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【オールライダー計画 創世・神の力】
第九話【破滅の兄弟】
オナ「いってぇ…」
設X「まぁ動けるならいいだろ」
現時刻7:27。本来なら眩い陽光が差し込んでいてもおかしくない。だが未だ太陽の前には謎の惑星が佇んでおり、夜のままだ
オナ「くそっ…あの星はなんなんだよ」
設X「知るかよ…にしても寒いな…」
(太陽光が遮られてから3日。地球の気温は少しずつ下がっている。気温の影響か、スーパーからは食材が消え、街に人はほとんどいない。)
(オナキン達は傷を負いながらも歩いている。そこに一つの影が飛び込んでくる。)
トッ…トっ………
(それはオナキン達の向こうから悠然と歩いてくる。そしてライトに照らされたその姿には見覚えがあった)
オナ「お前は…!!」
設X「中田大田中っ!!」
中田「………これはどういうことだ?」
設X「あ…?」
中田「私は…隣の部屋のヤンキーと反社キンの攻撃で死んだ……ASDキンが何かしたのか?」
オナ「…いや…ASDはとっくに倒した」
中田「……ここはあの世…でもなさそうだ……現時刻は7:30………朝のはずだ…それがなぜこうも暗い?」
設X「空を見てみろ」
中田「あれは…太陽……いや違うな…あの惑星の奥の光の輪郭……あれが太陽か……状況が見えない」
オナ「お前は‥生き返ったんだ」
中田「何…?私がか」
設X「そうだ…お前は生き返った時、何を見た?」
中田「知らん……私が目覚めたとき…中野のロフトの屋上だった…街には活気がなく…明かりもほとんど灯っていない…そして時刻を見た時その違和感は頂点に達した……私がなんの目的でこの地に足をつけられたのか……それを知りたい」
オナ「お前は…味方なのか?」
中田「…………」
(中田が沈黙する)
中田「………兄者は…?」
設X「兄者…?」
中田「田中大田中だ…」
オナ「知らない」
中田「そうか……」
オナ「‥…お前はどうするつもりなんだ?」
中田「わからない……ASDも兄者もいない…こんな世界で俺はどう生きればいいのだ」
オナ「それは…」
(オナキンは頭ごなしに仲間になれなんて言えなかった。それも当然 彼はASDに付き、自分の仲間を何百人と屠ったのだから)
設X「…今……この世界はあの惑星を創ったやつ…オールライダーキンの脅威に晒されている……あいつの目的は…この星の核だけを残し壊すこと……」
中田「…それを言ってどうする」
設X「それを聞いてお前はどうする」
中田「私は……」
…………その頃、千代田のロフトへ向かっていた反社キン達にも動きがあった
反社「あいつは…」
隣ヤン「あぁ……」
田中「………反社キン…」
(隣ヤン一行の前には中田の兄、田中大田中が立っていた。彼も中田と似た状況でこの世界に蘇った。そして、2人からASDの顛末や自分だけじゃなく目の前の2人も蘇ったクチだと知る )
田中「この世界で…私はどうするのですか?」
反社「しらねぇな…ただ…今はオールライダーをなんとか………」
(反社キンがあえて隠していたオールライダーキンに関することを口走る)
田中「…オールライダー?…もしかして…あの星に関係するワードですか?」
反社「っ……なんでお前はASD軍にいた!!」
田中「破滅願望………」
反社「なに…?」
田中「彼は……私の破滅願望を現実にしてくれようとした……だから私は彼について行った」
反社「お前の弟…中田は…?」
田中「中田は…わかりません……あの人は私を慕っているのか…私と同じ破滅願望を持っていたのか…わかりません…ただASD以前から私に協力をしていました…裏の人間として」
隣ヤン「裏の人間…?」
田中「えぇ…官房長官だったころ…私は表向きは民を思うような綺麗事…本質は破滅に向かう…そんな政策をしていました……そんな私の目論見に気づく人は少数いました…そんな邪魔者を消していたのが…弟です」
反社「傍迷惑な野郎め…」
田中「なんとでも言ってください……そして…今…ハラが決まりました………オールライダー…察するところ…破壊者なのでしょう………私は…彼に私の破滅願望を託すことにします」
反社「………っ」
田中「田中ビーム…ッ」
ズォォオオオオ!!
隣ヤン「馬鹿野郎!!!!!」
タタタタッ!!!
(隣ヤンが田中へと走る)
田中「近づきましたねぇ…!!!」
〔田中ドームシールド〕
隣ヤン「っ…!!」
反社「兄貴!!!」
(田中へと近づいた隣ヤンがドームシールドで閉じ込められる。このシールドは不可壊。反社キンは手出しができなくなった)
……同刻中田
中田「…!!!!」
オナ「…?」
中田「この気配は…兄者!!!」
オ・設「なに…!!?」
中田「そうだ…兄者ならオールライダーという破壊者を知れば再びそれに託す……つまり…私は兄者について行けばいい……」
オナ「……っ」
設X「コク…」
(オナキンが何かを感じアイコンタクトを送る。それに設Xキンが頷く)
中田「グラビティフィールド…!!!」
オ・設「オックスボム!!!!!!」
ズドォォオオオンッ!!
中田「っ!!!!!」
(中田が技を出す0.001秒前、少し早くオックスボムを中田へと撃つ。それは激しい爆煙をあげる)
ドゥンッ!!ドゥンッ!!
オナ「オナッ!!!」
設X「設Xッ!!!」
中田「ちぃ…!!!」
(爆煙の左右から2人が飛び出す)
オナ「パァァァァンチッ!!!!」
設X「ボムッ!!!!!!!」
ズドォーン!!!
中田「ぐっ!!」
スタッ
(中田がバックステップで2人の攻撃を躱す。そして攻勢に出る)
中田「グラビティフィールド!!!!」
ズゥンッ……
オナ「がっ…!!!!」
設X「重……ぃ…!!!」
中田「ニヤ……」
(中田がオナキン達へ歩み寄る)
カァァァアンッ……
(その時、中田の背後で何かが光った)
中田「…!!!」
(咄嗟に振り向く。そして、そこにあったのは巨大なバイオコーラ)
オナ「っへ…バイオ……スペシャル!!」
中田「っ!!!!」
ドォォォォンッ!!!!ズシュッ
中田「ぐっ…!!!!」
(中田はなんとか直撃を逃れるが腕に破片が突き刺さる)
フッ
オナ「っ!!」
設X「へっ…!!」
(中田のダメージにより重力力場(グラビティフィールド)が解除される)
オナ「畳み掛けるっ!!!!」
設X「おう!!!!」
中田「グラビティレーザーッ!!!!」
(中田が圧縮した前に落とす重力を押し出す)
トッ
オナ「当たるかぁあああ!!!!」
設X「っらぁあああ!!!!!」
中田「ぐっ…」
オナ「バイオマグナム!!!」
設X「設Xダイナマイト!!!!」
ドドォォォオオオンッ!!!!!
中田「クソッ…(防戦一方だ…!!相性が悪すぎる!!)」
(重力で動きを封じてもエネルギーの攻撃に重さを付与できない。)
中田「ならば……グラビティフィールド!」
オナ「うぐっ!!!」
中田「はっ!!!!!」
ドォォンッ!!!!
オナ「げはっ…!!!!!」
(中田がオナキンへ強烈な発勁を叩き込む。それによりオナキンがダウンする)
設X「設Xボムッ!!!!」
中田「___!!」
ドォンッ…シュゥゥゥ…………
(設Xボムを腕でガードする)
中田「……!!」
(そして設Xキンへと走る)
オナ「…!!」
(オナキンの重力が消える)
中田「っっ!!!!」
ドガッ!!!
設X「くっ!!」
中田「グラビティフィールド」
ズドォン…!!
設X「がっ…!!!!」
(中田は設Xキンの側頭へ蹴りを叩き込み、その衝撃で宙に浮いた設Xキンを重力で落とす。その衝撃は凄まじい。設Xキンが吐血する)
中田「……!!!」
ゴシャッ!!!
設X「ぐぁあああっ!!!」
(そのまま流れるように設Xキンが囚われてる重力に足を入れる。足は重力に引っ張られ設Xキンへ真っ直ぐ落ちる。それをモロに受けた設Xキンの右腕が砕ける)
オナ「テメェッ!!!バイオショット!!!」
ドドドォンッ!!!!!
中田「……っ」
設X「ぐふっ…設Xクラスターッ!!!!!」
中田「なっ…!!」
ドドドドドドォンッ!!!
(中田の周囲を爆発が囲む。その爆発は一つ一つが高威力。一撃でも戦闘不能になりかねない)
中田「くっ…!!!」
(中田は何もできない。)
オナ「ンモ腰腰腰腰……」
(わずかな時間ができた。オナキンは技のチャージを始める)
オナ「腰腰腰腰(ネオバイオスペシャルみたいに小型にしねぇと…設Xに当たる………やるしかねぇか!!)」
中田「っ…!!エネルギーが高まっている…!!」
オナ「あぁ!出ちゃう出ちゃう!」
設X「いっけ”ぇ”ぇ”え”え”!!!!!」
オナ「出たー出た!出たぁ……っ!!!ネオ……オナキンッ!!!!プレミアムーーーーッ!!!!!」
(オナキンのアドリブの技、ネオ・オナキン・プレミアムが炸裂する)
中田「………!!!!!!!」
ドゥンッ!
(爆発の牢獄をすり抜け、小さいバイオコーラが入り込み、中田の目の前にくる)
中田「(回避を…!!!)」
カッ
ドォォォォンッ!!!!
(それは眩く光り、爆ぜた)
中田「____!!!!」
ドォォォォォォォンッ!!!!!!!
設X「よしっ!!!!」
(設Xキンの重さが消える)
シュゥゥゥ…………
中田「っ………がはっ……」
オナ「諦めろ…中田」
(全身に爆傷を負い、倒れ伏す中田へオナキンが語りかける)
中田「私”…はっ”兄者にっ…ついて行く………だけ…だ…………」
オナ「…っ!!」
中田「……殺せ………」
オナ「何?」
中田「私は……ゴフッ……ここにいていい存在じゃない………罪人であれば死人でもある………自然の摂理に反する存在そのものよ……」
オナ「お前の兄はどうする」
中田「死ねばそれも関係なくなる………私は半死半生…生殺与奪はお前らにある……だが……ここを超えたら…私は兄の元へ行くだろう…」
設X「げふっ….」
オナ「設X…動けるのか」
設X「なんとかな…」
(設Xキンもほとんど満身創痍だ。砕かれた右腕はだらんと垂れ下がり、肋骨が3本逝ってる。内臓のダメージも無視できるものではない)
中田「………どうやって……」
オナ「ぁ…?」
中田「どうやって…ASDを殺した…………」
オナ「………!!」
コメント
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うわっ…第9話、めっちゃ重くて熱かった…!😭✨ 中田が「兄者についていくだけ」って言うとこ、胸がぎゅってなったよ…。死にたいわけじゃなくて、ただ兄を慕ってただけなのに、運命が残酷すぎるよ…。 一方で田中の「破滅願望を託す」発言もヤバかった…!あの兄弟、ほんと opposite なのに根っこは同じなんだね…。 オナキンと設Xキンの連携技、特に「ネオプレミアム」の畳みかけは読んでて拳握った!🔥 でも設Xキンの右腕砕けるシーンはマジで痛そうで泣きそうになった…次の話が待ち遠しいよ〜!