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福乱 嫉妬✕股ドン
股ドンが好きなのですが、誰も福乱でやってない……?(私が見てきた限り)なので自分で書いちゃいました☆
⚠️注意⚠️
福乱、嫉妬、股ドン、福乱以外の登場が少ない、喘ぎ書くの下手
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最近、福沢さんが僕に構ってくれない。
『事件を解決した』
そう云っても
「そうか。よく頑張ったな。」
と云うだけで、其れ以上が無い。
頭を撫でるとか、そう云うのはない訳?
福沢さんだって、仕事が沢山あるのは分かってる。
でも、恋人である僕のことも…
「ねぇ太宰」
解決策が自分では思いつきそうもなかったから、太宰に聞いてみる。
「何でしょうか、乱歩さん。」
「社長に…否、福沢さんに構ってもらうには如何したら善いかな。」
僕が社長ではなく福沢さんと呼ぶのは、プライベートで、という意味だ。
「成程…では、嫉妬させてみたら如何でしょうか?」
「嫉妬?」
「はい。社長は独占欲の強い方ですから…嫉妬させれば必ず乱歩さんのことを構うと思いますよ。」
「ふーん…分かった、やってみる。
…って訳で太宰、手伝え。」
「嫉妬の相手は私なんですね…」
うう、後が大変そうだ、と呟く太宰。
何のことやら。
翌日。福沢さんが社長室から出てくるのを見つけた。
(やるなら、今…だよね)
「太〜宰っ!善い甘味処を見つけたんだ、一緒に行かないか?」
「ええ、善いですよ。」
「じゃあ今から行こっ!」
「ふふ、はーい。
と云う訳で国木ぃ田くぅん、あとは宜しく〜」
「ッ、糞、
乱歩さんの頼みなら仕方ない…!!」
国木田が何か云ってたけど、気にしない、気にしない。
福沢さんは、如何感じてるかな…?
甘味処から探偵社に帰ったら、福沢さんに社長室に呼びつけられた。
(やった、効果あったのかな?)
「乱歩、」どんっ。福沢さんに壁に押し付けられる。所謂壁ドンだ。
そして顔を上げられ、接吻の体制になる。
「俺の事が嫌いになったのか?」
「へ、?否、違ッ…」
云い終える前に口を塞がれる。
「ッ、んん…ぁ、ぅ…ぅ、ん…ぁ」
ぴちゃぴちゃと厭らしい音を立て乍ら接吻をされた。
接吻の途中、股の合間に片足を突っ込まれた。
「っ、ふ、ぁ…ん、ぅ」
長い接吻。体に力が入らなくなり、福沢さんの片足に体を預ける形になった。
「ひうぁっ…!?
あっ、ちょ…これ、だめっ…‼︎」
ずん。福沢さんが片足を上げた。
「っ、!?は、ぅ、あぁっ…!!」
「何故甘味処に太宰を誘った?」
そう云う間も、片足を上げては下げてを繰り返している。
「ふく、ざ…っ…さんがッ…ぁ、っ…ぼく、に…かま、っ…!?っ…て、くれな…かった、からッ…」
一定間隔で与えられる甘い刺激に喘ぎ乍ら云う。
「其れで?」
「ぅ…ふく、ざ、さ…ぁ…
足、やめ、れ…!きも、ち、くて、っ…イっちゃ、う、から…!!」
「…。」
すっ、と足を引き抜いてくれた。
「っ、ふ、ぅ…は、は、は、ぁ…」
「其れで?何故太宰を誘ったんだ。
俺はもう仕事が終わっていた。其れを見ただろう?」
ああ、福沢さんは、怒っている。嫉妬し、太宰に怒りを覚えている。
「福沢さんが…嫉妬すると思って。
太宰が云ったんだ。貴方を嫉妬させれば、必ず構ってくれるって。」
「…そうか。」
…怒りは収まってしまった様だ。彼は何時もは口数が少ないが、怒る時は饒舌になる。…僕だけが知ってる福沢さん。
「済まなかった、乱歩。構ってやれなくて。」
「ううん。善いよ。
僕も御免。貴方を試す様な事をして…」
「そうだな、少し、寂しかった。」
寂しい。普段の彼からは絶対に出ない言葉。
「本当に御免ね。」
「嗚呼。では…」
とんっ。再び壁ドンの体制になる。福沢さんが僕の耳に顔を近づけた。
「今日の夜、久しぶりに沢山構ってやる…」
「っ、へ、?」
そして解放された。
「乱歩、仕事に戻れ。後は私の家でやろう。」
「あ…う、うん。じゃあ、また後で」
がちゃ。社長室のドアを閉める。
そして廊下の壁に凭れ掛かり乍ら呟く。
「ッ……最後は…反則、でしょ…/////」