとうございます
魅和，…………。(無言で隅の椅子に座り
母，それで、、話というのは…？
医師，…実を申しますと
医師，もう一度、手術しなければいけなくなりました。
母，……はい、？
魅和，……ｷﾞﾛ…(医師を横目で睨む
医師，ｯ…手術後新たに体の中を調べた結果、
医師，怪しい点が見つかりまして
母，それ、本当ですか…？
医師，非常に申し上げにくいのですが、、
医師，本当です。
魅和，…その手術にゃ、何がいるんだ？
医師，放っておけば…1部の臓器もろとも、、
医師，再起不能になるかと…
魅和，……俺はダメか？
母，！？
母，ダメよ！！！！
魅和，うるせ…
母，あなたは柊にとってかけがえのないものなの！！
母，私もあなたがいないんじゃ…
魅和，ハイハイわかったから 落ち着け
母，！
医師，早くドナーを見つけて手術しなければ…
魅和，…”あいつら”は？
母，…詩音たち？
魅和，そ
母，…それも、ダメ…
魅和，ならどうしろって言うんだよ
母，………わ…私が、なります…
魅和，は？
魅和，母さんは1番そばに居てやらないと
魅和，いけない存在だろうが 何言ってんだ？
母，でも私以外にいないでしょ！？
魅和，……それもそうだな
魅和，…俺はあいつが助かるならなんでもいい
魅和，でもあいつが悲しむなら他の選択を選ぶ
母，どっち道、あの子は私たちのことは忘れてる…
母，なら最初から私が居なくても
母，あの子は悲しまないと思うわ
魅和，は…… それもそうだな
医師，！
魅和，……母さんは本当に良いんだな？
母，……えぇ、良いの
医師，…わかりました
医師，では、ドナーの手続きをお願いします
母，はい
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